【期間限定】みなかみ温泉号に乗ってみた!穴場の観光スポット情報も
目次
みなかみ温泉号とはどんなバス?
みなかみ温泉号は、関越交通(株)が運行する高速バスです。新宿を起点に、みなかみの各名所に直通で行くことができます。2021年12月18日から2022年4月3日の冬季限定運行バスなので、「お得に旅行がしたい」という方はもちろん、「ウィンタースポーツを楽しみたい」「自家用車やレンタカーで雪道を走行するのが怖い」という方にもおすすめです。
発着所と料金はご覧のとおりです。
【往路】
時間 | 停留所 | 料金(左:新宿・練馬、右:川越から乗車) |
9:45 | バスタ新宿 | – |
10:15 | 練馬駅(区役所前) | – |
11:15 | 川越駅西口 | – |
⇓ | ⇓ | ⇓ |
13:25 | 上毛高原駅 | 3,500円(往復5,700円)/3,000円(往復4,900円) |
13:35 | 道木 | 3,500円(往復5,700円)/3,000円(往復4,900円) |
13:40 | 湯原入口 | 3,500円(往復5,700円)/3,000円(往復4,900円) |
13:45 | 水上駅 | 3,500円(往復5,700円)/3,000円(往復4,900円) |
13:55 | 経塚 | 3,700円(往復6,000円)/3,200円(往復5,200円) |
14:15 | 宝川温泉入口 | 3,700円(往復6,000円)/3,200円(往復5,200円) |
14:25 | 水上高原ホテル200 | 3,700円(往復6,000円)/3,200円(往復5,200円) |
【復路】
時間 | 停留所 | 料金(左:新宿・練馬、右:川越で下車) |
10:20 | 水上高原ホテル200 | 3,700円(往復6,000円)/3,200円(往復5,200円) |
10:30 | 宝川温泉入口 | 3,700円(往復6,000円)/3,200円(往復5,200円) |
10:50 | 経塚 | 3,700円(往復6,000円)/3,200円(往復5,200円) |
11:10 | 水上駅 | 3,500円(往復5,700円)/3,000円(往復4,900円) |
11:15 | 湯原入口 | 3,500円(往復5,700円)/3,000円(往復4,900円) |
11:20 | 道木 | 3,500円(往復5,700円)/3,000円(往復4,900円) |
11:35 | 上毛高原駅 | 3,500円(往復5,700円)/3,000円(往復4,900円) |
⇓ | ⇓ | ⇓ |
13:45 | 川越駅西口 | – |
14:40 | 練馬駅(区役所前) | – |
15:15 | バスタ新宿 | – |
最終目的地までは、トイレ休憩を含め約4時間30分で到着。降雪地に突入しても、運転手さんの運転で問題なく通過できるので安心ですね。
みなかみ温泉号に乗ってみた!
「みなかみ温泉号の概要は分かったけれど、乗り慣れていない高速バスを使うのは不安…」という方もいるでしょう。そこで、みなかみ温泉号に実際に乗車して、旅をしてきました!待合所の様子やバス内外の様子、サービスエリアの様子などを写真に収めたので、ぜひご参照ください。
また、今回の旅の目的地「月夜野びーどろパーク」は、穴場ながら楽しい体験のできるスポットでした!そちらについても詳しくお伝えするので、合わせてお読みください♩
9:45 バスタ新宿発
山手線で新宿駅に到着。高速バスターミナルのある「バスタ新宿」は、南口改札から横断歩道を渡ってすぐのところにあります。
バス乗り場は4階。バスタ新宿内には、案内表示が床にも壁にも天井にも付いているので、方向音痴の私でも迷いません。
4階についたらまずは、案内板を確認。みなかみ温泉号は、C7番から発車するようです。
バスが到着するまでは、広い待合所で待機。トイレやコンビニ、自動販売機があり、不自由なく待てます。バスが到着したらアナウンスされる仕組みのため、寒い日もギリギリまで中で待っていられるのが嬉しいポイントですね。
出発5分前。アナウンスが入ったので、バスへ向かいます。この日は平日でお客様が少なかったため、好きな座席に座らせてもらえました。
バスの詳細
バスの詳細を運転手さんに聞いてみました。内容は以下のとおりです。
・赤ちゃん連れでの乗車OK
・折り畳みベビーカーの持ち込みOK(ただし座席が空いている場合に限る)
・折り畳み車いすの持ち込みOK(ただし座席が空いている場合に限る)
・大型楽器の持ち込みOK(ただし座席が空いている場合に限る)
・キャリーケースに入れた動物の持ち込みOK
・自転車、スキー/スノーボード板はトランクへ
・化粧室なし(SAでのトイレ休憩あり)
・コンセントなし
・Wi-Fiなし
バスにはWi-Fiやコンセントがないため、持参できる人は持ってくると便利です。また、最初のトイレ休憩まで1時間ほどあるので、バスタ新宿で済ませておくとよいでしょう。
休憩について
①10:45〜11:00 三芳SA(15分)
②12:30〜12:45 赤城高原SA(15分)
