【高速バスで富士宮 コスパ旅・2日目】白糸ノ滝とレトロ喫茶の名水コーヒー

白糸ノ滝
今回は、世界遺産・富士山のお膝元「富士宮市」を1泊2日で旅しました。富士山のダイナミックな地形が織りなす「白糸ノ滝」や、風光明媚な「朝霧高原」など豊かな自然を満喫できる旅をご提案します。こちらの記事は後編です。

前編の記事は下記のリンクからお読みください!

 

2日目・パワースポット 白糸ノ滝と富士山の名水コーヒー

まずは旅の目的を確認しましょう。

おすすめ:朝霧高原や白糸ノ滝など富士宮のジオスポット

目的地    :静岡県 富士宮市

日程        :1泊2日

かかった金額:26,165円

人数        :1人

1日目の後半と2日目のコースはこちらです。

<1日目・後半>

富士花鳥園⇒(バス)⇒富士宮駅

<2日目>

富士宮駅⇒(バス)⇒白糸ノ滝⇒(バス)⇒富士宮駅⇒(徒歩)⇒喫茶店 らんぶる⇒(徒歩)
⇒富士宮駅⇒(高速バス)⇒東京駅

2日目の費用と所要時間を紹介します。新幹線との比較も参考にしてください。

【2日目の交通費】

高速バス2,600円+バス1,260円=3,860

・新幹線4,070円+在来線2,370円+バス1,260円=7,700円

⇒高速バスで行くとほぼ半額になり3,840円お得!1泊2日で7,680円安く旅できます。

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今回筆者は、高速バスを利用して旅をすることにしました。
内容が盛りだくさんのため、前編・後編でオススメのコースをご紹介しています。

16:00 富士花鳥園(前回の続き)

富士花鳥園

「富士花鳥園」は、インスタグラマーやアイドルのグラビア撮影などで有名な写真映えスポットです。「道の駅 朝霧高原」のバス停から徒歩5分ほどの場所にあります。入場料は大人1,400円(中学生以上・税込み)です。

富士花鳥園

施設のメインは、1200株のベゴニアと約300品種のフクシアが咲き誇る温室です。

富士花鳥園

遠目から見ると、まるで印象画のように花々が霞んで見えます。ここでどんな写真を撮ろうかな?想像が膨らみます。

富士花鳥園

左側の花がフクシア。古代インカの言葉で「女王の耳飾り」という意味だそうです。右側はベゴニア、花弁が厚く艶があって砂糖菓子のようです。

富士花鳥園

温室は程よく温かく、一年中、花が楽しめるように管理されているそうです。天気がイマイチな日も楽しめるのは嬉しいですね。

富士花鳥園

園内を歩いて行くと、思いもよらぬところにペンギンがいました。

富士花鳥園

こんなに近くでペンギンを見るのは初めての経験です。

富士花鳥園

よく見ると、園内にはいたる所に動物がいます。モルモットがパイプの中に入ってお休み中。なんだか海苔巻きみたい… ワライカワセミもいました。

富士花鳥園

ずんずん奥へ進んで行くと、バックヤードのような場所に出ます。実は、富士花鳥園は花の生産者が経営しているのだそうです。

富士花鳥園

こちらはエミューやコールダックの池があるコーナー。遠くに富士山が見えます。

富士花鳥園

さらに進むとフラミンゴがいました!どの鳥たちも動物園より間近で観察できます。

富士花鳥園

とても広い園内。最奥の扉を出ると間伐された林の中に、放し飼いのエミューたちがいます。

富士花鳥園

ちょっとだけジュラシックパークを思い出しました…

富士花鳥園

お土産コーナーも忘れずにチェックしてみてください。お気に入りが見つかるかもしれません♪

◎「富士花鳥園」の基本情報

営業時間 9:00-17:00(4月1日~11月30日)
9:00-16:00(12月1日~3月31日)
住所 静岡県富士宮市根原480-1
定休日 木曜日(祝日の場合は営業)
Googleマップ
https://goo.gl/maps/mWwnm1Ccy7qgvgi66
電話 0544-52-0880
公式HP https://kamoltd.co.jp/fuji/

