定期観光バスで巡る♪【午前コース】下田海中水族館と伊豆最古のパワースポット

ウミガメ
静岡県・伊豆半島の観光地「下田」。誰もが一度は、歴史の教科書でペリーが来航した“開国の地”として目にしたことがあるのではないでしょうか?そんな「下田」の名所をおトクに効率よく周れるのが「定期観光バス」です。このページでは、人気の「下田海中水族館」を含めた5カ所を午前中で巡る「午前コース絶景の伊豆最古の宮・白濱神社と下田のみどころめぐりバス」をご紹介します。

■東海バス「午前コース絶景の伊豆最古の宮・白濱神社と下田のみどころめぐりバス」とは

東急バス 定期観光バス

「午前コース絶景の伊豆最古の宮・白濱神社と下田のみどころめぐりバス」は、「東海バス」が運行している「定期観光バス」です。予約は発車オーライネット1ヶ月前から可能です。

–時刻表

「下田」に来たら押さえておきたい名所を、午前中の時間を使って効率よく周ることができます。

バスルート

10:00      伊豆急下田駅 発
10:05〜10:40 港内めぐり 遊覧船・サスケハナ号 乗船

10:50〜11:45 下田海中水族館
11:55〜12:15   玉泉寺

12:25〜12:50 白濱神社
13:05               下田ロープウェイ

※12月3日、12月4日、12月10日、12月11日は「港内めぐり遊覧船」が運休のため「下田開国博物館」に立ち寄りとなります。

午後の時間も続けてバスで「下田」の名所を巡りたい!という方におすすめの「午後コース絶景のラブパワースポット龍宮窟と下田の歴史めぐりバス」もあります。ぜひ、ホームページでチェックしてみてください。>>詳細はこちら

\ 私も行ってきました! /

−料金

気になる料金はこちらです。「港内めぐり遊覧船・サスケハナ号」「下田海中水族館」「ハリス記念館」「下田ロープウェイ」の料金は込みとなります。

大人 子供
3,740円(税込み) 1,890円(税込み)

午後コースとセットで割引もあります。通常5,850円(大人・税込み)のところ5,550(大人・税込み)に!ぜひチェックしてみてください。>>詳細はこちら

■東海バス午前コース“絶景の伊豆最古の宮・白濱神社と下田のみどころ”めぐりバスを実際に利用してみた♪

伊豆急下田駅

タクシーで周るよりも安くて便利な「定期観光バス」。午前コース“絶景の伊豆最古の宮・白濱神社と下田のみどころ”めぐりバスを、実際に利用してみました!

―チケットの引き換え方は?

東急バス案内所

チケットは「伊豆急下田駅」の目の前にある「東海バス」の案内所で引き換えることができます。

東急バス電子チケット

事前に発車オーライネットで予約しておくと便利です。スマホで発券して、窓口で引き換えます。こちらのスマホ画面を受付の方に見せると…

東急バス 定期観光バスチケット

「伊豆の踊子」がモチーフのシールとしおりにもなるチケットと交換してもらえます。もちろん、当日券も販売しています。もらったシールは、添乗員さんに見える場所に貼り付けましょう。

―のりばは?

東急バス 乗車場

「定期観光バス」、午前コース“絶景の伊豆最古の宮・白濱神社と下田のみどころ”めぐりバスののりばは「伊豆急下田駅」を出て、すぐのこちらのバスのりばです。「開国の湯」という名前の「足湯」が目印。

伊豆急下田駅バス停

「定期観光バス」は「1番」ののりばから出発します。

定期観光バス車内

さっそく、乗り込みます!修学旅行のようでワクワク。添乗員さんにチケットを見せて乗車します。バスは10:00に出発するので、余裕を持ってのりばで待機しておきましょう。

■10:05  下田港 「港内めぐり遊覧船・サスケハナ号」に乗船

サスケハナ号

まずは「下田港外ヶ岡桟橋」から10:10出発の「港内めぐり遊覧船・サスケハナ号」に乗船します。「下田港」をペリーが乗ってきた「黒船」に見立てた「サスケハナ号」に乗って一周する20分ほどのコースです。

サスケハナ号

遊覧船の料金は1,400円(大人・税込み)ですが、コースの料金に含まれています。

下田湾
「下田港」の穏やかな港内を力強く進みます。ペリーが「下田」に来航したのは嘉永7年(1854)のこと。「下田は「日米和親条約」で最初に開港した場所です。

ペリー来航の目的は「日本」との交易はもちろん、「中国」との航路を確保することでした。そのため、外洋に面した「下田」から開港したのです。

下田湾

「ここにペリーがやってきたんだな〜」と思いを馳せながらのクルーズ。ロマンがありますね。

下田湾

春から秋にかけては、カモメに餌をあげることもできますよ!えさ代は200円(税込み)です。

◎「下田港 港内めぐり遊覧船」情報

営業時間 >>時刻表はHPから
定休日 毎日運行
※荒天時は、運休する場合があります。
住所 静岡県下田市外ヶ岡19
電話 0558-22-1151(伊豆クルーズ)
公式サイト http://izu-kamori.jp/izu-cruise/route/shimoda.html

■10:50  「下田海中水族館」へ

下田海中水族館

「下田」に来たらぜひ訪れたいのが「下田海中水族館」です。この水族館の特徴は、天然の入り江を利用していること。海上に浮かぶ「浮遊円形水族館」となっており、「イルカショー」をはじめ可愛い海の動物たちのショーを楽しむことができます。

