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高速バスのキャンセル料はいくら?返金額が変わる「2つの落とし穴」と手順を完全解説

急な予定変更や体調不良などにより、予約済みの高速バスをキャンセルしなければならないことは誰にでもありますよね。

高速バスのキャンセル料は、①バス会社が定める「取消料」と、②予約サイト(旅行会社)が取る「払い戻し手数料」の2階建てになっているケースが多く、特に楽天トラベルやWILLERなどの旅行会社(OTA)経由では、自己都合キャンセル時に払い戻し手数料が必ず発生します。

この記事では、高速バスのキャンセル料の基本ルールをはじめ、4サービスの違いやスマホでの手続き手順、キャンセル料を抑えるコツまで解説します。

目次

高速バスのキャンセル料はいくら?損しないための「基本ルール」

高速バスのキャンセル料は一律ではないため、ルールを知らないまま手続きをすると、想定以上の手数料が発生してしまうこともあります。

ここでは、高速バスのキャンセル料が決まる仕組みや一般的な相場について解説します。

事前に知っておくことで、急な予定変更が発生した際にも落ち着いて対応できるでしょう。

高速バスのキャンセル料は「2階建て」|誰が・いつ受け取るのか

まず大前提として、高速バスは新幹線や山手線と同じく、運賃や取消ルールを「運行するバス会社」が定めています。 乗車契約も、利用者とバス会社の間で成立します。

では、楽天トラベルやWILLERなどの予約サイトは何をしているのか——。

これらはバス会社に代わって乗車券を手配する「旅行会社(OTA)」です。予約時に手数料を取らない代わりに、利用者が実際に乗車したときにバス会社から手数料を受け取ることで成り立っています。

ここがポイントです。キャンセルされると旅行会社は乗車手数料を一切受け取れなくなるため、その分を「払い戻し手数料」という名目で利用者から徴収します。

つまり、高速バスのキャンセル料は次の2種類です

種類誰が定める内容
取消料バス会社キャンセルのタイミングに応じて発生する運賃の一部
払い戻し手数料予約サイト(旅行会社)旅行会社が乗車券を手配した代行費用

そのため、たとえばバス会社の取消料が運賃の30%でも、予約サイト経由なら払い戻し手数料が別途かかることになります。

一般的に、格安チケットほど取消料の割合が高くなる傾向があるため、運賃だけでなくキャンセル料もあわせて確認することが大切です。

【一覧表】キャンセル料の相場はいつ・いくら?

キャンセルのタイミング別にまとめた、キャンセル料の相場は以下のとおりです。

キャンセルのタイミングバス会社で発生する費用の目安 予約サイトで発生する費用の目安
出発12日前以前100円100円(+払い戻し手数料)
出発11日前~2日前100円、もしくは運賃の20%~30%運賃の20~40%(+払い戻し手数料)
前日100円、もしくは運賃の20%~50%運賃の40~50%(+払い戻し手数料)
当日(出発前)運賃の20%~100%運賃の50~100%(+払い戻し手数料)

出発前までにキャンセルの申し出をしないと、運賃の全額が請求される場合がほとんどです。

キャンセルが決まった時点で、できるだけ早く手続きすることが大切です。

【予約サイト別】主要4サービスの払い戻し条件&キャンセル時の強み

高速バスをキャンセルする際にかかる費用は、予約サイト(直販か旅行会社か)支払い方法によって変わります。

とくに注意したいのが、

  • キャンセル料(バス会社)
  • 払戻手数料(旅行会社)
  • 振込手数料
  • 事務手数料

が、それぞれ別に扱われる場合があることです。

ここでは、主要な予約サービスごとに、クレジットカード決済・コンビニ決済の場合の払い戻し条件や、キャンセル時の特徴をまとめました。

スクロールできます
サービス区分自己都合キャンセル時の払い戻し手数料特徴・強み
発車オーライネット直販(工房)かからない(バス会社の取消料のみ)サイト独自の払い戻し手数料が不要。Webでシンプルに手続き可能
高速バスネット直販(JRバス系)会員のWebクレカ決済なら手数料なしでマイページから取消可。非会員・コンビニ決済等は払戻手数料+事務手数料550円がかかる場合ありJRバス系の公式予約。会員ならWebで完結しやすい
楽天トラベル旅行会社(OTA)かかる(取消料+払い戻し手数料)。返金はカード会社の規定に従う楽天ポイント利用分の返還状況を確認しやすい
WILLER旅行会社(OTA)かかる。コンビニ決済の銀行口座返金は振込手数料440円が別途発生対象便ではキャンセルせず便変更できる場合がある

