予算3万円でいく!「飛騨高山・白川郷」大満喫の旅〜2日目〜

和田家
今回は東京・池袋から高速バスに乗り、「飛騨高山」と「白川郷」に行ってきました。2日目の当記事では白川郷旅の様子をご紹介!そこには、普段の生活では絶対に味わえない、優しくて穏やかな風景が待っていました。

まずは「飛騨高山・白川郷」旅のおさらいから

「飛騨高山・白川郷」旅の流れをおさらいしておきましょう。

出発地:東京都 池袋

目的地:岐阜県 飛騨高山&白川郷

日程 :1泊2日

人数 :1人

予算 :3万円

おすすめ:世界遺産や古い町並みが好き、写真撮影が好き、食べ歩きが好きな人

続いて2日目のコースはご覧のとおりです。

1日目:池袋→(高速バス) →富山駅→(鉄道)→高山駅

2日目:高山濃飛バスセンター→(バス)→白川郷→(バス)→金沢駅→(高速バス)→東京

最後に、2日目にかかった費用と所要時間はご覧のとおりです。

【2日目の合計金額】⇒7,740円の節約に成功!

◆バス4,000円+高速バス5,900円=9,900円

◇バス往復4,000円+新幹線13,640円=17,640円

【2日目の所要時間】⇒約7時間30分多くかかります

◆高速バス(高山⇒白川郷)50分+高速バス(白川郷⇒金沢)1時間15分+高速バス(金沢⇒東京)9時間20分11時間25分

◇高速バス(高山⇒白川郷)50分+高速バス(白川郷⇒金沢)1時間15分+新幹線(金沢⇒東京)2時間53分4時間58分

↓ 1日目をおさらいしたい方はこちら ↓

それではスタートです!!

―7:50 「高山濃飛バスセンター」から高速バスに乗車

高山濃飛バスセンター

白川郷行きのバスは「高山駅」すぐの「高山濃飛バスセンター」から出発します。朝イチの便でもこの人だかり。ネットで予約しておかないと席が埋まっている可能性があるので注意してくださいね。

―8:40 「白川郷バスターミナル」に到着⇒観光へ

濃飛乗合自動車

50分ほどで「白川郷バスターミナル」に到着!1日目で過ごした飛騨高山からさらに温度が下がるので、温かい服装で来て大正解!冬は雪が積もっていることもあるので、靴にも気を配るとよさそうです。

◆写真好きは必ず行くべし!「萩町城跡展望台」

天守閣展望台

筆者がまず目指したのは「萩町城跡展望台(おぎまちじょうあとてんぼうだい)」。9時からシャトルバス(片道200円)が運行していますが、時間があったので歩いて行くことに。

天守閣展望台

はい、見てのとおり急です。笑

しかし合掌造りの集落を見下ろしながら歩くので、景色には困りません。空気も澄んでいて心地いい♩

天守閣展望台

15分ほど歩いて到着。この日はあいにくの雨と雪でしたが、もやがかかっている感じもまた趣がありますよね。何度来ても、ちがう景色が見れそうです。記念撮影にも、一眼等での撮影にも、おすすめのスポットでした。

◎「萩町城跡展望台」の基本情報

営業時間 24時間
(荻町城跡展望台に車を停めて集落内を見学しないでください)
定休日 なし
Googleマップ https://goo.gl/maps/Te5RVmp5qnEGAsZU8
電話 05769-6-1311(観光振興課)
公式サイト https://www.vill.shirakawa.lg.jp/1284.htm

◆白川郷一の大きさを誇る「和田家」

和田家

「萩町城跡展望台」から戻り、少し歩くと目に入るのが、この大きな大きな合掌造り。

「和田家」は白川郷一の大きさを誇り、庭や生垣、周囲の田畑や水路など、周辺環境の保存状態が良いことでも知られています。主屋から土蔵、便所まで文化財に指定されており、実際に中に入って和田家代々で使用された遺物や民具を見学することができます。

和田家

写真では伝わりづらいですが、中はとーっても広々!

