都心から涼しい避暑地・軽井沢へ!クラフトビールとジェラート 食べ歩きの旅
目次
西武観光バス「池袋-軽井沢・佐久・小諸・上田」線とは
軽井沢駅へは、池袋・東口から出ている西武観光バス「池袋-軽井沢・佐久・小諸・上田」線が便利です。
「池袋-軽井沢・佐久・小諸・上田」線とは、池袋駅東口の西武高速バス乗り場から、下落合駅、練馬駅を経由、軽井沢駅へと向かう高速バスです。途中SAでの休憩を含め、片道3時間ほどで軽井沢に着きます。
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↓ 池袋駅からのアクセス情報や料金、時刻表、車内の様子を知りたい方は こちら ↓
※リンク
軽井沢駅 バスロータリー周辺情報
高速バスは軽井沢駅・北口にあるバスロータリーに到着します。駅を拠点に早速、目的の観光地へ向かいましょう。
①軽井沢駅北口・バスロータリー
こちらは、駅と繋がっているバスロータリー。1番〜5番までバス停が集まっています。バスは、軽井沢駅を起点とし、旧軽井沢・中軽井沢駅・南軽井沢などに停車する循環バス(東廻り・南廻り)のほか、信濃追分駅から千ヶ滝西区・中軽井沢駅までを運行するバス(北回り)などがあります。
「白糸の滝」や旧軽井沢方面、「ハルニレテラス」 などの観光地へもここから出ているバスで向かうことができます。目的地へ行くバスが何番から出ているのか、時刻表をチェックして計画を立てましょう。交通系電子マネーが使えない場合が多いので乗車の際は、小銭を多めに用意しておくと便利です。
>>軽井沢のバス情報はこちら
筆者が池袋から乗車してきた西武観光バスは、3番のバス停に着きました。ここから「白糸の滝」へ行くには、2番乗り場の「草軽交通」のバスに乗って「白糸の滝 バス停」で下車します。20分ほどで到着です。>>草軽交通 時刻表はこちら
↓ 白糸の滝の観光情報を知りたい方は こちら ↓
「ハルニレテラス」 のある星野エリアへ行きたい方は、1番乗り場から西武観光バスに乗ります。>>時刻表はこちら
都心へ向かう帰りのバスの時間もチェックしておくと安心です。
今回、乗車した池袋発着の高速バスのほかにも、立川や渋谷、関西方面へ向かうことも可能です。お目当てのバスは事前にインターネットで予約しておくとお得にチケットが購入できます。
>>インターネットからのご予約はこちら
②軽井沢の観光案内所、ATM、コインロッカー情報
まずは、軽井沢駅で荷物を預けて身軽になり、観光情報を収集したいですよね。
ここかたは観光案内所やATM、コインロッカーの場所など旅人に便利な情報をご紹介します。
駅構内のコインロッカーは4か所
駅構内にはコインロッカーが4か所あります。下記の表を参考にしてみてください。
場所 | 料金 | 利用時間 |
しなの鉄道軽井沢駅 3階(200台) | 400円〜900円 | 6:00〜23:00 |
軽井沢駅北口1F西側(285台) | 300円〜500円 | 24時間 |
軽井沢駅北口1F東側(50台) | 300円 | 24時間 |
軽井沢駅北口1F中央(49台) | 400円〜700円 | 24時間 |
お土産屋
軽井沢駅の3階には、土産物店「しなの屋 KARUIZAWA」や「観光案内所」、カフェレストランがあります。写真奥側の南口へ向かうと、アウトレットモール「プリンスショッピングプラザ」側へ出ます。
観光案内所
「観光案内所」では、軽井沢観光に役立つパンレットや地図が置かれています。案内所の奥には売店、ATM、外貨両替機、電話ボックスが設置されています。観光案内所で利用できるサービスは充電スポット、FREE Wi-Fiがあります。英語ができるスタッフが常勤しているので、海外からの観光客にも便利です。
◎軽井沢駅構内 観光案内所の基本情報
営業時間 | 9:00~17:30 |
住所 | 北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1178 軽井沢駅構内 |
電話 | 0267-42-2491 |
公式サイト | 観光案内所の詳細はこちら |
>>軽井沢駅 構内地図はこちら
クラフトビール の聖地 軽井沢で食べ歩き&飲み比べ
荷物を預けて身軽になったら、さっそく観光へ出かけましょう!
