おトクなバスチケットで巡る♪伊豆半島 伊東の映えスポット

門脇つり橋
東京からほど近い温泉地「伊東」。静岡県の伊豆半島の中ほどに位置しています。火山群の影響で独特の地形が多く、思わずシャッターを切りたくなるような心に残る名所がたくさんあります。今回はそんな「伊東」の景勝地を「レンタカー無し」で巡りました。おトクなバスチケット情報やオススメの観光ルートをご紹介します。

おトクな「東海バスフリーきっぷ」で賢くめぐる「伊東」絶景の旅に出発!

皆さんは、旅先でレンタカーを借りるかどうか悩みませんか?「東海バス」が発行している「東海バスフリーきっぷ」は、なんと2日間、バス乗り放題で1人あたり1,400円(大人・税込み)。しかも「小室山ロープウェイ」のチケットまでついてきます。それならレンタカーよりバスの方がおトクかも?実際に購入して、観光してみました。

「東海バスフリーきっぷ」を実際に買ってみた♩

「東海バスフリーきっぷ」は実際どのように購入すればいいのでしょうか?詳しく解説します。

JR伊東駅

−JR伊東駅 バス案内所

「JR伊東駅」に降り立ったら、改札を出て左へまっすぐ行くと、観光案内所に隣接した「バス案内所」があります。

伊東駅 東海バス案内所

こちらの窓口でチケットを購入します。

−「東海バスフリーきっぷ」の料金

東海バスフリーきっぷ

東海バスフリーきっぷ「伊東・伊豆高原2日券」は通常1,500円(大人・税込み)ですが…2023年2月4日までは期間限定で「小室山リフト」の往復券がセットになって1,400円(大人・税込み)で購入できます。「小室山リフト」の往復券は通常800円(大人・税込み)なので断然おトクですよね。

◎料金

種類 料金
東海バスフリーきっぷ「伊東・伊豆高原2日券」
+小室山リッジウォークMISORAリフト往復券
大人1,400円/こども450
2022916日~202324日限定発売)
東海バスフリーきっぷ「伊東・伊豆高原2日券」

大人1,500円/こども750
(小室山へ行かない方はこちら)

−コインロッカー

コインロッカーは「バス案内所」の隣にあります。最後に「JR伊東駅」に戻ってくる予定の方は、こちらに預ければ身軽に観光できますね。

−バス停の場所は?

バス停は「バス案内所」の向かい側に位置しています。「東海バスフリーきっぷ」を持っていればどのルートも乗り放題!

東海バス モデルコース

今回は、「東海バス」オススメのこちらのルートで回ることにしました。東海バスフリーきっぷ」を使った1日モデルコースです。

バスルート

 9:35 JR伊東駅 発
 9:58 小室山リッジウォーク“MISORA” 着

11:05 小室山リフト 発
11:08 伊東商業高校 着(乗り換え)

11:19  伊東商業高校 発
11:40 シャボテン公園 着

13:48 シャボテン公園 発
14:14 伊豆海洋公園 着

16:15 伊豆海洋公園 発
16:56 伊東駅 着

9:35 「小室山」へ出発!

東海バス

1番のバス停から9:35発のバスに乗り込み「小室山」へ向かいます。ゆったりとバスに揺られて、9:58に「小室山リフト バス停」に到着しました。

小室山リフトバス停

さてさて、ここで、帰りのバスの時間もチェックして・・・

−小室山リフト

小室山

これが「小室山」か〜!季節は11月中旬、まばらに紅葉していました。観光にはもってこいの季節です。

小室山リフト 往復券

「東海バスフリーきっぷ 伊東・伊豆高原2日券+小室山リッジウォークMISORAリフト往復券」を購入していたので、予めチケットについている「小室山リッジウォークMISORAリフト往復券」を切り離して渡せば、リフト往復券と交換してもらえます。なんだかトクした気分!

小室山リフト

スキー場以外でリフトに乗ることって考えてみたら、あまりないかもしれません。

小室山リフト

後ろを振り返れば、この絶景です。頂上からどんな景色が見えるのか、ワクワクしてきました。

小室山リッジウォークMISORA

小室山リッジウォーク

さぁ頂上につきました。歩道が整備されていて、ぐるりと一周できます。

小室山 景観

360度ぐるりと見渡せる、圧倒的な開放感!とても気持ちがいい景色です。伊豆の穏やかな海が見渡せませした。

MISORAリッジウォーク

遥か向こうにぽっかり顔を出しているのが「大室山」です。古墳のようにまんまるですね。

◎小室山リフト情報

営業時間 9:30~16:00
定休日 2023年1月11日~1月12日

※荒天等の場合により、予告なく運休する場合があります。

住所 静岡県伊東市川奈小室山1428
電話 0557-45-1444(小室山レストハウス)
公式サイト https://www.tokaibus.jp/business/rest_house.html

−Café・321

Cafe・321

さて「小室山」に来たら欠かせない新名所が「Café・321」です。標高点を表す記号「●」に小室山の標高321mを組み合わせた店名になっています。開店前にはこちらの行列!