和田家

一家にひとつあった囲炉裏だって、この大きさです。

和田家

2階に上がるとこんな景色も楽しめます。まるでタイムスリップしたような心地。見ているだけで、心が安らぎます。

和田家

上っていけるのは2階までですが、すき間から3階をのぞくことができます。

実は合掌造りは、釘を一切使っていないんです。「どれだけの労力をかけて、この屋根を完成させたのだろう……。」なんて思いを馳せると、感動してしまいますよね。

◎「和田家」の基本情報

営業時間 9:00~17:00
定休日 不定休
Googleマップ https://goo.gl/maps/RJgtHEERQxxys2RH8
電話 05769-6-1058
料金 【一般個人】大人(中学生以上):400円/小人(小学生):200円
【障がい者個人】大人:200円(要障がい者手帳提示、本人のみ)
公式サイト https://shirakawa-go.gr.jp/active/13/

◆こんなの見たことも食べたこともない!「白川郷ぷりんの家」

白川郷ぷりんの家

たくさん歩いて小腹が……というときに発見したのが「白川郷ぷりんの家」!実はこちらには、とってもとっても珍しいプリンが売っているんです。

白川郷ぷりんの家

それがこちらの「水プリン」!

「世界遺産・白川郷に新しい名物はできないか」と、店主が考案した水ぷりんは、白川郷のわき水を使用。透明でほんのり甘いジュレとたまごの味がしっかりした濃厚なプリン、キャラメルの3層になっています。すくう場所によってさっぱり・甘い・濃厚のバランスが異なり、ハマる美味しさ♩

白川郷ぷりんの家

ほかにも美味しそうなプリンがたくさんあったので、本当は全部食べたかった……。複数人で行かれる方は、シェアして食べるのもいいですね。

◎「白川郷ぷりんの家」の基本情報

営業時間 10:00~16:30
定休日 水曜日
Googleマップ https://goo.gl/maps/sbQth5RkYMNTowPR6
電話 0576-96-1700
公式Instagram https://www.instagram.com/houseofpurin/?hl=ja

◆5階建ての合掌造り「長瀬家」

長瀬家

甘いモノでパワーチャージし、意気揚々と向かったのが「長瀬家」。約250年続く長瀬家は、初代から三代目までが医者であったため、江戸期の医療道具が数多く残されています。

5層建てなのも特徴的。約11mの一本柱(合掌柱)が、屋根の勾配の上から下までを貫き、大きな屋根を形作っています。

長瀬家

お宅にお邪魔してまず見てほしいのがこちらのテレビ。実は長瀬家は平成13年に、約80年ぶりの屋根の葺き替えを行いました。まさかこんな人数で拭き替えているとは思いもよらなかった私。畳の上に座り込んで、つい長い時間見入ってしまいました。

長瀬家

テレビのあとに見る実際の屋根は、感動もの。数百名の職人と数百名のボランティアで作られた1つ1つの結び目に、ものすごくドラマを感じます。

長瀬家

当時使われていた道具もとてもきれいに並べられ、興味深く見学しました。電化製品なんてない時代で工夫して生きてきたことがよく分かりました。

◎「長瀬家」の基本情報

営業時間 9:00~17:00
定休日 不定休
Googleマップ https://goo.gl/maps/7Y8ELg1siCeJUajb9
電話 0576-96-1047
公式サイト https://shirakawa-go.gr.jp/active/5/

◆岐阜名物が食べられる「ぜん助」

ぜん助

長瀬家の隣で美味しそうな匂いを漂わせているのが「ぜん助」です。こちらでは、軒先で食べられるテイクアウトメニューやお土産品を取り揃えています。

ぜん助

私がいただいたのは岐阜の郷土料理「五平餅」と「飛騨牛の串焼き」。五平餅は甘じょっぱくて食欲が進むお味。飛騨牛は脂がじゅわっととろけて、頬がゆるむ美味しさでした。どちらもあと2本はいけたなぁ……。

海外の観光客の方にも大人気のお店でした。

◎「ぜん助」の基本情報

営業時間 9:30~16:15
定休日 不定休
Googleマップ https://goo.gl/maps/YGqe7RsUf21fDPpY7
電話 05769-6-1913
公式サイト https://shirakawa-go.gr.jp/shop/8/

◆かわいいお土産やテイクアウトグルメがいっぱい「お土産処 かたりべ」

かたりべ

「であい橋」という橋の方までお散歩していると、気になるお店を発見!「お土産処 かたりべ」というお土産屋さんなのですが、オリジナルのテイクアウトスイーツもたくさん販売しています。

かたりべ

なかでも私の心を掴んで離さなかったのが「冬の合掌カステラ」。まさに冬の白川郷そのものですよね。添えられているさるぼぼのラムネもとってもキュートです。さらに可愛いのが……

かたりべ

生クリームを乗せたこの瞬間!まさに真冬の白川郷そのままです。実は今回の旅、屋根にどっさり積もる雪が見られなかったので、余計に嬉しくなりました。これはSNSにもあげずにはいられませんね。