軽井沢では今、クラフトビール が盛り上がっています。ほとんどの人がビールといえば思い浮かべるのは、「キリン」や「サッポロ」などの大手メーカーのビールではないでしょうか?それに比べ、軽井沢では約3割の人が、クラフトビールを飲んでいるそうです。
なぜ、軽井沢でここまでクラフトビール が普及したのか。その背景には軽井沢を代表するメーカー「ヤッホーブルーイング」と「軽井沢ビール」が大きく関係しています。
「ヤッホーブルーイング」の「よなよなエール」は、コンビニでも扱われ誰もが目にしたことのある人気のビールです。「軽井沢ビール」も、一度は味わったことがあるのではないでしょうか?この大手2社は自社製品の普及に力を入れ、軽井沢へ遊びに来た観光客にもその味をアピールしようと、町おこしにも積極的に取り組んできました。そのため、今では軽井沢がクラフトビール のメッカと呼ばれるようになったのです。
今回は、軽井沢でクラフトビール が飲める店を中心にご紹介します。
①軽井沢駅北口 Au Depart Un fers(オーデパール アンフェール)
軽井沢駅北口のバスロータリーのすぐ隣にある「Au Depart Un fers(オーデパール アンフェール)」は、一風変わった立地で人気のレストランです。昔の信越本線「特急あさま号」 の1番ホーム上に位置し、昼はカフェ、夜は長野「信州ワイン」を中心にクラフトビール が飲めるカジュアルなバーとして営業しています。もちろん、食事も楽しめます。
Au Departとは「出発」という意味だそう。バスや電車の待ち時間に「ちょっと1杯」なんて使い方も可能です。しかも、この席はバスロータリーの目の前!バスが来るギリギリまでビールを飲んでいても間に合ってしまう立地です。観光に疲れたら気軽に立ち寄り喉を潤すのにも便利です。
こちらで飲めるビールは、軽井沢ビール「クラフトザウルス」(649円/税込)です。長野名物の鳥の唐揚げ「山賊焼」(869円/税込)とも相性抜群。
写真のビールは、「クラフトザウルス」のペールエール。軽井沢の気候やライフスタイルに合う味わいをイメージして作られたそうです。柑橘のようなホップの香りと苦み、モルトの甘味がバランスの良いビールです。暑い日のかけつけ1杯には、持ってこい。
「山賊焼」も濃い目に味付けされた衣はザクザク、鶏肉はジューシーで美味しい!
◎Au Depart Un fers(オーデパール アンフェール)の基本情報
営業時間 | 14:00~23:00(料理L.O 22:00 ドリンクL.O 22:30) |
住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1178 |
電話 | 0267-31-6233 |
公式サイト | Au Depart Un fersの詳細はこちら |
②軽井沢 星野エリア「ハルニレテラス」でクラフトビールと絶品ジェラート
星野リゾートが運営する「ハルニレテラス」は、清流に寄り添うように連なる9棟の建物に16の店舗が集うエリアです。地形や植生を極力変えず、自然と共生できるように作られています。ハルニレの木はその象徴で、100本のハルニレの木がそのまま残され、根を傷めることのないように、ウッドデッキが地表から2mの高さに張り巡らされています。
木々がそよぐ音や清流の爽やかな空気が心地よい軽井沢らしい場所です。軽井沢駅からは北口の乗り場から「西武観光バス」で約20分ほどで到着です。>>軽井沢駅からのバスの時刻表はこちら
◎軽井沢 星野エリア ハルニレテラスの基本情報
営業時間 | 8:00~22:00(時期、店舗により異なる) |
住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町星野 |
電話 | 050-3537-3553 |
公式サイト | ハルニレテラスの詳細はこちら |
ハルニレテラスのイタリアン「イル・ソーニョ」で石窯ピザとクラフトビール
ハルニレテラス には、蕎麦や中華料理、ベーカリーやカフェなど様々な飲食店があります。中でも、地元産の新鮮な野菜にこだわった人気の店がイタリアン「イル・ソーニョ」です。