休憩は、上記のサービスエリアで15分ずつありました。ちなみに、三芳SAは、からあげやパンなど軽食類が豊富。車内で昼食を済ませたい場合は、三芳SAで買っておくのがおすすめです。赤城高原SAでは、雪化粧した山々が楽しめます。大きく深呼吸したり、写真を撮ったりすると、とっても気持ちがいいですよ◎
13:05上毛高原駅着
平日だったこともあり、20分早く「上毛高原駅」に到着。計3時間20分ほどの旅でした。「長かった」という気持ちはなく、どちらかというとあっという間でした。車内で軽食を食べたり、うたた寝をしたり、スマホをいじったり…好きなことができて非常に快適でした。白く色づいた山々を窓から眺める時間もまた、都会の喧騒を忘れられるひとときに。普段、仕事やプライベートに追われている方は、何も考えず、バスでゆっくりするのもいいかしれません。
\ お得情報 /
関越交通では、高速バスを利用した方限定で、「高速バス乗継 1日乗降フリー乗車券」(大人500円・子ども250円)も販売しています。今回ご紹介する「月夜野びーどろパーク」をはじめ、道の駅「たくみの里」や「水上駅」といった主要エリアを回れる便利なバスです。あちこちまわりたい方は、合わせてご利用ください。
温泉の前に立ち寄りたい!「月夜野びーどろパーク」
冬のみなかみは雪があるため、「観光が億劫」という方もいるでしょう。しかし勇気を出して、少しだけ足を延ばしてみてください。ここからは、冬の観光でも楽しめる「月夜野びーどろパーク」についてご紹介します。
この日は天気がよかったので、上毛高原駅からお散歩しながら向かうことに。道中のきれいな景色を満喫していたら、あっという間に到着です♩
月夜野ビードロパークは、「見る」「学ぶ」「作る」「食べる」「買う」のすべてが叶う「ガラスのテーマパーク」。まずは大きなガラス工場に入り、職人さんの作業を見学です。見るからに熱そうな釜の中からガラスの元をとり出し、息と手で成形する姿に「すごい」以外の言葉が見つかりません!作った製品は日本をはじめ、世界にも輸出されているそう。そんな素晴らしい技を無料で見学できるとは…嬉しい限りです。
工場見学のあとはガラス体験へ。こちらでは「ステンドグラス作り」「オルゴール作り」「絵付け」「カラーサンドキャンドル作り」などが、リーズナブルなお値段で体験できます。
私が体験したのは「サンドブラスト」。好きな形のグラスを選び、テープやシールを貼ってから、機械で砂を吹き付けます。家に帰って、シールをはがせば完成!出来上がったグラスを前に、子どものようにはしゃいでしまいました♩
ちなみに、ガラス体験で一番人気なのは、「吹きガラスコース(要予約)」だそうです。職人さんに教えてもらいながら作るので、きっとお気に入りの一品ができますよ。
その後も美術館を見学したり、写真を撮ったりと楽しく散策。「世界のガラスショップ」では、こんな商品にも出会いました!
それがこちら、ガラス製のキャットフードボウルです♩猫の体格に合わせた高さで作られているうえ、重みがあり、簡単には倒れない作りになっています。購入した方からは「ごはんをよく食べるようになった」という声も上がっており、話題沸騰中の商品なんだそうですよ。猫を飼っている方は、家で待つ猫ちゃんのお土産に、いかがでしょうか?
最後にお土産ショップを散策。実はびーどろパークでは、地ビールの製造も行われています。お酒コーナーには、世界の大会で金・銀・銅賞を受賞した自慢の地ビールがずらり。私のお気に入りは、「JR東日本おみやげグランプリ」で金賞を受賞し、見た目もおしゃれな「上越線ビール」と、群馬県産のイチゴ「やよいひめ」酵母を使った「RONA」です。
自分で作ったグラスにこのビールを注げば、最高の気分に浸れること間違いなし。家に帰るのが楽しみになります。ペットボトルタイプのビールも販売されているので、宿泊先や帰りの車内での乾杯用にもおすすめです。
◎月夜野びーどろパークの基本情報
営業時間 | 季節により異なります |
住所 | 群馬県利根郡みなかみ町後閑737-1 |
電話番号 | 0120-0278-62
受付時間9:00~16:30 |
入場料金 | 入場・見学無料
ガラス体験等の料金についてはHPをご覧ください |
アクセス | 「上毛高原駅」よりタクシーにて約5分
徒歩約25分 ※電話予約で送迎可能(1名~) |
公式サイト | 月夜野びーどろパークの詳細はこちら |
1人でもグループでも!みなかみ温泉号で快適な旅を
今回は、”みなかみ温泉号”の概要や実際の様子について、写真を交えながらご紹介しました。冬季限定で運行されているこのバスに乗れば、雪道の運転をしなくても大丈夫。乗り換えもなく、好きなことをして過ごせます。荷物が大きくても心配ありません。1人でも、友人・家族・恋人とでも乗りやすいバスなので、ぜひ利用してみてください。
合わせて、1日中楽しめる穴場の観光スポット「月夜野びーどろパーク」もおすすめです。「見る」「学ぶ」「作る」「食べる」「買う」とさまざまな体験ができる楽しい場所なので、ぜひ寄り道してみてくださいね♩
「みなかみ温泉号」のご予約はこちら
みなかみ温泉号は、発車オーライネットからも予約ができます。どうぞご活用ください。
※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。
最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。