【予算1万円】高岡市観光!富山湾を一望し、三大大仏を巡る旅

高岡市には、日本三大大仏の「高岡大仏」や富山湾を一望できる展望台がある「海王丸パーク」などいろいろなスポットがあります。しかも、高岡駅を中心に点在しています。

高速バス「きときとライナー」で行けば、名古屋市から予算1万円以内で観光が可能です。

今回は、予算1万円以内で高岡市を1日回れる観光モデルコースを紹介します。時系列でまとめていますのでぜひ、参考にしてください!

今回の高岡市観光プランは?

今回紹介する高岡観光のプランはこちらです。

目的地:高岡市 高岡大仏 富山湾

日程:1日

予算:1万円 ※宿泊費は入っていません

おすすめする人:神社・大仏が好き、ドラえもんが好き、ゆっくり景色を楽しみたい人

高速バスと新幹線の比較は以下のとおりです。

金額 時間 経路
高速バス 3,500~4,500円 3時間30分~4時間 名古屋⇒新高岡
新幹線※ 5,170~8,190円 3時間~3時間30分 名古屋⇒金沢⇒新高岡

※新幹線の金額=(自由席)5170円+(特別券)2090~3740円

高速バスの利用で、交通費が1万円を切ります。乗車時間が変わらない分、高速バスのがお得ですね!

今回乗車する高速バス「きときとライナー」とは?

「きときとライナー」はイルカ交通が運行する高岡・名古屋間を結ぶ高速バスです。 ちなみに「きときとライナー」の「きときと」とは富山弁で「新鮮な」という意味です。もともとは新鮮な海鮮などの魅力を伝えることが目的だそうで、現地でも「きときと」という字をたくさん見かけました。

-「きときとライナー」に乗ってみた

今回は名古屋駅から高岡バスターミナルにかけて乗車してみました!バスのりばまでの行き方や車内の様子を紹介するので参考にしてみてください。

名古屋駅に着いたら、「きときとライナー」が待つ停留所に向かいます。まずは「ミッドランドスクエア」を目指します。「名鉄名古屋」駅を出ると目の前に見えます。

ミッドランドスクエアを右に曲がると、バスの停留所があります。

筆者が着いた時、バス停前に長蛇の列ができていました!しかしこれは、「県営名古屋空港」行きのバスの列です。間違えて並ばないようにしてくださいね。発着のギリギリまで違うバスが停まっているので要注意です。

イルカ交通「砺波・高岡行」と書かれたこの表示が、きときとライナーのバス停の目印です。

定刻前に「きときとライナー」が到着です。 「県営名古屋空港」行きのバスが停まっている場合は、少しずれた位置に停まるので注意してください。「きときとライナー」は黄色の車体が特徴なので、それを目印に乗車しましょう。

バスの席は広々していて、今回はとなりが空いていたのでさらに快適に過ごせました。普段は3列シートですが、今回はバス整備で4列シートでの運行でした。ある意味レアな日です。

ちなみに、帰りは3列シート(写真右)でした!となりとも距離が空いているので、気にせず過ごすことができました。

注意事項などはモニターで確認します。ドリンクホルダーや充電専用コンセントもあるので、充電を忘れていても、乗っている間に完了できます。

またスリッパも完備しているので、靴やヒールなどを脱げて楽ですね!毛布も必要に応じて提供してくれます。キャリーケースも収納する場所があるので、荷物が多くても安心して乗車できます。

「きときとライナー」はトイレを完備しています。トイレは中央か最後尾にあり、今回は最後尾でした。

途中「岐阜大和」と「城端」サービスエリアで休憩しました。渋滞に応じて1~2回休憩を入れてもらえるので、疲れることなくバス旅ができます。

12:30頃イルカ交通の「高岡バスターミナル」に到着です。約3時間半の旅でしたが、充電しながら動画を観れたので、あっという間に着きました。

このあと高岡市内を観光をするため「高岡」駅に向かいました!高岡バスターミナルから高岡駅までは2.3㎞とやや距離があります。そのため徒歩で「新高岡」駅に向かい、JR城端線で高岡駅に移動です。

高岡市の観光スポットを1日で巡ってみた!

1日で高岡観光ができるよう、高岡駅から始まるモデルコースを設定しました!ぜひ参考にしてください!

1日でまわるなら「万葉線1日フリーきっぷ」がおすすめ

今回は「万葉線1日フリーきっぷ」で高岡市を観光します。「万葉線」とは、高岡市と射水市を結ぶ路面電車のこと。万葉線の切符は、乗車の際に購入します。駅員さんに「1日乗車券をください」と伝えると購入できますよ!900円なので、2回以上乗り降りする方は購入した方がお得です!

