定期観光バスで巡る♪【午後コース】伊豆・下田の映えパワースポットと開国の歴史を辿る旅

龍宮窟
静岡県・伊豆半島の観光地「下田は、幕末に「日米和親条約」を結んだ日本が一番最初に開港した場所です。そんな「下田」の歴史的名所を効率よく周れる「定期観光バス」があることをご存知ですか?このページでは、午後の時間を使って巡る「午後コース“絶景のラブパワースポット龍宮窟と下田の歴史”めぐりバス」をご紹介します。

■東海バス「午後コース絶景のラブパワースポット龍宮窟と下田の歴史めぐりバス」とは

東海バス 定期観光バス

「午後コース絶景のラブパワースポット龍宮窟と下田の歴史めぐりバス」は、「東海バス」が運行している「定期観光バス」です。予約は発車オーライネット1ヶ月前から可能です。

–時刻表

パワースポット「龍宮窟」と「下田」の歴史的名所を午後の時間を使って効率よく周ることができます。

バスルート

14:10      伊豆急下田駅 発
14:25〜14:50 龍宮窟

15:00〜15:15 下田開国博物館(豆州庵)
15:20〜15:55 了仙寺・ペリーロード

16:00〜16:25 宝福寺
16:30               伊豆急下田駅 着

16:50               休暇村 着

※「龍宮窟」荒天により、立ち寄れない場合は「道の駅 下賀茂温泉湯の花」に立ち寄りとなります。

午前中の時間を使って「下田」の人気観光名所「港内めぐり遊覧船・サスケハナ号」「下田海中水族館」「白濱神社」などを周るコースもあります。ぜひ、ホームページでチェックしてみてください。>>詳細はこちら

\ 私も行ってきました! /

−料金

大人 子供
2,110円(税込み) 1,070円(税込み)

午前コースとセットで割引もあります。通常5,850円(大人・税込み)のところ5,550(大人・税込み)に!ぜひチェックしてみてください。>>詳細はこちら

■東海バス午後コース“絶景のラブパワースポット龍宮窟と下田の歴史”めぐりバス」を実際に利用してみた♪

午後の時間を効率よく使って「下田」の名所を巡りたいと思ったら「午後コース“絶景のラブパワースポット龍宮窟と下田の歴史”めぐりバス」がおすすめです。実際に利用してみました。

―チケットの引き換え方は?

東海バス チケット

チケットは「伊豆急下田駅」の目の前にある「東海バス」の案内所で引き換えることができます。事前に発車オーライネットで予約しておくと便利です。案内所の場所や詳細はこちらの記事でチェックしてみてください。

―のりばは?

東急バス 乗車場

のりばは「伊豆急下田駅」を出てすぐのこちらのバスのりばです。「足湯」が目印。

伊豆急下田駅バス停

「定期観光バス」は「1番ののりば」から出発します。14:10に出発です。

■14:25 「龍宮窟(りゅうぐうくつ)」を見学

下田の海

「京急下田駅」から15分ほどバスに揺られて「龍宮窟(りゅうぐうくつ)」へ向かいます。トンネルを抜ければ伊豆の青い海が出現!この日は、あいにくの雨でしたが十分に綺麗な砂浜が見えました。

龍宮窟

「龍宮窟」へは、歩いて向かいます。ツアーの名前「午後コース“絶景のラブパワースポット龍宮窟と下田の歴史”めぐりバス」のタイトルにも入っている「龍宮窟」。一体どんな景色が見えるのでしょうか?

龍宮窟

見てください!この神秘的な絶景。神々しいですね。

龍宮窟

「龍宮窟」は、波の力で地表が削られてできた「海の洞窟」です。天井が一部崩れてしまい、直径50メートルほどの天窓ができ、パワースポット「龍宮窟」が生まれました。

龍宮窟

この洞窟がラブパワースポットと呼ばれる秘密は上からの景色にあります。洞窟の脇道から上を目指し、見下ろすと…

龍宮窟

ほら、ハート形に見えませんか?町中から少し足を伸ばして訪れる価値のある名所です。

「龍宮窟」情報

住所 静岡県下田市田牛 付近
電話 0558-22-1531(下田市観光協会)
公式サイト https://www.shimoda-city.info/ryugu

■15:00 「下田開国博物館」へ

下田開国博物館

「下田開国博物館」は、日本開国にまつわる約2000点の資料・遺品の中から約1000点を入れ替えて展示している博物館です。2022年11月13日からリニューアルオープンしたばかりです。