ヨーグルトフラッペ

皆さんのお目当ては、フォトジェニックなこちらのドリンク。「‟MISORA”ヨーグルトフラッペ(ブルー)」600円(税込み)です。ヨーグルトの爽やかな酸味がさっぱりした味わいです。他にも「地層カフェラテ」600円(税込み)など写真映えするドリンクがたくさんあります。

小室山 

そして、ここに来たら必ず立ち寄りたいのが、天空に突き出すような「展望ブリッジ」です。皆さん譲り合いながら写真を撮っていました。どんな景色が見られるのかな?

小室山展望台

地球が丸いことを感じられる絶景です!テレビなどのメディアにもよく取り上げられているようで、ここで写真を撮ることを目当てに「小室山」に登る人もいるみたいですよ。

◎Cafe・321情報

営業時間 10:00~16:00
(ラストオーダー15:30)
住所 静岡県伊東市川奈小室山1428
電話 0557-45-1444(小室山レストハウス)
公式Instagram
https://www.instagram.com/komuroyama_misora/?hl=ja

11:05 「大室山」「伊豆シャボテン動物公園」へ出発!

伊東商業高校バス停

「小室山リッジウォークMISORA」から見えた「大室山」に行ってみたいと思い、再びバスに乗りました。パンフレットのルート通り進むには、11:05に「小室山リフト バス停」から「JR伊東駅」行きのバスに乗り、「伊東商業高校 バス停」で乗り換える必要があります。

伊東商業高校バス停のり家案内
バス停のすぐ近くにある交差点を「西松屋」方面に渡り、まっすぐ歩きます。

伊東商業高校の乗り換えのバス停
バス停を発見です。ここで11:19発の「シャボテン公園 バス停」行きのバスに乗ります。バスは
「JR伊東駅」からやってくるので、道路の混み具合によっては多少時間は前後するかもしれません。 

11:40 「シャボテン公園 バス停」に到着!

シャボテン公園バス停

「大室山」の目と鼻の先にバス停があります。多くの観光客で賑わっていました。

−大室山登山リフト

大室山

これが「大室山」か!ススキに覆われて、黄金色に輝いているように見えました。「小室山」に比べると、リフトが高い!

大室山リフト乗り場

 頂上に登るかとても迷いましたが、今回は「伊豆動物シャボテン公園」へ行きたいと思い、泣く泣く諦めました。お時間がある方はぜひ、どちらも楽しんでくださいね。

◎大室山登山リフト情報

営業時間 9:00~16:45(3/6~3/15)
9:00~17:15(3/16~9/30)
9:00~16:15(10/1~3/5)
料金 往復700円(大人中学生以上・税込み)
往復350円(4歳以上・税込み)
住所 静岡県伊東市富戸1317-5
電話 0557-51-0258
公式HP
https://omuroyama.com/

−「伊豆動物シャボテン公園」

伊豆シャボテン動物公園

今回、とても楽しみにしていたのが「伊豆動物シャボテン公園」です。冬の風物詩「カピバラの露天風呂」の元祖として有名な動物園です。残念ながら、まだ露天風呂の時期ではありませんでしたが、かわいい動物たちに触れ合えるということでテンションが上がります。

カピバラの広場

どんな動物に出会えるかな…さっそく訪れたのは「カピバラ展示場」。

カピバラ
え!?思ったよりカピバラが近い!!触ってみたら、ゴワゴワしていて「タワシ」みたいでした。餌をあげることもできるんですね。

カピバラ温泉

ここが、「元祖カピバラ露天風呂」の場所。ここに湯が張られるのは、20221119日からです。来年の42日まで見られます。時間は10:3011:30と、13:3014:30の2回だそうです。

>>「元祖カピバラ露天風呂」詳細はこちら

フェネック

 フェネックの餌は1個300円(税込み)。ガラス張りのケージの前で餌を待っていました。かわいい!