ちなみに、今回使用する移動手段はこれだけです♩

8:40   1日観光へ「万葉線」乗車

写真は、ドラえもんが描かれている路面電車です。停車している時間は、お子さんが楽しそうに写真を撮っていました!

写真のとおり、ドラえもんの作者、藤子・F・不二雄先生が高岡市出身のため「ゆかりの地」となっています。高岡市内には、多くのドラえもんの観光スポットが点在していました。

バスと電車の待合室が一緒で、こちらもドラえもん一色です。

電車の中にも、ドラえもんがいました!ドラえもん好きにはたまりません。

ドラえもんを描いた電車以外にもいろんな色の電車が走っていて、それを見るのも楽しみの1つです!ぜひお気に入りを探してみてください。

9:34   万葉線の終点にある「新湊大橋」へ

万葉線の終点である「越ノ潟駅」に到着!下車してすぐに「新湊大橋」が見えてきます。総延長は3.6km!!日本海側最大級の斜張橋で、富山港に架かっています。橋のたもとまで行くと、その大きさに圧倒されます!

「新湊大橋」には「あいの風プロムナード」という全長480mの遊歩道があります。歩道もエレベーターも広く、バリアフリーにも配慮されています。

中は屋根があるので、天候が悪くても歩けます!私が訪れた時は、あいにくの天候で外はあまり見えませんでしたが、天気が良い日は富山湾を一望できます。

遊歩道は、地元の方の散歩コースになっています。地元の方とすれ違い際にお話をして、おすすめの展望台「海王丸パーク」を紹介してもらいました!地元の人が言っているのは間違いないので、コースにも入れて、あとで行くことにしました!

◎「新湊大橋」の基本情報

営業時間
5月~10月:6:00~21:00
11月~4月:6:00~20:00
定休日 荒天時
Googleマップ
電話 0766-84-8292
公式サイト

10:24 地元の方おすすめの展望台「海王丸パーク」を見てまわる

さてさて、終点の「越ノ潟」駅から1駅戻った「海王丸」駅を下車。徒歩10分で、地元の方にすすめていただいた展望台のある「海王丸パーク」に到着です!まずは展望台へGO!

階段を上った先では、富山湾が一望できました。天気のよいときは能登半島が見えるそうです。

私が訪れたときは、曇りだった天候が少し晴れて、能登半島が見えました!地元の方のおかげでなかなか見られない景色に出会えました!

次に、目的にしていた「海王丸」へ向かいます。

日常生活の中で船内を見学できるチャンスはなかなかないので、好奇心に従い見学することにしました!

操縦席や船の先端まで見学し放題です!船の先端にはあまり行けないので嬉しい!

船長の部屋や見習いの部屋を見学。部屋の違いが見られていい機会でした。

料理場や会議室なども見学でき、非日常的な体験ができました!20~30分で船全体を見学できて大満足です!

◎「海王丸パーク」の基本情報

営業時間 9:30~17:00
定休日 水曜日
Googleマップ
電話 0766-82-5181
料金
小中学生/200円(20人以上の団体は150円)
大人(高校生以上/400円(20人以上の団体は350円)
ファミリー券/500円(大人1名+小中学生1名)
公式サイト

11:30 お腹が空いた方は「新湊きっときと市場・きときと食堂」へ

お腹が空いた方は「新湊きっときと市場」へぜひ足を運んでみてください!「海王丸」駅でも「海王丸パーク」からでも徒歩10分で行けます。わたしは見学だけでしたが、お腹が空いていたら、お昼をここで食べるのもいいと思いました。

時間が遅かったこともあり、売り切れ商品があったので、昼食をとりたい方は「新湊大橋」の前に訪れることをおすすめします。

◎「新湊きっときと市場」の基本情報

営業時間
9:00〜17:00(時期により異なります)
定休日 年中無休
Googleマップ
電話 0766-84-1233
公式サイト

13:10   行ってみたかった「世界で2番めにおいしい、焼きたてメロンパン」

今回の観光プランを考えている際、お昼に必ず訪れようと決めていたお店があります。「末広町」駅を降りてすぐの「世界で2番めにおいしい、焼きたてメロンパン」です。なんとも店名に目を引くお店!でもなぜ世界で2番目なのでしょうか?

理由は、メロンパンの作り方を伝授してくれた師匠が世界で1番目だからだそうです!なんとも素敵な理由ですね!

