【高速バスで行く】世界一美しいスタバとガラス美術館♩富山駅周辺で訪れたい癒しの名所5選

世界一美しいスタバ
日本海に面した富山県は「カニ」や「氷見の寒ブリ」など美味しい海の幸で有名ですが、他にも見逃せない名所がたくさんあります。

今回は、富山県の県庁所在地である「富山市」に高速バスで行ってきました。「世界一美しいスタバ」があり景観の美しさで注目を浴びている「富岩運河環水公園」やガラス張りの特徴的な外観が目を引く「富山市ガラス美術館」などキラリと光るステキなスポットをご紹介します。

今回乗車したのはコネクトライナー 「西船橋・有明⇔富山・金沢線」

コネクトライナー

今回乗車したのは、丹沢交通のコネクトライナー 「西船橋・有明⇔富山・金沢線」。西船橋から富山駅北口まで約8時間、有明から富山駅まで約7時間10分で行けます。寝る時間を使って移動できるのは深夜バスの醍醐味です。料金も新幹線の半分以下で利用できます。車内設備も整い快適に過ごせるので、ぜひ利用してみてください。

■車内設備

「西船橋・有明⇔富山・金沢線」の車内設備はご覧のとおりです。

コネクトライナー車内_快適設備

・4列シート
・お手洗い
・Wi-Fi
・電源(コンセントまたはUSB)
・トランクルーム
・フットレスト

バス車内4列シート4列シートでゆったりと眠りにつきながら目的地に向かえます。

■時刻表

「西船橋・有明⇔富山・金沢線」の時刻表はご覧のとおりです。(出典:発車オーライネット

停車場 時間
西船橋駅キャンドゥ南口店 22:10発
有明ガーデン4番乗り場 23:00発
富山駅北口1番バス停 翌日6:10着
金沢駅西口1番バス停 翌日7:45着

たくさん遊んで疲れた帰りも夜行バスがオススメです。時刻表は以下の通り、検討してみてください。

停車場 時間
金沢駅西口1番バス停 23:10発
富山駅北口1番バス停 24:20発
有明ガーデン4番乗り場 翌日7:20着
西船橋駅キャンドゥ南口店 翌日8:00着

■運賃表

「西船橋・有明⇔富山・金沢線」の運賃はご覧のとおりです。

シートの種類 料金
4列トイレ付ゆったり男女共有 4,400円
4列トイレ付ゆったり ダブルシート 5,700円
4列トイレ付ゆったり女性専用エリア(充電不可) 4,200円

ダブルシートは2席を1人で使えるプランです。より熟睡できるので予算に余裕がある時は検討してみてください。

■予約方法

コネクトライナー 「西船橋・有明⇔富山・金沢線」の予約方法はご覧のとおりです。バスに乗車する前に、ネットから予約を済ませておくとスムーズです。

インターネットでの予約発車オーライネット」から予約できます。

夜行バス・コネクトライナーに乗車してみた!

西船橋駅から富山駅まで、実際のバスに乗車しました。

西船橋駅

まずはJR西船橋駅からスタート!改札を出たら、左手を見て南口に向かいます。

西船橋駅南口出口

印内町・山野町・神南町南一丁目の案内の方へ階段を降ります。荷物が多い方は、奥のエレベーターを使っても南口地上階へ出ることができます。

西船橋駅南口横断歩道

コネクトライナーが出発する乗り場は「西船橋駅キャンドゥ南口店」。駅から5分ほど歩いた場所にあります。地上へ出たら、目の前の横断歩道を渡り矢印の方向へ歩きます。

西船橋駅南口キャンドゥ前への案内

右手にドラッグストア「くすりの福太郎」を見つけたら、交差点を左手に進みます。

コネクトライナー西船橋駅のりば

この赤丸の場所が「西船橋駅キャンドゥ南口店」のバス乗り場です。「コネクトライナー」を運行する「丹沢交通」のバスストップがありました。写真は閉店後の様子ですが、「100円ショップ」の「キャンドゥ」が目印です。

コネクトライナー_リクライニング

バスの出発は22:10ですが、10分ほど前にバスがやってきました!トランクルームに荷物を預けて、さっそく乗車。席はフカフカの4列シートで、リクライニングもバッチリでした。

「夜行バス」なので、23:00に消灯。途中「三芳SA」「松代SA」「有磯海SA」に停まります。車内はしっかりと遮光されているので眩しくて起きてしまうことはなく、車内の中央に「トイレ」もあるので安心して眠りにつくことができました。

富山駅1番バス乗り場

約8時間で「富山駅北口」に到着!フットレストに足を置けたので、足のむくみもなく、朝から元気に観光できそうです。

富山駅チカでリトリート! 美しく心が豊かになる名所 5選

富山市内には「富山駅」から徒歩や路面電車で行ける素敵な名所がたくさんあります。わざわざレンタカーを借りなくても、近場で気軽に観光を楽しむことができる場所をご紹介します。友達とワイワイ、あるいは1人でゆっくりと旅してみてはいかがでしょうか?