下田海中水族館

海上に浮かぶ「アクアドームペリー号」は、一度はSNSで目にしたことがあるのではないでしょうか?滞在時間は55分間。料金2,100円(大人・税込み)は「定期観光バス」の料金に含まれています。

イルカ

さっそく、イルカがお出迎え!かわいい〜。天然の入江ということで、心なしかくつろいでいるように見えます。

下田海中水族館イルカショー

「定期観光バス」は、11:00からの「イルカショー」に合わせて運行しているので、ショーの見学も出来ました。海を気持ちよさそうに泳ぐイルカの勇姿にテンションが上がります。

下田海中水族館

11:25からの「ペタペタマーチ・ペンギン餌付けショー」も見ることができますよ。この人だかり!で、筆者は断念。

コツメカワウソ

他にも、コツメカワウソにえさをあげたり…

下田海中水族館

「アクアドームペリー号」でウミガメの姿を見たり、たっぷりと海の生き物たちを見ることができました。

下田海中水族館

お土産はもちろん…「下田」名産の「キンメダイのぬいぐるみ」!密度の濃い55分でした。

◎「下田海中水族館」情報

営業時間 9:30~16:30

※2022年11月1日(火)から
2023年2月28日(火)まで
>>詳細はHPから

定休日 無休
※12月中旬のぞく
住所 静岡県下田市3-22-31
電話 0558-22-3567
公式サイト https://shimoda-aquarium.com/

■11:55  「玉泉寺(ぎょくせんじ)」へ

玉泉寺

「玉泉寺」は、日本開国の歴史に深く関わる場所です。「下田」が開港され「下田条約」が結ばれると、「玉泉寺」はやってきたアメリカ人たちの休息所・埋葬所に指定されました。

玉泉寺

安政3年(1856年)に「タウンゼント・ハリス総領事」が、「通訳官ヒュースケン」を伴い「下田」に着任。ここ「玉泉寺」に、日本最初の「米国総領事館」を開きました。

ハリス記念館

境内には「ハリス記念館」入場料400円(大人・税込み)もあります。撮影はNGでしたが、中には歴史好きにはたまらない貴重な品々が…

特に、あの「吉田松陰」が来ていた着物が「今、脱ぎました」というくらい綺麗な状態で残されていたのが驚きでした。幕末の痕跡が、生々しく感じられる貴重な体験でした。

◎「玉泉寺」情報

営業時間 8:30~16:30
※「ハリス記念館」
定休日 無休
住所 静岡県下田市柿崎31-6
電話 0558-22-1287
公式サイト https://www.izu-gyokusenji.or.jp/

■12:25 「白濱神社」へ

白濱神社

「白濱神社」は2400年の歴史を持つ伊豆の国 最古の神社です。

白濱神社

どこか清冽な空気が漂う境内。こちらの神社の主祭神は「伊古奈比咩命(いこなひめのみこと)」です。縁結び・子育ての女神様だとか。商業と漁業の神様である「三嶋大明神(恵比寿)」と、他3柱の神様が祀られています。

白濱神社 本殿へ

拝殿の左側にある木立の中、階段を上がると本殿へ行くことができます。

白濱神社 拝殿

私は、こちらの拝殿でしっかりお参り。

白濱神社 薬師如来

こちらは樹齢2000年以上とされる古木。よく覗き込むと中に「薬師如来像」が安置されています。

白濱神社 薬師如来

「命を授ける御神木」の名の通り、寿命が延びるご利益があるそうですよ。

◎「白濱神社」情報

営業時間 9:00~17:00
※1月1日 24:00~2:00頃
6:30頃~17:00頃
1月2日・3日 8:00~17:00
定休日 無休
住所 静岡県下田市白浜2740
電話 0558-22-1183
関連サイト https://ito-marinetown.co.jp/sitescene/izu/shirahama-jinja/

■13:05 「 下田ロープウェイ」へ

下田ロープウェイ

最後にバスが立ち寄るのは「下田ロープウェイ」です。このロープウェイで「下田」の景色が一望できる「寝姿山」の山頂まで行くことができます。もちろん1,250円(大人・税込み)の料金も「定期観光バス」の値段に含まれています。

下田ロープウェイ

自由見学なので、ロープウェイには乗っても乗らなくてもよし。

下田ロープウェイ

私はせっかくなので利用してみました。眼下には「下田」の町が一望できます。こんな地形だったんだな〜

下田
頂上は、このパノラマです!日本開国の舞台「下田」の海が見渡せました。くどいようですが、この穏やかな湾に「黒船」がやってきたのか!と、思いを馳せてしまいます。当時の「下田」の人々はどんなに驚いたことでしょう。

午後も「東海バス」が運行する「“絶景のラブパワースポット龍宮窟と下田の歴史”めぐりバス」で「下田」の町を巡ること決めました。

東海バス「午前コース“絶景の伊豆最古の宮・白濱神社と下田のみどころ”めぐりバス」で効率よく下田を巡ろう!

いかがでしたか?「午前コース“絶景の伊豆最古の宮・白濱神社と下田のみどころ”めぐりバス」を利用すれば、おトクに効率よく「下田」の名所を巡ることができます。立ち寄る施設の料金も全てコミなのでお財布にも優しいですよね。「下田」観光の際は、ぜひ検討してみてください。予約は発車オーライネットで可能です。

高速バス予約なら「発車オ~ライネット」へ
※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。

ライター

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うちや

アラサーの旅行ライター。前職はテレビ番組制作会社に勤務し、旅番組や食の番組を担当。漁船に乗って魚を捕ったり、棚田で田植えをしたり、  日本全国のディープな観光地に詳しい。趣味は釣りと温泉。海外旅行にはまだ行ったことがない。

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