1番人気のバニラをいただきました。味はメロンパンが甘く、バニラは甘さ控えめでとてもマッチしていました!温かいメロンパンの中にアイスが入っていました。メロンパンが温かいイメージではないので驚きでした!バニラのほかに抹茶やチョコなどもあり、メニュー豊富でした。

ユーモアのある注意喚起のように、まだまだ観光が続くので、夢中になりすぎて服を汚さないようにしてくださいね!

◎「世界で2番めにおいしい、焼きたてメロンパン」の基本情報

営業時間 10:00~18:00
定休日 水曜日
Googleマップ
電話 090-1396-2612
食べログ

14:00 日本三大大仏の「高岡大仏」を観光

万葉線で向かってもよかったのですが、せっかくなので町並みを眺めながら15~20分ほど歩き「高岡大仏」を目指します!実は、高岡大仏は奈良の大仏、鎌倉大仏と並ぶ3大大仏として有名!恥ずかしながら知りませんでした…

高岡大仏は古い町並みの商店街の中にあり、町に溶け込んでいました!

◎「高岡大仏」の基本情報

営業時間 6:00~17:00
定休日 年中無休
Googleマップ
電話 0766-20-0555
公式サイト

高岡大仏の隣にあるカフェも有名です。休憩を兼ねて高岡大仏とセットで寄ることをおすすめします。

筆者も寄ってカステラをテイクアウト。可愛らしい大仏が描かれています!味は甘さ控えめ。1口サイズなので、つい2つ3つと欲しくなります。

カフェラテも一緒に注文!カステラとの相性はばっちりです!高岡大仏前のベンチがあり、座ってゆっくり食べられました。

◎「amida coffee」の基本情報

営業時間
09:30 ~ 18:30(ラストオーダー18:00)
定休日 不定休
Googleマップ https://onl.la/XjgjWcc
電話 0766-75-8377
公式サイト

15:00 高岡古城公園内「射水神社」へ参拝

高岡大仏より、1本道で繋がっている「射水(いみず)神社」。5~10分ほどで行けるようなので、足を運んでみることにしました。

高岡古城公園の中心にある射水神社。3月中旬だったので、花も咲いていて、きれいな神社でした!平日で小雨が降っていたこともあり、人かず少ないなかで、ゆっくりお参りできました。

さあ旅も終盤!高岡駅に戻ります。最寄りの「急患医療センター前」駅から乗車してくださいね。

◎「射水神社」の基本情報

営業時間 9:00~16:30
定休日 年中無休
Googleマップ https://onl.la/LkQ6FEX
電話 0766-22-3104
公式サイト

16:05  「ドラえもん散歩道」で観光終了!

旅の別れが名残惜しくなった筆者は、射水神社から歩いて高岡駅に戻りました。

最後の観光は「ドラえもん散歩道」です。高岡市はドラえもんの聖地なので、あえて最後に寄りました!かつてこのあたりは、外国人がこぞって写真を撮っていたそうです。またにぎわいが戻ってくるといいですね♩

16:30 旅の疲れを「富山ブラックラーメン」で癒す

さて、高岡駅に到着。最後はやっぱり「富山ブラックラーメン」で締めたいところ!高速バスで帰る前の腹ごしらえです!

人気店「らぁめん次元」に足を運びましたが、ちょうど空いてる時間でラッキーでした。高岡市は、映画「アオハライド」のロケ地だったことから、お店にも、映画関係者の方のサインがたくさんありました。

これが「富山ブラックラーメン」です。この日は少し肌寒かったので、体が温まり大満足。味は濃いめでガツンときて、1日歩いた体に染みわたりました。

実は高岡は「高岡コロッケ」というB級グルメも有名。ブラックラーメンと一緒に美味しくいただきました。

◎「らぁめん次元」の基本情報

営業時間
火~土・祝・祝前 11:00~21:30 (L.O.21:00)
日 11:00~18:00 (L.O.17:30)
定休日 月曜日
Googleマップ https://onl.la/RBSRep3
電話 0766-25-2598
公式サイト

17:30 高岡駅瑞龍寺口3番から「きときとライナー」で名古屋へ

高岡駅から出ている「きときとライナー」で名古屋へ帰宅します。

乗車後は、1日歩いて疲れたのか、寝てしまいました。乗り換える必要がないので、名古屋までしっかりと体を休めることができました。

高速バス「きときとライナー」で移動費を抑え高岡観光を楽しもう!

今回の高岡観光は「バス往復代+1日乗車券」の交通費で1万円におつりがきます。その分観光にお金が使えますよね。

実は高岡市には、まだまだ観光できるスポットがあります!浮いたお金でさらに充実した旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。

ライター

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山﨑 翔

47都道府県を巡ることを目標に色々な所へ旅行をしています。バス旅の魅力をたくさんの人に伝えていきます!

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