□「富岩運河環水公園」(ふがんうんがかんすいこうえん)

富岩運河環水公園

JR富山駅北口から徒歩約10分の場所にある「富岩運河環水公園」。街中のオアシスとして親しまれています。旧舟だまりを利用した水辺の両岸に、遊歩道や芝生のスロープが配置され散歩するには持ってこいの場所です。

水上ライン

「富岩運河」を周遊する「富岩水上ライン」の観光船が停まっていました。奥に見えるガラス張りの建物は「富山県美術館」です。ゆっくり公園を散歩したあと、美術館へ行くコースもおすすめです。

富岩運河水上ライン受付

この日は気持ちの良い秋晴れ。船の上で風に吹かれたいと思い「富岩水上ライン」に乗船することにしました。「富岩水上ライン」はあらかじめネットでチケットを予約するとスムーズに乗船できます。コロナ対策のため椅子に座って連絡先を記入、アルコール消毒した後、右手のチケット売り場で料金を支払います。もちろん、窓口で当日券を買うこともできますよ。

>>予約はこちらから

水上ライン「KANSUI」

「富岩水上ライン」のルートは4つ。私は、「環水公園」から「中島閘門」を往復する70分のコースを選択しました!スタイリッシュな船「kansui」はソーラー船です。サクッと船を楽しみたい方は土日限定の周遊コース(20分)もあるので、時間に応じて最適なコースを選んでみてくださいね。

>>コースはこちら

水上ライン客観

船はゆっくりと進みます。両岸は遊歩道が整備され並木の緑が目に優しい!ところで、船の通り道である「富岩運河は「東岩瀬港」から「富山駅北」まで約5kmにわたり結ぶことから名付けられました。昭和10年に完成したそうです。

中島閘門

観光船のハイライトは、この「中島閘門」(なかじまこうもん)です。「中島閘門」は、国指定重要文化財にも指定された「水のエレベーター」。上流と下流の水位差2.5mを調整するための施設です。体験できるのは、なんと日本でもここだけなのだそう!

写真奥に写っている進行方向の扉と船の後ろにある扉を閉めると、上流から水が流れ込み、エレベーターのようにじわじわと水位が上がります。再び、進行方向の扉が開いた時には高低差がなくなっているという仕組み。ぜひ、体験してみてくださいね!

◎富岩水上ラインの基本情報

運行時間 Cコース 1便は9:45発  時刻表はこちら
住所 富山県富山市湊入船町  富岩運河環水公園 乗り場
電話 富岩船舶(株) 076-482-4116
公式サイト https://fugan-suijo-line.jp/

□世界一美しい!「スターバックスコーヒー 富山環水公園店」

スターバックス富山環水公園店

実は「富岩運河環水公園」には、世界一美しいと言われているスタバがあるんです!それが、「スターバックス コーヒー 富山環水公園店」。そう呼ばれるようになったのは、2008年に「ストアデザイン賞最優秀賞」を受賞したからだそう。このお店を目当てに公園を訪れる観光客も多いといいます。

世界一美しいスタバ

2018年には「GOOD DESIGN Best 100 」も受賞。こちらのテラスでコーヒーを飲めたら気持ちがいいだろうな。

世界一美しいスタバのテラス

運よく、運河が見渡せるテラス席をゲット。本日のドリップコーヒーを注文してのんびり景色を眺めました。手に馴染む大きめのマグカップからコーヒーの温もりが伝わって、香ばしい豆の香りが立ち上ります。「世界一」の癒しの時間を過ごすことができました。

◎スターバックス コーヒー 富山環水公園店の基本情報

営業時間 8:00~22:30
住所 富山県 富山市 湊入船町5 富山富岩運河環水公園
電話 076-439-2630
公式サイト https://store.starbucks.co.jp/detail-897/

□ブラッセリー 「ラ・シャンス」

ブラッセリー ラ・シャンス

「富岩水上ライン」の観光船から見つけたガラス張りの素敵な建物。まだ、開店前のレストラン「キュイジーヌフランセーズ ラ・シャンス」です。2階ではミシュラン1つ星にも認定されたフレンチのコース料理が楽しめ、1階はカジュアルなブラッセリーになっています。

ブラッスリー ラ・シャンス

ランチの時間に1階のブラッセリーを訪ねてみました。ランチコースは1,200円(税込み)〜と気ままな一人旅でも気負わない価格帯で味わえます。

ラ・シャンス_コース

せっかくなのでランチコースのデザート付きを注文しました。価格は1,800円(税込み)。本日のスープと、メイン(肉か魚か選べる)、デザート(5種類から選べる)、パン、飲み物(コーヒーか紅茶)がセットで付いてきます。

>>メニューはこちら

タルトタタン

数量限定のリンゴのデザート「タルト・タタン」を注文。「あれ?思っていた見た目と違うかも」と恐る恐る口に入れたら、ちゃんと口の中で香ばしい「タルト・タタン」が完成しました。

