秋の松島・仙台で女ひとり、ゆったり大人旅はいかが?絶景を歩くモデルコースをご紹介

伊達政宗像
暑い時期が過ぎ、観光にちょうどいい季節の秋。バス旅にもピッタリの時期なのではないでしょうか♡

今回は、東北のなかでも人気エリア宮城県での大人旅をお届け。
日本三景として知られる「松島」と伊達政宗ゆかりの「仙台城跡」へ訪れた様子をご紹介します!

▼概要はコチラ!(2023年10月時点)

目的地:仙台
出発 :新宿バスタ
日程 :1泊2日(10月)
人数 :1人
かかった料金:約12,000円※宿泊費を除く(高速バス代往復9,800円)

 

■宮城県への大人旅

移動はバスを使い、夜に仙台市内に到着。到着後はホテルでゆっくり休んで翌日に備えます。

-日本三景「松島」へ

仙台駅

出発は「仙台駅」からです。日本三景の松島までは、JR仙石線(東塩釜・石巻方面)に乗って行きます。松島がある最寄り駅「松島海岸駅」までは約40分。乗り換えもなく一本で行けるのが嬉しい〜!

一点注意したいのが、乗車するJR仙石線のホームが地下にあることです。地下にあるため、改札を通ってから少々歩きます。余裕を持つためにも、乗車の5分くらい前には改札を通過しておいたほうが安心です♡

松島駅

最寄り駅の松島海岸駅に到着〜!人がたくさん居て、改めて人気観光地であることを感じました!

松島駅

ようこそ松島海岸駅へ。歓迎されているメッセージが嬉しく、ついつい写真を撮りたくなりました♡

松島駅

思いのほか、駅が新しい造りで驚きました。どうやら2021年11月にリニューアルされたそうです。ちなみに帰りの仙台駅行きの電車は、1時間のうち2〜3本と多くはありません。あらかじめ帰りの電車の時刻もチェックしておくといいですよ♡

松島駅

駅名が書かれた表札は、リニューアル前と同じものだそうです。こちらの表札前で写真を撮る方が多くいらっしゃいました。

松島駅前

松島海岸駅前です。タクシーやホテルの送迎バスが多く行き来していました。牛タン屋さんや海鮮丼のお店が目に入り、宮城県にきたな〜と気持ちが高まります♡

松島

歩いて7〜10分程度で松島に到着!

松島

う、美しい……!いくつもの小島と揺らぐ海、息を呑むような美しさです。

松島

どうやら松島がある松島公園は「日本の公園100選」にも選ばれているそうです。

日本三景碑

ちなみに、なぜ松島が日本三景に選ばれたかご存じでしょうか。松島が日本三景に選ばれたのは、林春斎という江戸時代の儒学者が書物にて、京都府の天橋立と広島県の宮島に並ぶ卓越した景観であると紹介したからだそうです。

松島

昔の人が見ていた美しい景色を、現代でも見られるのは何だか不思議な気持ちになります。

松島

松島湾を見渡すと、大きな島と小さな島がたくさんあります。どうやら島の数は260ほどあるらしいです……!

松島のお店

周りには、カフェやお土産屋さんなどお店が充実。お昼を食べたり、お茶をしたりするのもいいでしょう◎

松島のお店

食べ歩きにピッタリな牛たんコロッケが売っているお店もありました♡

すかし橋

重要文化財「五大堂」へ行くため、すかし橋を渡ります。残念ながら工事中のため、透けていませんでした……!本来であれば、海が見える透かし構造になっています。

松島五大堂

2〜3分程度で五大堂に到着です。松島のシンボルで拝観料は無料♡

松島

ふと、横を見ると松の木の間から「福浦橋」が見えました。気持ちよく歩けそう……!ということで、お次は福浦橋へ向かいます。

福浦橋までの道中

五大堂から福浦橋までは、歩いて10分かからないほど。橋が遠くに見えるで、距離がありそうに思えますが意外とあっという間でした!

福浦島入り口

福浦橋を渡るためには、料金所でお金を払い通行します。

福浦橋券売機

券売機で入場料を支払います。大人1名200円、小人1名100円です。カードや電子マネーは使えず、現金のみ対応でした!

福浦橋入り口

福浦橋へ渡ります!横にある看板によると、福浦橋は2011年に起きた東日本大震災で一部が破損。しかし、台湾による支援で修復がされたと書かれていました。

福浦橋

福浦橋の長さは、252メートルです。どうやら別名「出会い橋」とも呼ばれており、渡ると良縁に恵まれるパワースポットでもあるそうです♡

福浦橋から見える景色

福浦橋から見える景色。まるで海の上を歩いているような気分になります。

福浦橋から見える景色

青空に穏やかな海、心も晴れやかになります。

福浦橋から見える景色

陽の光が海にあたり、キラキラと輝いているように見えます♡

福浦橋

福浦橋を渡ると「福浦島」に到着します!

福浦島案内

福浦島の大きさは約6ヘクタール。東京ドーム1個分よりもやや大きいくらいです。30分くらいあれば、全体を周れるよう。

福浦島

福浦島にはおよそ250種類もの草木が自生しているそうです。自然も豊かで癒やされます♡

福浦島かやの崎

少し進むと左手に「かやの崎」と書かれた看板がありました。かやの崎方面へ進む人はほとんどいなかったので、進んでみることに!