ラマ

とにかく動物たちとの距離が近いのが動物園の特徴。手を伸ばせば触れそうです。こんなに近くていいの!?ところで「伊豆動物シャボテン公園」の“シャボテン”てなんでしょう?その答えを探しに向かったのは…

変な怪獣の入り口
大きな鳥!?怪獣?その下に温室への入り口があります。

サボテン

 見てください!この大きな「サボテン」たち。そう「シャボテン」とは「サボテン」のことだったんですね。「伊豆シャボテン動物公園」には、「南アメリカ館」「アフリカ館」「森林性シャボテン館」「マダガスカル館」「メキシコ館」の5つの温室があり、通路で繋がっています。歩いていくと…

フクロウ

 フクロウがいました!とても人馴れしています。

シャボテン狩り

そして、この温室の最後の目玉がこちら、シャボテン狩り工房」です。

シャボテン狩り
大小様々な種類のサボテンや多肉植物を、割り箸でそっと引っこ抜くんですね。楽しそう!小さなもので1個220円(税込み)から購入できます。狩った分だけお金を支払う仕組みです。

カビバラのサボテン

 カピバラの鉢がとにかく可愛い!鉢も様々な種類から選べます。友達や親子でワイワイしながら選ぶのも楽しそうです。

サボテン狩り

最後に会計したら、土を入れて整えてくれます。最高の思い出になりますね。

伊豆シャボテン動物公園

営業時間 9:30~16:00
※季節により変動あり
料金 2,600円(大人中学生以上・税込み)

1,300円(小学生・税込み)

700円(幼児・税込み)

「東海バスフリーきっぷ」を入園料10%オフになります!

住所 静岡県伊東市富戸1317-13
電話 0557-51-1111
公式Instagram
https://shaboten.co.jp/

―冬季限定のコタツに足湯 レストラン「ラ・シック」

ラ・シック

お腹が空いたらオススメなのが、「伊豆動物シャボテン公園」の入り口にあるレストラン「ラ・シック」です。こちらでは、「大室山」を眺めながらなんと足湯を楽しむことができます。

足湯席

こちらのテラス席の足元に足湯が設置されています。メニューは自家菜園や契約農家などから仕入れた食材を使っているそう。

ハンバーガーセット

私は、ランチメニューの「ハンバーガープレート」1,100円(税込み)をいただきました。どこか懐かしい味わいです。

こたつ席

冬季限定でコタツ席も登場します!バス停のすぐ目の前にあるので、待ち時間にちょうどいいですね。

レストラン「ラ・シック」

営業時間 11:00~17:30(ラストオーダー17:00)
住所 静岡県伊東市富戸1317-584
電話 0557-55-7177
公式HP
https://id-village.jp/lachic/

シャボテン公園バス停

次は、13:48発の「伊豆海洋公園 バス停」行きのバスの乗って絶景の名所へ向かいます!

14:14 「伊豆海洋公園バス停」着

伊豆海洋公園バス停

本日最後の目的地につきました。ここは、「乃木坂46」PV撮影でも使われた‟映えスポット”があることでも有名な場所。一体どんな絶景が見られるか楽しみです。

−「城ヶ崎海岸」

2018年にユネスコの「世界ジオパーク」に認定された「伊豆半島」。目的地である「城ヶ崎海岸」も含まれています。海岸沿いには全長9kmの「ピクニカルコース」が設置されています。ハイキングをメインに観光したい方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?起点は「伊豆急行線 富戸駅」、ゴールは「伊豆四季の花公園」です。

城ヶ崎海岸

私は、バス停近くにある遊歩道入口からコースを少しだけ歩いてみることにしました。

城ヶ崎海岸

木々の間から穏やかな伊豆の海が見えて、とっても綺麗。

城ヶ崎海岸

約4,000年前、大室山が噴火した時に流れ出した溶岩によってできたのが「城ヶ崎海岸」だそうです。確かに溶岩が固まってできたようなゴツゴツした岩場です。

灯台
奥にちらりと「門脇埼灯台」が見えてきました!コースはアップダウンがあって、なかなかいい運動になります。

つり橋
そして、お目当ての「門脇つり橋」が見えてきました。全長48m×高さ約23mというつり橋、下を覗くと・・・

門脇つり橋

白波が立っています!すごく高い!足がすくみます。

門脇つり橋

横から見るとこんな感じ。まさに絶景ですよね!近年では写真を撮るために訪れる若い観光客も増えているそうですよ。ここまで、遊歩道を25分ほど歩きましたが、歩いてきた甲斐がある、爽やかな景色でした!

おトクな「東海バスフリーきっぷ」で伊豆の絶景スポット巡り

いかがでしたか?「東海バスフリーきっぷ」を使えば、1日で「伊東」の名所をおトクに効率よく巡ることができます。伊豆へ出かける予定の方はぜひ、バス旅行を検討してみてはいかがでしょうか?

 

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※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。

ライター

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うちや

アラサーの旅行ライター。前職はテレビ番組制作会社に勤務し、旅番組や食の番組を担当。漁船に乗って魚を捕ったり、棚田で田植えをしたり、  日本全国のディープな観光地に詳しい。趣味は釣りと温泉。海外旅行にはまだ行ったことがない。

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