キッチンから半径2km圏内の農園で作られた野菜を使い、なんと毎朝シェフが農場を訪れて仕入れを行っているのだそう。そんな軽井沢の野菜を楽しみに、この日も多くの観光客が訪れていました。
人気の店だけあって、オープンの11時には、すでに待ち構えていた客でいっぱいに。訪れる際は、席を予約するといいかもしれません。
テーブル席のほか、気持ちいいテラス席や個室もあります。大切な人と気軽に訪れたいですね。
イチオシのメニューは、石窯で焼き上げる「ローマ風ピッツァ」です。注文を受けてから1枚、1枚、生地を伸ばして焼き上げます。他にもたっぷりの野菜を使ったバーニャカウダ、料理長こだわりのパスタ、グリル料理などバラエティ豊かなメニューが楽しめます。
「生ハムと生しいたけのピッツァ わさび風味」(1,936円/税込)とクラフト生ビール 「CHROA」のヴァイツェン(748円/税込)を注文しました。香ばしく焼けたピザの香りが食欲をかき立てます。
こちらのピザは、店の一番人気。生しいたけのみずみずしい香りと、シャキシャキの野菜、生ハムの塩気と旨味でビールがすすみます。わさびの辛味もしっかり効いていて、大人向けの味わいです。
ほかにも、「軽井沢フレッシュトマトと水牛のモッツァレラチーズのマルゲリータや」、「カマンベールチーズと高原野菜のピッツァ ジェノヴァ風」などが人気のピッツァだそうです。何人かでシェアしていただきたいですね。
ビールは、「CHROA(クロア)」という群馬県太田市で製造されているクラフトビールです。ヴァイツェンとは、ドイツ語で小麦のこと。麦らしい甘味と、さらりとした飲み口で白ワインを思わせる軽い喉越しのビールです。
「CHROA」は、1994年に太田市の地域活性化のために設立された「夢麦酒太田」をルーツに持つビール。2016年に太田市出身のファッションホイールデザイナー片岡達也氏がプロデュースし、ブランドを一新しました。全国のクラフトビールファンから注目を集めています。
◎軽井沢 星野エリア ハルニレテラス内「イル・ソーニョ」の基本情報
営業時間 | 11:00~22:00 (LO21:00) |
住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町星野ハルニレテラス |
電話 | 0267-31-0031 |
公式サイト | イル・ソーニョの詳細はこちら |
ハルニレテラスのデリ「セルクル」でビールとおつまみをテイクアウト
「セルクル」は、レストランとデリカテッセンを併設したワインショップ。デリカテッセンでは、フレンチシェフの本格的な料理をテイクアウトすることができます。もちろん、生ビールも持ち帰り可能です。
お惣菜のイートインも可能。個性的な欧風調味料やチーズもあります。まさに、のんべえには天国と言える店。食通の友達にお土産を買うのにも便利です。お酒とお惣菜を買い込んでホテルで飲み会という楽しみ方もできます。
ワインはオーナーソムリエが、自然派ワインを中心に常時300種類以上を揃えています。長野産ワインが買えるコーナーも充実していて、お土産に買っていく人も多いのだとか。好みのワインをソムリエに選んでもらうこともできます。
量り売りのお惣菜は、フレンチベースにイタリアンなどのテイストを取り入れた本格的な味わい。オードブルからメインディッシュ、デザートまで取り揃えています。鮮やかなオレンジ色が目を引く「ニンジンと柑橘果実のサラダ」は50g 220円。
テイクアウトできる生ビールは「KOKAGE」という軽井沢で醸造されたピルスナー(税込800円)。醸造家は「よなよなエール」で修行後、独立したそうです。低温で長期間熟成を行ったすっきりとした爽快感とホップの香りが鼻から抜けます。
おつまみは「前菜盛り合わせ」(1,760円/税込)。涼しいテラス席に座って、前菜を味わいながらビールを飲んだら最高の休日です。
◎軽井沢 星野エリア ハルニレテラス内「セルクル」の基本情報
営業時間 | 10:00-20:00 |
住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町星野ハルニレテラス |