福浦島かやの崎

進むと誰も人がおらず、なんだかドキドキ。ちょっとした冒険気分です。

福浦島かやの崎

進んでいくと、福浦橋と松島が綺麗に見えました。景色が美しく、人もほとんどいなかったので穴場スポットだと思います!

福浦島売店

元の道を戻り、先に進むと売店がありました。中では軽食を食べられます。

福浦島弁財天

弁財天が祀られている弁天堂です。どうやら、弁天堂をカップルでお参りすると弁財天が嫉妬をして別れさせてしまうなんていう話もあるそう……!

福浦島から見える景色

福浦島からもいくつもの島々を眺められます。

福浦橋

福浦島を満喫できたので戻ります。帰りの景色もまた違って見え、ますます松島の虜に……♡

-伊達政宗ゆかりの「仙台城跡」へ

仙台駅

松島をあとにし、仙台駅へ戻ってきました。お次は仙台城跡へ向かいます。

るーぷる仙台看板

仙台城跡までは「るーぷる仙台」で行きます。るーぷる仙台とは、仙台駅を拠点とした循環観光バスです。

るーぷる乗り場

るーぷる仙台は、仙台駅の「西口ターミナル16番のりば」から乗れます。西口のデッキに看板があるので、迷いにくいです◎
20分間隔で運行しており、どこで降りても一律料金。1日利用券もあるので乗車回数が多ければ多いほどお得!

仙台城跡

るーぷる仙台に乗り約25分後、仙台城跡に到着です。

仙台城跡

仙台城跡なので、お城があった跡になります。

仙台城跡

仙台城は、1873年廃城令により取り壊されました。そして二の丸は、1882年火災により焼失。大手門・脇櫓・三の丸巽門は、1945年の空襲で焼失してしまいました。

仙台城跡

かつて仙台城があった場所であることには変わりないですが、ちょっとだけ寂しいですね。

仙台城跡

どこに何があったのかがわかるようになっています。また、2036〜38年頃を目標に復元計画が進められているそうです。

伊達政宗像

城跡を見守る「伊達政宗騎馬像」です。2022年に起きた震度6の地震で伊達政宗像は破損。2023年3月修復を終え、無事戻ってきました。

仙台城跡の景色

仙台城跡から見える景色は、仙台の街並みが美しく見えました。

仙台城跡内

仙台城跡を満喫したので、仙台駅へ戻ります。

るーぷる仙台で戻りたいところですが、基本的に一方通行運行のため所要時間約50分ほどかかる見込みです。時間がかかってしまうので、るーぷる仙台を使わないルートで帰ろうと思います!

表参道大鳥居

仙台城跡から約1キロほど離れている「国際センター駅」まで歩いて、地下鉄に乗り仙台駅へ向かいます。国際センター駅に行くためには「表参道大鳥居」を出て、右へ進みましょう。

仙台城本丸北壁石垣

右へ進むと「仙台城本丸北壁石垣」がそびえたっているので、石垣を見ながら道なりに進みましょう。

国際センター付近

道なりに進んでいくと、整備された道や建物が見える方向に進みます。

国際センター駅

15分前後、国際センター駅に到着です。国際センター駅から仙台駅までは約10分程度なので、時間を大幅に節約できます!

◎「仙台城跡」の基本情報

営業時間 9:00~17:00
定休日 年中無休
Googleマップ https://maps.app.goo.gl/NAyz2psbsNP5nWHu5
電話 022-222-0218
公式サイト https://www.honmarukaikan.com/

■仙台へ行くなら高速バスがお得♩

美しい景色や歴史ある建物を巡り、改めて仙台のよさを知れる旅となりました。景色や建物など、大人になってから見ると子どもの頃とは違った印象や感銘を受けるのではないでしょうか。ゆったりとした大人旅を楽しみたい方は、ぜひ訪れてみてくださいね。

また、バスを使うと、およそ1万円程度節約できるのでとってもお得……!浮いたお金で仙台グルメを堪能したり、お土産を買ったりしてみてはいかがでしょうか♡

新宿バスタ

バスは「JRバス東北㈱」の「仙台・新宿/羽田号」を利用。バスタ新宿から乗り、仙台駅で下車しました。

仙台・新宿/羽田号車内

電源あり、フットレストあり、3列シートなので使いやすさ&居心地も良かったです◎

>>ご予約はこちらから

高速バス 新幹線
片道料金 4,900円 10,350円
往復料金 9,800円 20,700円
時間 5時間45分 2時間30分

※2023年10月時点の情報です。詳細については各社HPにてご確認ください。

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※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。

ライター

旅行・ホテルなどの魅力を伝えるフリーライター。関東を拠点に活動。知らない土地や行ったことのない場所へ訪れるのが好き。あちこち行きたくなるタイプでついつい予定を詰め込みがち。好きなものは辛いものと早朝と夜の静かなカフェ。「ここに行ってみたい!」と旅の選択肢を広げられるような内容を発信します!

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