【日帰り旅レポート】いわきから仙台へ行くなら高速バスが吉!
目次
高速バスで仙台へ
ここからはいわき駅発の高速バスの情報から仙台での観光の様子を含めたレポートをお届けします!ご自身で旅行に行く際の参考にしていただければ嬉しいです。
8:00 いわき駅 到着
いわき駅のバスターミナルは改札口から出てすぐのところにあるのでアクセスしやすいですが、念の為、簡単に行き方を説明します。
仙台行きの高速バス乗り場は南口。改札口を出たら右側の方に進みます。
すると左手に階段が見えてきます。その階段を降りればバスターミナルに到着です。仙台行きの高速バスは「2番乗り場」から出発。階段を降りてすぐのところに案内の看板があるのでそちらを参考にしましょう!
駅の近くにはレストランやカフェが入っているショッピング施設やコンビニもあるので、バス出発までの時間つぶしや買い物にも困りません。
写真が2番乗り場です。
向かいには駅前案内所もあり、バスについて職員さんに聞いたり、中のベンチで休めたりします。また、駅前案内所の隣にはお手洗いもありました。
8:55 いわき駅 出発
出発時間の約10分前に今回乗る新常磐交通のバスが来ました。いわき駅から仙台駅までは高速バスで約2時間30分。いよいよバス旅スタートです!
車内の様子はこちら。すみずみまで掃除が行き届いていて、とても気持ちがいいです。座席の上にある荷物置き場を利用すれば、荷物が邪魔にならずゆったりすることができますよ〜
入り口には消毒用アルコールもしっかり設置してありました。フィギュアは運転手さんの趣味なんでしょうかね。この日は平日ということもあり混んでおらず、とても快適でした。
バスの後方には化粧室もあるので、お手洗いの心配はいりません!
【いわき駅から仙台駅までのバス運賃表】
片道運賃 | 往復乗車券 | |
大人 | 2,750円 | 4,800円 |
小人 | 1,380円 | 1,700円 |
※往復乗車券は、バス車内では発売していないため、事前にお買い求めください
10:25 南相馬鹿島SAにて休憩
いわき駅を出発してから約1時間30分後、南相馬鹿島SAにて10分ほどの休憩がありました。
時間はあまりないですが、サービスエリアの敷地内にある「セデッテかしま」には南相馬市の名産品が販売されているので、少し覗いてみるのもいいかもしれません!
11:45 仙台駅東口 到着
定刻通り、仙台駅に到着!座席シートがフカフカだったので、あまり高速バスに乗らない筆者もおしりが痛くならず、快適でした。気づくとすでにお昼の時間。仙台市内を観光する前にランチを食べに西口へ向かいます!
12:00 お腹を満たしに「Cafe 青山文庫」へ
「Cafe 青山文庫」は仙台駅西口から歩いて約5分のところにあります。店内に入ると、コーヒーや料理のいい香り。食欲がそそられます。席に座り周りを見渡すと、本やレトロな家具や雑貨がたくさん。店内に置いてある本は自由に読んでもいいんだとか。各席の間にはアクリル板があり感染対策もバッチリされていました。
窓側の座席の上にかけられている時計はそれぞれ示す時間が異なっていて、不思議な気分になります。
ドリンクメニューはコーヒーやクリームソーダ、アルコール類も充実しています。フードメニューは焼きカレーやトースト、その他にはシフォンケーキなどのスイーツも。たくさんあるメニューに迷いながら筆者はアイスコーヒーとそば粉をつかったガレットを注文しました。アイスコーヒーは苦味が程よく、ガレットは中のチーズがとろとろでとても美味しかったです。
◎Cafe 青山文庫の施設の基本情報
営業時間 | 月~土 11:00~23:00
日・祝日 8:00~21:00 (モーニング 8:00~11:00) |
休業日 | なし |
住所 | 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央2丁目1-27 ever‐i中央ビル5F |
電話番号 | 022-209-5115 |
公式サイト | https://green-coffee-farm.com/aoyamabunko/ |
「るーぷる仙台」に乗って仙台観光
お腹を満たしたあとは、「るーぷる仙台」号に乗車!「るーぷる仙台」とは「瑞鳳殿」や「仙台城跡」など仙台市内の観光地の近くのバス停を循環するバスです。仙台駅前発で平日は20分間隔、土日は15分間隔で運行しています。「仙台に来たものの、どこに観光に行けばいいかわからない」。そんな方は「るーぷる仙台」に乗り、気になる観光地で降りて観光をすればきっと楽しめますよ!
バス乗り場は仙台駅西口を出て左の方へ歩いて3分ほどのところにあります。向かう途中、看板があるのでそれを参考に「16番乗り場」に向かいましょう。
乗り場のすぐ近くには市バス案内所があり、ここで「るーぷる仙台」の一日乗車券が購入できます。3回以上、下車する予定の場合は一日乗車券を購入した方がお得になります。また、1日乗車券を購入すると入館料や飲食料が割引になる等の特典が受けられるそうです。
ここで一つ注意点。「るーぷる仙台」が停車する観光地は月曜定休のところが多いんです!したがって、なるべく月曜日を避けて乗車したほうが良さそうです。
1日乗車券を購入し、バスを待っていると13時ぴったりにバスが来ました。今回は筆者が選んだ2ヶ所の観光地へ行きます!
