【大阪発】城崎温泉に日帰りで行ってみた!バス旅レポ
目次
城崎温泉とは?
城崎は兵庫県北部の日本海に面した関西有数の温泉街です。717年に城崎に来た僧侶の道智上人(どうちしょうにん)が、難病の人々を救うため1000日間の修行を行い、720年に温泉が湧出したと言われています。開湯1300年以上の歴史を誇り、「城の崎にて」を著した志賀直哉をはじめ、多くの文豪に愛された湯治場でもあります。
旅館に宿泊するのも良いですが、大阪から日帰りで行ける距離にあるのも魅力です。趣の異なる7つの外湯めぐりでゆったりするのが、定番の過ごし方です。
城崎温泉へ日帰りバス旅で行ってみた!
大阪から城崎温泉へはバスで約3時間半。朝早めに出発すれば、日帰りでも十分に城崎温泉を満喫できます。今回は、実際にバスで旅した様子を時系列で詳しく紹介します。
7:20 大阪発
大阪駅から徒歩約3分。阪急三番街にある阪急高速バスターミナルから城崎温泉行きのバスは出発します。
今回乗ったのは阪急観光バスが運行する城崎温泉-大阪線。7時20分ちょうどに出発したので、時間には余裕を持って、バスターミナルに来ることをおすすめします。
車内の様子はこちら。Wi-Fiの利用が可能なので、退屈せずに過ごせます。車いすやベビーカーの方も乗車できます。
最後方にはいつでも利用できるトイレがあるため、安心してバスに乗っていられました。
10:47 城崎温泉着
約3時間半で無事、城崎温泉に到着。小雨がちらつくあいにくの天気ですが、散策をはじめます。
城崎といえば、なんといっても温泉!街ぶらマップを眺めながら、どこの温泉に行くか考えます。
11:20まずは「一の湯」で最高のスタートを切る
城崎には日帰り入浴が楽しめる外湯が7つあるのですが、まずは「一の湯」へとやってきました。外観が立派で、期待が高鳴ります。
窓口で1日入浴券を購入。外湯の入浴料は700〜800円なので、2ヶ所以上の温泉を巡る方は1日入浴券がお得です。
一の湯は合格祈願・交通安全・開運招福の湯と言われています。名物「洞窟の湯」は半分が洞窟で、半分からは光が差し込む神秘的な雰囲気。水の流れる音が耳に心地よく、心も体も温まります。城崎散策最高のスタートとなりました。
2階には広々とした休憩スペースもありました。お風呂上がりにのんびりするのも良さそうですね。
◎「一の湯」の基本情報
営業時間 | 7:00~23:00 ※水曜定休 |
住所 | 兵庫県豊岡市城崎町湯島415-1 |
電話番号 | 0796-32-2229 |
公式サイト | 一の湯の詳細はこちら |
12:30 「フレッシュジュース&スムージー きのさきジュース菜果」で乾いた喉を潤す
温泉で体が温まったので、次は喉を潤したい気分に。一の湯から歩いてすぐのところに、フレッシュジュース屋さんを発見。これは行くしかありません。
バナナジュースやフルーツミックスジュース、桃スムージーなど豊富なラインアップに迷うこと10分。マンゴーとヨーグルトが入ったマンゴースムージーを注文しました。
マンゴースムージーを飲みながら風情ある街並みを歩く、なんてことをしてみました。一人でも楽しいですね。
◎「フレッシュジュース&スムージー きのさきジュース菜果」の基本情報
営業時間 | 10:00~21:00 ※水曜定休 |
住所 | 兵庫県豊岡市城崎町湯島644 |
電話番号 | 0796-32-0101 |
公式サイト | フレッシュジュース&スムージー きのさきジュース菜果の詳細はこちら |
12:50 「お食事処 山よし」で和食ランチを楽しむ
喉を潤した後は、お腹を満たしたくなってきました。バスが到着したツーリストインフォメーションに隣接した「お食事処 山よし」でランチタイムにしましょう。
城崎温泉は、かにが有名ということで、かに鍋うどんを注文。かにの身がたくさん詰まっていて、食べ応えがありました。他にもかに刺身定食、かにしゃぶしゃぶ定食、かにすき、かに天婦羅定食など様々なかに料理が楽しめます。