かたりべ

お土産屋さんなので、もちろんお土産も品揃え豊富。私はこの合掌造りの瓦せんべいを買って帰りました。

◎「お土産処 かたりべ」の基本情報

営業時間 9:00~17:00
定休日 水曜日
Googleマップ https://goo.gl/maps/2SVzCUyWDE1EZUe68
電話 0576-96-1388
公式Instagram https://www.instagram.com/hidasirakawago.kataribe/

◆足を伸ばしてのんびりと「文化喫茶 郷愁」

文化喫茶哀愁

さて、最後にやってきたのは「文化喫茶 郷愁」。店名から外観から、あふれ出る雰囲気に、思わず引き込まれてしまいます。

文化喫茶哀愁

内装やインテリアもとってもステキ。特に照明にこだわっているようで、吊りランプや置きランプの種類が違うところにセンスを感じます。

文化喫茶哀愁

こちらのお店はドリンクメニューのみの販売。香り高いコーヒーは疲れを癒す味で、とても飲みやすいです。大きなガラスを貼った窓際の席は、足を伸ばせるのも嬉しいポイント。ほとんど座らずに歩いていたので、旅の疲れを癒すことができました。

ぼーっとしながらコーヒーを飲み、窓の外を眺める……このうえない幸せを感じられるお店です。

◎「文化喫茶 郷愁」の基本情報

営業時間 10:00~15:30
定休日 火曜日
Googleマップ https://goo.gl/maps/nPXvxJJBDJqB4H3b7
電話 0576-96-1912
公式サイト https://shirakawa-go.gr.jp/shop/60/

―13:50「金沢駅」へ

白川郷バスセンター

朝早くから白川郷を満喫したので、午後の早めの便で帰ります。そして帰りの高速バスは「高山駅」ではなく、「金沢駅」へ。

そうです、実はこの旅、1泊2日で3都道府県も楽しめてしまうんです!

-15:05 「金沢駅」到着⇒最後の観光へ

もりもり寿司

今回の旅で成し遂げられていないのが「海の幸を食べる」こと。私がやってきたのは「もりもり寿し 金沢駅前店」。まだ15時過ぎだというのに、お店の前は人でいっぱい。これは期待が高まります。

もりもり寿司

もりもり寿しは、3点盛りや5点盛り、握り盛り合わせ、お造り、おつまみ、丼物、椀物などなど、一人でもグループでも楽しめるメニューが盛りだくさん。そして何より、美味しい~~~~!!金沢のお寿司と言えばここ!と言いたいくらい、食べ応えも、ネタの甘みも、食感も最高でした。

◎「もりもり寿し 金沢駅前店」の基本情報

営業時間 11:00~22:00
定休日 なし(金沢フォーラスに準ずる)
Googleマップ https://goo.gl/maps/1wrmaFgpskSchQ7f9
電話 076-265-3510(予約不可)
食べログサイト https://tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17000420/

―22:50 夜行バスに乗り「東京」へ帰着

楽しかった旅も終わり、東京へ戻ります。22:50発のお金を優先して夜行バスに乗るもよし、予算は変動しますが新幹線を選ぶもよし。体調に合わせて選びましょう。それではみなさん、ごきげんよう~♩

今回の旅の費用まとめ

今回の旅の費用はこのようになりました。高速バスをフル活用すれば、13,590円節約できます。バスなら荷物を預けたり、自分の席でゆったりくつろいだり、コンセントで充電したり、Wi-Fiを使ったりできて、とっても快適。ぜひ有効利用してくださいね。

【2日間の合計金額】⇒ 13,590円の節約に成功!

▷バスを使った場合

1日目:高速バス6,900円+特急1,690円+宿泊費6,925円=17,515円
2日目:バス4,000円+高速バス5,900円=9,900円 27,415円
 合計:17,515円+9,900円=27,415円

▷新幹線を使った場合

1日目:新幹線12,750円+特急1,690円+宿泊費6,925円=23,365円
2日目:バス往復4,000円+新幹線13,640円=17,640円
 合計:23,365円+17,640円=41,005円

高速バスでお得に「飛騨高山・白川郷」へ

今回は高速バスで飛騨高山、白川郷、そして金沢をめぐる旅をお届けしました。バスから景色を眺めながら日本の原風景を楽しむ旅。すこし時間はかかってしまいますが、のんびりのんびり過ごせる旅。ぜひみなさんもこの記事を参考に、お出かけしてみてはいかがでしょうか?

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※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。

ライター

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ずんちゃん

喫茶店と猫と自然をこよなく愛するトラベルライター。バスレポ取材時の必須アイテムは「酔い止め」と「いも恋」。優しい運転手さんに出会えるとやる気がみなぎる。もっともっとバスの魅力を届けたい!

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