高速バスで避暑地へGO!池袋から涼しい軽井沢へ行こう
今回は、西武観光バス「池袋-軽井沢・佐久・小諸・上田」線をご紹介します。池袋から一度乗り込んでしまえば、乗り換えの心配がなく、クーラーの効いた涼しい車内で快適に目的地まで辿り着けますよ。
目次
「池袋-軽井沢・佐久・小諸・上田」線とは?
「池袋-軽井沢・佐久・小諸・上田」線とは、池袋駅東口の西武高速バス乗り場から、下落合駅、練馬駅を経由し、軽井沢駅へと向かう高速バスです。サービスエリアでの休憩を挟んで約3時間ほどで軽井沢駅に着きます。軽井沢駅に停まるのは、1、3、5、7、9、11、13便。その他の便は、佐久インター南を経由し、小諸、上田方面へと向かうので間違えないようにしましょう。
■バスを使うメリット
「池袋-軽井沢・佐久・小諸・上田」線を使うメリットは以下のとおりです。
・予約制で必ず座れる
・クーラーの効いた車内で心置きなく眠れる
・何度も乗り換える必要がない
・フリーWi-Fi、お手洗い付きで快適
・荷物をトランクや荷物棚に置ける
・車内のコロナ対策もバッチリ
・途中SAで休憩を挟むので身支度ができる
家族や友人との日帰りでの旅行や、ひとり旅にも気軽に利用できます。お子様連れもOKです。
■乗車料金
乗車料金は、時期によりS、A、Bと料金が異なります。自分が乗りたい日程がどの料金に当てはまるのか、事前にこちらから確認の上、ご乗車ください。
大人 | 小人 | |
S | 2,900円 | 1,450円 |
A | 2,600円 | 1,300 円 |
B | 2,300円 | 1,150円 |
乗車券はインターネットかコンビニエンスストア端末機(ローソン・ミニストップ)で事前に購入しておくのがおすすめです。 大人は100円分、小人は50円分お得になります。当日購入も可能ですが、日によっては予約で埋まっていることもあるので要注意です。
>>インターネットからのご予約はこちら
■時刻表
池袋駅 東口発、軽井沢駅行きは1日7便運行しています。朝は7:15発から始まり、夕方は18:50発が最終です。こちらから時刻表を確認し、予定に応じてご乗車ください。
実際にバスに乗ってみた
高速バスに乗るのは初めてで不安という方に向けて、池袋駅 東口のバス乗り場へのアクセス方法をお伝えします。
■まずは、池袋駅 中央東口(西武口)からバスのりばへ
電車で池袋駅へ来た方は、宝くじ売り場が目印の東口(中央)に出ます。横断歩道を渡り、「マツモトキヨシ」の左脇に伸びる道へ。するとすぐに、西武高速バス乗り場が見えてきます。
「西武ライオンズ」でお馴染みの“白いライオンのマーク”が乗り場の目印です。赤丸の箇所には、時刻表が出ているので軽井沢駅に停まる便かチェックしてから乗車しましょう。発車時刻の前には乗務員さんがバス停で案内しているので安心です。
私は、軽井沢3便 8:10発のバスに乗車。10分前には軽井沢駅行きのバスが到着しました。乗務員さんにWeb予約した際の名前を告げ、指定席に座ります。
■8:10 軽井沢駅に向け出発
平日の朝という事もあり、お客さんは数える程度。ゆったりとした4列シートで空調も快適です。
座席はリクライニング可能で、足元もゆったり。FREE_Wi-Fiもあります。また、コロナ対策として西武高速バスでは全車両プラズマクラスターを導入。エアコンの外気モードを使用した車内換気がされています。
トイレはバスの後方にありました。急にトイレに行きたくなっても安心です。
途中、上里SAで20分の休憩を挟みました。20分あれば、軽く身支度を整えることも可能です。
■11:02 軽井沢駅に到着!
休憩も含め、約3時間ほどで軽井沢駅のバスターミナルに到着しました。気持ちの良いシートでうとうとしているうちに、あっという間の到着でした。バスから降りた途端、真夏だというのに涼しい風が……避暑地の旅に期待が高まります。
目にも涼やか!体感温度を下げる軽井沢の絶景・2選
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■マイナスイオン溢れる癒しスポット・白糸の滝
避暑地・軽井沢で必ず訪れたいのが「白糸の滝」です。この日も多くの観光客が涼を求めて遊歩道を散策していました。写真にあるのは「湯川」。この川沿いに遊歩道が整備されています。せせらぎを聞きながら150mほど歩けば、「白糸の滝」が目の前に!