※「るーぷる仙台」の運行ダイヤや運賃表など詳細情報は以下のサイトをご確認ください。
>>https://loople-sendai.jp/
13:15 瑞鳳殿
瑞鳳殿の協力の旨
仙台の観光といえば必ず名前が挙がるであろう「瑞鳳殿(ずいほうでん)」。伊達政宗公の墓所として1637年に造られました。境内の中には豪華絢爛な瑞鳳殿だけでなく、歴史を感じることのできるさまざまな史跡や施設もあります。
瑞鳳殿の協力の旨
バス停から境内入り口までは少し急な坂と階段が続きますが、緑に囲まれているので癒やされながら歩くことができました。
瑞鳳殿の協力の旨
瑞鳳殿は境内入り口からすぐのところにあります。写真でしか見たことがなかったのですが、間近で見てみると、色やデザインなど細部までとことんこだわって造られているのがわかり感動しました。
瑞鳳殿の協力の旨
境内の中をしばらく歩いていると疲れが溜まってくるかと思いますが、帰りは下り坂です。少し気が楽になりますね。バス停の近くにはカフェがあるので、次の観光地へ行く前に一休みするのもアリですね!
◎瑞鳳殿の基本情報
開館時間 | 2月1日~11月30日 9:00~16:50(最終入館時間16:30)
12月1日~1月31日 9:00~16:20(最終入館時間16:00) |
休業日 | 12月31日 |
住所 | 〒980-0814 宮城県仙台市青葉区霊屋下(おたまやした)23-2 |
電話番号 | 022-262-6250 |
入場料金 | 大人 570円 高校生 410円 小・中学生 210円 |
公式サイト | https://www.zuihoden.com/ |
14:55 せんだいメディアテーク
バスに40分ほど揺られ次に向かったのは「せんだいメディアテーク」。周囲の木々が全面ガラス張りのスタイリッシュな建物に映り、とてもきれいです。館内のギャラリーでは絵画展、イベントスペースではワークショップなどさまざまな催し物が行われ、いつ訪れても楽しむことができます。
1階には東北6県の工芸品、独自のセンスで選ばれた本や文具などが並ぶミュージアムショップがあります。訪れた際は旅の思い出にお土産を買うのもいいですね。
その隣にカフェを発見。コーヒーや紅茶だけでなく、ビールやワインも飲めるそうです!
「せんだいメディアテーク」は建築物として多くの評価を得ていて、建築を学ぶ学生や海外の建築ファンが見学に訪れることも多いんだとか。仙台に来た際はぜひ足を運んでみてください!
◎せんだいメディアテークの基本情報
開館時間 | 9:00〜22:00 |
休館日 | 保守点検日(毎月第4木曜)、年末年始(12月29日から1月3日)。 詳しくは公式サイトをご確認ください。 |
住所 | 〒980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町2-1 |
電話番号 | 022-713-3171 |
入場料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.smt.jp/ |
15:40 仙台駅到着
今回は時間が限られていたため、2ヶ所しか回ることができませんでしたが、時間がある方は「るーぷる仙台」に乗ってゆっくりお好みの場所を訪れてみてはいかがでしょうか?
16:00 三瀧山不動院
帰宅前にもう一箇所行きたいと思っていたのが「三瀧山不動院」。なんとこの寺院はカフェや洋服屋さんが立ち並ぶ仙台駅のアーケード内にあるんです。アーケードを歩いていると突然現れ、周囲のお店のなかでもなかでもひときわ目を引く存在になっています。「三瀧山不動院」は通称「みたきさん」と呼ばれ地元の人もよく訪れているのだそう。
明治時代、「仙臺四郎(せんだいしろう」という一人の男がいて、彼が立ち寄った店は必ず繁盛し、彼が抱いた子どもは丈夫に育つと言われたそうです。そんな「仙臺四郎(せんだいしろう」が福の神として「三瀧山不動院」に祀られています。
仲見世には「仙臺四郎(せんだいしろう」グッズを扱うお店やバラエティ豊かなお茶を扱うお店が並んでいました。
◎三瀧山不動院の基本情報
拝観時間 | 10:00~18:00 |
休業日 | なし |
住所 | 〒980-0021 仙台市青葉区中央二丁目5-7(クリスロード商店街) |
電話番号 | 022-221-3056 |
入場料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.mitakisan.com/ |
終わりに
今回は福島県いわき市から仙台市への高速バスを使った旅のレポートをお届けしました。同じルートには電車も通っていますが、高速バスを利用すれば約30分移動時間を短縮することができます。さらに、往復乗車券を購入すれば往復の電車賃よりも約500円おトク。時間の限られる日帰り旅で充実した時間を過ごすには移動時間をいかに減らし、観光にあてる時間を増やせるかがポイントです!いわき市周辺にお住まいの方は、ぜひ高速バスを利用し仙台観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。
「いわき―仙台」のご予約はこちら
今回の記事で紹介した高速バス「いわき―仙台」は、発車オーライネットから予約が可能です。どうぞご活用ください。
※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。