◎ブラッセリー ラ・シャンス の基本情報

営業時間 月~金 11:00~21:30、土日祝 10:00~21:30(火・水 定休日)
住所

富山県富山市木場町16-1 1F

電話 076-445-1200
関連サイト https://tabelog.com/toyama/A1601/A160101/16005798/

□「富山市ガラス美術館・ TOYAMAキラリ」

富山市ガラス美術館

「富山駅」から「市電」と呼ばれる路面電車に乗って12分ほどの場所にあるのが「富山市ガラス美術館」です。キラキラとした建物が目を引きます。

常設展 観覧料 一般・大学生 200円(20名以上の団体170円)
※企画展の観覧料は企画展ごとに異なるのでHPを参照ください>>こちら

ガラス美術館内観

中に入ると高い天井と木で組まれた複雑な構造に目を奪われます。かの有名な隈研吾さんが設計を手がけたということです。

ところで「富山でなんでガラスなの?」と疑問に思いませんか?実は富山で300年続く伝統の「薬売り」と深く関係しています。明治・大正期にはガラスの薬瓶が盛んに作られ、戦前は富山駅周辺にガラスの製造工場が10社以上あったそうです。ガラス製造が盛んなので「ガラス美術館」なのですね。

富山市ガラス美術館作品

(左)ティモ・サルパネヴァ《カヤック [3867]》1954年 コレクション・カッコネン、撮影:Rauno Träskelin (右)ヨーナス・ラークソ《リコリスみたい》2012年、2013年 コレクション・カッコネン、撮影:Rauno Träskelin

2022年11月3日からは、企画展「フィンランド・グラスアート:輝きと彩りのモダンデザイン」、「ムーミンの食卓とコンヴィヴィアル展―食べること、共に生きること―」が開催されます。ぜひ、奥深い「現代ガラス」の世界を覗いてみてはいかがでしょうか?

◎富山市ガラス美術館の基本情報

営業時間

(常設展・企画展)

午前9時30分~午後6時(金・土曜日は午後8時まで)
(休館日は第1・3水曜日、年末年始)
※詳しくは公式サイトをご覧ください
住所 富山県富山市西町5番1号
電話 076-461-3100
公式サイト https://toyama-glass-art-museum.jp/

ガラス美術館ミュージアムショップ内観

2階にある「ミュージアムショップ」もとても素敵です。展覧会の図録をはじめ、可愛らしい雑貨や「ガラスの街とやま」ならではのガラス関連商品を扱っています。

ガラス美術館ミュージアムショップ

富山観光の思い出に、お気に入りの作家の作品をいかがですか?

◎富山市ガラス美術館 ミュージアムショップの基本情報

営業時間 午前9時30分~午後6時
(金・土曜日は午後7時30分まで)
(休業日 第1水曜日、年末年始)
住所 富山県富山市西町5番1号 TOYAMAキラリ2階
電話 076-464-3641

富山市ガラス美術館内「 FUMUROYA CAFÉ」

FUMUROYA CAFÉ

ミュージアムショップの隣にある「FUMUROYA CAFÉ」。金沢で150年以上の歴史を持つ「麩」の老舗「加賀麩不室屋」が営む、くつろぎのカフェです。

不室屋カフェ_パフェ

「麩」を取り入れた和のメニューが個性的なカフェですが、中でも人気を呼んでいるのが「不室屋パフェ」1,100円(税込み)です。もちもちつるんとした「しら玉生麩」に、カリカリとした「おやつ麩」、「生花麩」など、いろいろな「麩」の美味しさを一気に楽しめる贅沢なパフェです。あっさりした「豆乳アイス」と「小倉あん」「黒蜜ゼリー」が和の雰囲気を盛り上げます。見た目もキュート♪

◎FUMUROYA CAFÉの基本情報

営業時間 午前9時30分~午後5時
(定休日 毎週火曜日※祝日の場合は営業、第1水曜日、年末年始)
住所 富山市ガラス美術館 2階
電話 076-461-3030
公式サイト https://toyama-glass-art-museum.jp/guidance/cafe/

富山へのお出かけは、高速バスが便利です!

富山駅周辺で過ごす癒しの旅。いかがでしたか?富山には他にも知られざる名所がたくさんあります。ぜひ週末に自分だけの癒しのスポットを見つけてみてはいかがでしょうか?

都内近郊から高速バスで出かければ、寝てる間に目的地につくことができます。ぜひバスを使って富山へ出かけてみてください。素敵な発見がきっとあるはずです!

【この記事のバス】

コネクトライナー 「西船橋・有明⇔富山・金沢線」の予約はこちら

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※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。

ライター

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うちや

アラサーの旅行ライター。前職はテレビ番組制作会社に勤務し、旅番組や食の番組を担当。漁船に乗って魚を捕ったり、棚田で田植えをしたり、  日本全国のディープな観光地に詳しい。趣味は釣りと温泉。海外旅行にはまだ行ったことがない。

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