下田開国博物館

こちらの滞在時間は15分ですが「豆州庵」という併設のお店で「下田」らしいお土産を買うことができます。

ペリー提督

ペリーと目が合っちゃいました。

◎「下田開国博物館」情報

営業時間 8:30~17:30
(入館は17:00まで)
定休日 年中無休
(臨時休館有り)
住所

静岡県下田市4-8-13

電話 0558-23-2500
公式サイト https://www.shimoda-museum.jp/

■15:20 「了仙寺(りょうせんじ)」見学と「ペリーロード」散策へ

ペリーロード

「了仙寺(りょうせんじ)」と「ペリーロード」は、下田開国の歴史を語るには外せない名所です。「了仙寺」を見てから「ペリーロード」まで歩いて散策できます。滞在時間は35分間です。

― 「了仙寺」

了仙寺
「了仙寺」の重要性を知るには、幕末の「下田」の歴史をおさらいする必要があります。

了仙寺

1854年(嘉永7年)「日米和親条約」が「横浜」で締結されます。その中で決まったのが「下田」と「函館」の開港でした。

実は、「横浜」で締結した「日米和親条約」は細かい点がほとんど決められていなかったそうで…

了仙寺

ペリーは「下田」に上陸してから日本と細かな取り決めを行いました。その舞台が「了仙寺」という訳です。「了仙寺」では「下田」に住む人々を集めて、アメリカの楽隊がコンサートを行ったこともあるそうですよ。

◎「了仙寺」情報

営業時間 8:30~17:00
定休日 夏期・年末に休館日あり
住所 静岡県下田市七軒町3-12-12
電話 0558-22-0657
公式サイト https://ryosenji.net/

―「ペリーロード」

ペリーロード

「了仙寺」の境内を抜けると「ペリーロード」です。風情ある通りは度々メディアでも取り上げられている、まさに映えスポットです。

ペリーロード

黒船で来航したペリーが「了仙寺」へ行くために行進したのがこの道。だから、「ペリーロード」なのですね。かつて栄えた「下田」の花柳界の面影を残しています。

ペリーロード

ここをペリーが歩いたのか〜

■16:00 「宝福寺(ほうふくじ)」へ

宝福寺

「宝福寺(ほうふくじ)」も幕末の激動の舞台となった由緒あるお寺です。

お吉の墓

「下田」に日本最初の「米国総領事館」を開いたタウンゼント・ハリスにつかえた、お吉という女性のお墓があります。

お吉

お吉にまつわるお話は諸説ありますが、後に「唐人お吉」の悲しい物語として、歌舞伎や演劇の題材となりました。

勝海舟 謁見の間

「宝福寺」にはもう一つ、驚くべき場所があります。なんと、あの勝海舟が1863年(文久3年)に「宝福寺」に滞在していた山内容堂を訪ね、坂本龍馬の脱藩の許しを乞うた「謁見の間」が当時のまま残されているのです。

謁見の間

こちらは、勝海舟と山内容堂が酒を酌み交わした杯です。ここに勝海舟がいたと思うと…歴史好きにはたまりませんよね。

◎「宝福寺」情報

営業時間 8:00〜17:00
定休日 年中無休
住所 静岡県下田市1-18-26
電話 0558-22-0960
公式サイト http://www.i-younet.ne.jp/~hofukuji/home.html

■16:30「伊豆急下田駅」でゴール

東海バス

バスは定刻通り「伊豆急下田駅」に着きました。この後、「下田」の温泉でゆっくりするもよし、「伊豆急行」で家路に着くもよし。「定期観光バス」のおかげで時間を有意義に使って「下田」の町の歴史を知ることができました。

「下田」の歴史を感じよう!東海バス「午後コース“絶景のラブパワースポット龍宮窟と下田の歴史”めぐりバス」

いかがでしたか?東海バス「午後コース“絶景のラブパワースポット龍宮窟と下田の歴史”めぐりバス」を利用すれば、駆け足ですが効率よく「下田」の歴史的名所を巡ることができます。まるで幕末にタイムスリップしたかのようなロマンを感じることができますよ!予約は発車オーライネット1ヶ月前から可能です。

高速バス予約なら「発車オ~ライネット」へ
※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。

ライター

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うちや

アラサーの旅行ライター。前職はテレビ番組制作会社に勤務し、旅番組や食の番組を担当。漁船に乗って魚を捕ったり、棚田で田植えをしたり、  日本全国のディープな観光地に詳しい。趣味は釣りと温泉。海外旅行にはまだ行ったことがない。

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