18:33 道の駅 朝霧高原からバスで富士宮駅へ

富士宮駅

道の駅 朝霧高原のバス停から、富士急バスに乗車して富士宮駅まで帰ります。19:13に到着。この日は1泊して、翌朝に備えます。

翌朝 7:35 白糸ノ滝へ

富士急バス

翌朝は、少し早起きして富士宮駅 7:35発のバスに乗車します。目的地は富士宮に来たら見ずには帰れない名所です。

白糸ノ滝 音止ノ滝

8:05にバス停に到着しました。朝の澄んだ空気の中、富士山がとても綺麗に見えました。

白糸ノ滝 音止ノ滝

お目当ては「白糸ノ滝」です。日本各地に同じ名前の滝がありますが、こちらは一味違います。案内板に沿って道を下っていくと…

音止ノ滝

ごうごうと滝の音が耳に飛び込んできました。見晴台からのぞいてみると。

白糸ノ滝 音止ノ滝

勇壮な「音止ノ滝(おとどめのたき)」が目の前に現れました。落差は25m。水飛沫が飛んできます。

白糸ノ滝 音止ノ滝

「音止ノ滝」だけでも十分素晴らしい景色が楽しめました。しかし、これはほんの序の口です。

白糸ノ滝

緑がいっぱいの道をさらに下ります。それにしても、早朝のためか誰にも出会いませんでした。やはり観光は早起きが吉ですね。

白糸ノ滝

目の前に現れたのは、幾つもの水のカーテン。「白糸ノ滝」です。水のベールに包まれたように、周りの空気がひんやりと変わります。

白糸ノ滝

白糸ノ滝は、国の名勝および天然記念物に指定されているだけでなく、「富士講」の信仰の対象として「世界遺産構成資産」にも登録されています。

白糸ノ滝

一部を除いてほとんどが富士山の湧水でできているという白糸ノ滝。年間を通じて水温は12度、毎秒1.5トンもの湧水が流れ出ているといわれています。しばらく、誰もいない滝の辺りでマイナスイオンをたくさん浴びました。

白糸ノ滝 展望台

白糸ノ滝を後にして、遊歩道を今度は登ります。すると、滝の上部に突き出した展望台が!

白糸ノ滝

見てください!この景観!滝と富士山と新緑が何とも涼しげです。ずっと眺めていたくなりました。帰りは、9:20発のバスで富士宮駅へ帰ります。

◎「白糸ノ滝」の基本情報

営業時間 白糸ノ滝駐車場
9:00~17:00
(冬季は16:30まで)
住所 静岡県富士宮市上井出273-1
定休日 年中無休
Googleマップ
https://goo.gl/maps/2X5UM283jty13Yz8A
電話 0544-27-5240
(富士宮市観光協会)
関連HP https://fujinomiya.gr.jp/guide/170/

10:00 喫茶店 らんぶる

喫茶らんぶる

富士宮駅から徒歩10分ほどの場所にあるのが「喫茶店 らんぶる」です。創業は昭和35年。純喫茶好きにはたまらない外観です。

喫茶らんぶる

内装もまさに昭和レトロといった感じ。まるでタイムスリップしたかのようです。

喫茶らんぶる
メニューも手書きで味があります。ちなみに、らんぶるとは「琥珀」という意味。茶色い半透明の宝石をコーヒーに見立てて名付けたのでしょうか?

喫茶らんぶる ブレンドコーヒー

どうしても、筆者が味わってみたかったのが富士宮の湧水で淹れた「らんぶるブレンド」400円(税込み)です。エスプレッソに似た苦味とコク深い味わい。清らかな白糸ノ滝を思い出しながら飲みました。

喫茶らんぶる

そして、純喫茶に来るとつい注文してしまうのが「クリームソーダ」550円(税込み)です。分厚いグラスがとってもロマンチック。

喫茶らんぶる

帰りにマスターからマッチをいただきました。富士山からたくさん元気をもらった1泊2日でした。

◎「喫茶店 らんぶる」の基本情報

営業時間 10:00~17:00
住所 静岡県富士宮市大宮町17-14
定休日 水曜日
Googleマップ
https://goo.gl/maps/iMi4dLg2Y3NbDiW49
電話 0544-24-1340
関連HP https://tabelog.com/shizuoka/A2204/A220401/22018123/

11:10高速バスで東京駅へ

富士急バス

富士宮駅から東京駅・日本橋口まで行ける高速バス「東京-富士・富士宮」線は、朝6:10と11:10発があります。筆者は11:10のバスで帰ることにしました。片道2,600円(税込み)で乗り換えなしで東京駅まで行けます。高速バス専用ののりばから発車します。

富士急行

4列シートはしっかりリクライニングができて快適です。

富士急行 バスの設備

USBポートやWi-Fiもあるので、スマホの充電を気にすることなく動画やネットを楽しみながら帰ることができます。

海老名SA

途中「海老名SA」で休憩もできます。

富士急バス

13:51に東京駅 日本橋口に到着しました。やっぱり、乗り換えなしで帰れるのはとっても楽です。まだ日が落ちる前に帰途につけるなんて、何だか贅沢な気分です。映画でも見て帰ろうか…

東京駅 日本橋口

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富士宮のパワースポットで明日の元気を養おう!

白糸ノ滝 音止ノ滝

今回は前編・後編で富士宮の1泊2日の旅をレポートしました。また戻ってきたくなる奥深い富士宮。日本の浅間大社の総本山「富士山本宮浅間大社」やB級グルメで有名な「富士宮やきそば」もあります。ぜひ、他の記事も参考にしてみてください。

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※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。

ライター

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うちや

アラサーの旅行ライター。前職はテレビ番組制作会社に勤務し、旅番組や食の番組を担当。漁船に乗って魚を捕ったり、棚田で田植えをしたり、  日本全国のディープな観光地に詳しい。趣味は釣りと温泉。海外旅行にはまだ行ったことがない。

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