◎「お食事処 山よし」の基本情報
営業時間 | 8:00~23:00(LO.22:00) |
住所 | 兵庫県豊岡市城崎町湯島96 |
電話番号 | 0796-32-3841 |
公式サイト | – |
14:00 「さとの湯」のサウナでととのう
外湯めぐり2ヶ所目はランチを食べた「お食事処 山よし」の向かい側にある「さとの湯」。
浴場は広く、様々なお風呂がありました。特に3階は43℃のミストサウナと90℃近くの高温ドライサウナ、露天風呂がある最高のスポットです。ドライサウナに入ったあと、冷水シャワーを浴び、白いベンチで外気浴。山を眺めながら、完璧にととのいました。
休憩スペースは畳です。入浴後の昼寝も気持ち良さそうですね。また来たいと思える素晴らしいお風呂でした。
◎「さとの湯」の基本情報
営業時間 | 13:00~21:00 ※月曜定休 |
住所 | 兵庫県豊岡市城崎町今津290-36 |
電話番号 | 0796-32-0111 |
公式サイト | さとの湯の詳細はこちら |
15:15 「TOKIWA GARDEN」でおしゃれにクールダウン
クールダウンしながら一息つける場所ないかな…と探していたところ、素敵なカフェを見つけました。「TOKIWA GARDEN(トキワガーデン)」です。
店内はオシャレで、座席数が多いのもうれしいポイントです。
頼んだのは「抹茶アフォガート」。ひんやりバニラアイスに熱々の抹茶をぶっかけます。口の中で、素晴らしいハーモニーを奏でてくれました。
◎「TOKIWA GARDEN」の基本情報
営業時間 | 9:00~17:00(LO.16:30) ※火曜定休 |
住所 | 兵庫県豊岡市城崎町湯島788 |
電話番号 | 0796-21-9126 |
公式サイト | TOKIWA GARDENの詳細はこちら |
16:20 「鴻の湯」で大自然と静寂に包まれる
城崎温泉観光のラストにやってきたのは「鴻の湯(こうのゆ)」。夫婦円満・不老長寿、しあわせを招く湯として知られています。私は独身なので、不老長寿を願いながらお湯に浸かりました。
露天の庭園風呂は最高の一言。庭園風呂というだけあって、植物が周りに茂っていて風情を感じました。私が入った時は音がほとんどなく、とても静か。今回訪れた3ヶ所の温泉の中で、最も落ち着けるお風呂でした。考え事をするには一番いい浴場だと思います。
◎「鴻の湯」の基本情報
営業時間 | 7:00~23:00 ※火曜定休 |
住所 | 兵庫県豊岡市城崎町湯島610 |
電話番号 | 0796-32-2195 |
公式サイト | 鴻の湯の詳細はこちら |
17:40 城崎温泉発
最高に楽しい散策でしたが、ついに帰る時間に。到着したのと同じツーリストインフォメーション前でバスを待ちます。
帰りは全但バス(株)運行の便で大阪へ向かいます。スノーボードや自転車など大型荷物もトランクに入れることができるそうです。
車内は4列シートで、後方にはトイレもあります。Wi-Fiも利用できるので、うとうと眠るのもよし、スマホをいじってリラックスするのもよし。自由な過ごし方ができると思います。
20:58 大阪着
無事、大阪に到着。最高の1日でした。
城崎温泉バス旅は最高だった!
今回は、大阪から城崎温泉へのバス旅の様子を紹介しました。3ヶ所の温泉はそれぞれ違った特徴があり、改めて温泉めぐりの楽しさを感じました。高速バスなら、行き帰りは寝るなどのんびりと自由に過ごせます。1人でも、友人や恋人同士でも楽しめる城崎温泉。次の旅行先候補にしてみてはいかがでしょうか。
「城崎温泉-大阪線」のご予約はこちら
今回の記事で紹介した高速バス「城崎温泉-大阪線」は、発車オーライネットから予約が可能です。どうぞご活用ください。
※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。
最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。