「白糸の滝」は国有林内にある軽井沢きっての景勝地。無数の滝がまるで糸のように流れ落ちる様から、その名が付けられました。それにしても、真夏とは思えない涼しさです。
高さ3m、横に70mほど広がっている滝は、地下水が岩肌から湧き出したものだそう。ザアッという滝の流れる音を聞きながら、マイナスイオンを体いっぱいに取り込めば、都会から足を伸ばしてよかったと思うはずです。
◎白糸の滝の基本情報
営業時間 | 鑑賞自由 |
住所 | 北佐久郡軽井沢町長倉(小瀬) 白糸ハイランドウェイ途中 |
電話 | なし |
公式サイト | 白糸の滝の詳細はこちら |
売店では炭火で焼き上げる「イワナの塩焼き」が大人気。「湯川」に生息するイワナにちなんで売り始めたそうです。1本700円ですが、3本以上の注文で1本600円( ※税込)とお得になります。焼き上がるのに15分ほどかかるため、滝を見に行く前に予約しておくのがおすすめです。
■軽井沢 必見の名所!絵画のような絶景・雲場池
そして、もう一つ、軽井沢で欠かすことのできない絶景スポットが「雲場池」です。夏の湧き上がる雲が水面に映る様は、まるで絵画のようです。
明治期に外国人に避暑地として見出されたという軽井沢。そんな外国人別荘族たちが「スワンレイク」と呼んで親しんだのが、この「雲場池」です。一周20分ほどの散策路を歩いたり、ピクニックをしながら優雅な別荘族の気分を味わってみてはいかがでしょうか?
新緑の美しい夏場はもちろんですが、秋には紅葉もおすすめのスポット。家族や友人とカメラを持って訪れて、フォトジェニックな景色を撮り歩くのも楽しいですね。
◎雲場池の基本情報
営業時間 | 鑑賞自由 |
住所 | 北佐久郡軽井沢町六本辻 |
電話 | なし |
公式サイト | 雲場池の詳細はこちら |
冷んやり涼しい!別荘地のランチと食べ歩きグルメ
観光地を巡ったらお腹が空いてきました。「体の中からも涼しくなりたい!」ということで、オススメの冷んやりグルメをご紹介します。
■涼を呼ぶ!旧軽井沢銀座商店街の「モカソフト」
軽井沢といえば、真っ先に名前が上がる有名店「ミカドコーヒー」。旧軽井沢銀座商店街に面したこちらの店では、平日からこの行列です。
観光客のお目当ては、名物の「モカソフト」(43o円・税込み)。程よい苦味と絶妙な甘み、芳ばしいコーヒーの香りが鼻から抜けます。1969年に発売されてからというもの多くの人に愛され、ジョン・レノン夫妻も味わったとか。他にも「モカソフト」を使ったゼリーやフロートなど絶品のスイーツが味わえます。
◎ミカドコーヒー 軽井沢旧道店の基本情報
営業時間 | 11:00~16:30(L.O.16:00)※7・8月の営業 |
住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢786-2 |
電話 | 0267-42-2453 |
公式サイト | ミカドコーヒー・軽井沢旧道店の詳細はこちら |
■登録有形文化財の別荘で優雅なランチ
旧軽井沢銀座商店街の喧騒を抜けると、森の中に手作りの看板が現れます。ここは情緒あふれる昔ながらの別荘が立ち並ぶエリア。文豪・室生犀星が夏を過ごした別荘がある辺りです。
「旧軽井沢cafe 涼の音」は、2013年に登録有形文化財として認可を受けた別荘跡地。軽井沢を夏の別荘地として見出した宣教師アレキサンダー・クロフト・ショーが明治21年、軽井沢に最初に建てた別荘「ショーハウス」と同じ間取りであることから「ショーハウス」と同じ昭和初期に移築された建物である可能性が高いと言われています。作家の森瑤子もこの別荘で避暑や執筆活動を行いました。
そんな縁のある別荘跡地で食事できるなんて素敵ですよね。大きく開け放した窓からの緑が綺麗です。避暑地なだけあって、クーラーを効かせていないのにとても涼しく快適です。
11:30〜16:30は、ランチタイムのメニューが楽しめます。「ビーフパストラミサンドとニンジンのポタージュのランチセット」(1,300円・税抜き)を注文しました。黒胡椒がしっかり効いた旨味たっぷりのパストラミと、シャキシャキのレタスが歯切れの良い、味わい深いサンドイッチです。他にも、「タコライス」(1,100円・税抜き)や「トマトカレー」(1,200円・税抜き)など暑い日にぴったりの食欲を掻き立てるメニューが並んでいます。
なんとも夏らしい見た目の「ブルーレモネード」(600円・税抜き)も人気のドリンク。写真映えするのはもちろん、しっかりと酸味の効いた味わいで、夏の疲れが吹き飛びます。
◎旧軽井沢 cafe 涼の音の基本情報
営業時間 | 9:00~17:00(L.O.16:30) |
住所 | 長野県 北佐久郡 軽井沢町 旧軽井沢 972 ハウスNo.1138 |
電話 | 0267-31-6889 |
公式サイト | 旧軽井沢 cafe涼の音の詳細はこちら |
高速バスで快適に避暑地・軽井沢へ行こう!
いかがでしたか?西武観光バス「池袋-軽井沢・佐久・小諸・上田」線は、池袋から3時間弱で軽井沢に遊びに行ける、非常に便利なバスです。本数も多く走っているため、ちょっと軽井沢まで涼みに行こうか?という遊び方も可能です。今度の休みはこのバスに乗り、避暑地へ気軽に出かけて見てはいかがでしょうか?
>>「池袋-軽井沢・佐久・小諸・上田」線のご予約はこちら
※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。