電話 | 0267-31-0361 |
公式サイト | セルクルの詳細はこちら |
ハルニレテラスの人気ジェラート店「ハーヴェスト ナガイファーム」
暑い日に特に人気を集めているのが、浅間山の麓、長野県東御市で循環農業を営む「永井農場」のジェラート店です。
白い牛のオブジェがかわいい!夕方になると売り切れるフレーバーもあるため、夏の間は早めの時間に訪れるのがおすすめです。
「永井農場」の魅力が詰まったお米やお餅、ジャム、季節の野菜や果物も販売しています。フレッシュなチーズやヨーグルトは、お土産にも喜ばれているそうです。
人気No.1の「ピュアミルク」をはじめ、特産品の花豆を使った「お母さんの花豆」、「農場のコシヒカリ」、季節限定の「とうもろこし」「アスパラ」も珍しいと人気のフレーバーです。年間で40種類以上の味が楽しめるそうです。どれにするか、目移りしてしまいます。
シングルは450円(税込)、ダブルは550円(税込)、トリプルは650円(税込)で楽しめます。今回は、定番の「ピュアミルク」と「かぼちゃ」をチョイス。
ピュアミルクは、すっきりとした味わいで牛乳のピュアな甘味が爽やかです。かぼちゃは、甘すぎない素材を生かした味わい。まるで本物のかぼちゃを丸ごと味わっているかのような繊細な味わいです。
◎軽井沢 星野エリア ハルニレテラス内「ハーヴェスト ナガイファーム」の基本情報
営業時間 | 10:00〜18:00 |
住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町星野ハルニレテラス |
電話 | 0267-31-0082 |
公式サイト | ハーヴェスト ナガイワームの詳細はこちら |
④軽井沢で人気上昇中!マイクロブルワリー「カルテット・ブルーイング」
軽井沢駅北口から徒歩10分ほどの場所にある「カルテット・ブルーイング」は2021年3月にできたばかりの新しいクラフトビールの醸造所です。タップルームでは出来立ての生ビールを味わうことができます。
店内では、常時10種類ほどの生ビールが楽しめます。この日は、「カルテット・ブルーイング」で作られた7種類のオリジナルビールとオーナーが選んだ3種のクラフトビールが繋がれていました。
「さぁ、何から飲もうかな…」フードの持ち込みもOKです。オーナーの椎名将さんはビール好きが高じて2019年、米国ミシガン州で約1年間修行をつみました。その後、2020年に「株式会社カルテットブルーイング」を設立したのだそうです。
オーナーの椎名さん自ら、注いでいただきました。店内は隅々まで手入れが行き届き、こだわりが感じられます。
左から「ノクターナルスタウト Nocturnal Stout」(M 650円/税込)、真ん中が「エルダーフラワーエール Elderflower Ale」(M 650円/税込)、右が「ワルツァーブラウンエール Waltzer Brown Ale」(M 650円/税込)です。ぜひ軽井沢観光の間に立ち寄って、好みの味を見つけてみてください。
ちなみに、筆者のおすすめは「エルダーフラワーエール」。マスカットのようなエルダーフラワーの香りが珍しい個性豊かな一杯です。
◎カルテット ブルーイングの基本情報
営業時間 | 月・木・金 15 :00〜 20:00/土・日・祝 12:00〜 20:00 |
住所 | 長野県軽井沢町軽井沢1277-15 YS軽井沢1F |
電話 | 0267-31-5493 |
公式サイト | カルテットブルーイングの詳細はこちら |
この夏は、避暑地・軽井沢でビールを飲もう!
いかがでしたでしょうか?暑い夏に恋しくなるのがビール。高速バスを使えば、ほろ酔いでも、バスに乗車すれば都内までたどり着くことができます。この夏は、ぜひ高速バスを使って涼しい軽井沢にビールを飲みに行きませんか?
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※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。