※高速バスのキャンセル規定は予約サイトごとに統一されているわけではありません。とくに直販か旅行会社かで、キャンセル料・払戻手数料・返金方法が異なる場合があります。最新の取消規定は各予約サイトの案内をご確認ください。

高速バスとツアー(旅行商品)は別物です。 楽天トラベルなどで「クレジットカードなら手数料なしで返金」という案内を見かけることがありますが、それは旅行会社が企画する「ツアーバス(旅行商品)」のキャンセルポリシーであり、新幹線や山手線と同じ枠組みの「高速バス(乗車券)」とは取消規定がまったく異なります。 高速バスを旅行会社経由で予約した場合、自己都合キャンセルには払い戻し手数料がかかります。最新の規定は各予約サイトの案内(高速バス/ツアーバスの区別)を必ずご確認ください。

発車オーライネット

発車オーライネットは、全国の高速バスを検索・予約できるサービスです。

バス会社と利用者が直接契約する仕組みを採用しているため、キャンセル時にはWebサイト運営会社からの払い戻し手数料がかからず、運行会社が定めるキャンセル料のみで対応できます。

Webから手続きでき、操作もシンプルなので、急なキャンセルにも対応しやすい強みもあります。
※Webでの取消可能時間に注意してください

高速バスネット

高速バスネットは、JRバスグループを中心とした公式予約サービスです。

会員登録をしてWeb上でクレジットカード決済をした場合、ログイン後のマイメニューから予約取消ができます。

一方、会員登録せずにクレジットカード決済をした場合は、ウェルネットの払戻サービスを利用し、払戻手数料+事務手数料550円がかかる場合があります。

コンビニ決済の場合は、バス窓口または、ウェルネットの払戻サービス経由となり、払戻手数料のほかに事務手数料550円が必要です。

キャンセルの可能性があるなら、会員登録をしてWebでクレジットカード決済をしておくと手続きがスムーズです。

楽天トラベル

楽天トラベルは、高速バスだけでなく宿泊施設や航空券も予約できる総合旅行予約サイトです。

クレジットカード決済の場合は利用したカードへ返金され、カード会社の締め日によって請求取消または後日返金・相殺となります。

高速バスを予約した場合、自己都合キャンセルにはバス会社の取消料に加え、旅行会社としての払い戻し手数料が発生します。

キャンセル料や払戻手数料の有無・金額は商品ごとに異なるため、予約時の取消規定を確認することが重要です。

コンビニ決済の場合も返金方法や手数料は販売会社ごとに異なります

WILLER(ウィラー)

WILLERは、高速バス・夜行バスに特化した予約サービスです。

自己都合キャンセルには払い戻し手数料が発生します。

クレジットカード決済の返金は利用したカードへ行われ、時期はカード会社によって異なります。

コンビニ決済の場合は銀行口座への返金となり、振込手数料440円が別途発生します

また、一部の対象便・対象プランでは「便変更サービス」を利用できる場合があり、キャンセルせずに日程や便を変更できる点も特徴です。

サービスを比較する際にとくに注意したいポイント

予約サイトごとにキャンセル時の扱いは異なりますが、最大の差は「直販か旅行会社か」です。

  • 発車オーライネット、ハイウェイバスドットコム、高速バスネット(会員Webクレカ)=直販系:サイト独自の払い戻し手数料がかからない
  • 楽天トラベル、WILLERなどの旅行会社(OTA)=手配旅行:自己都合キャンセルに払い戻し手数料がかかる

キャンセルの可能性がある場合は、予約前に以下の3点を確認しておきましょう。

  • その予約は「高速バス(乗車券)」か「ツアーバス(旅行商品)」か
  • 取消料とは別に、払戻手数料・振込手数料・事務手数料がかかるか
  • Web上で取消できる期限や受付時間に制限があるか

同じ高速バスでも、予約サイトや支払い方法によって、キャンセル時の負担は変わります。予定が変わりやすい人は、料金だけでなく、キャンセル時の手続きや返金条件まで含めて予約先を選ぶと安心です。

【画像付き】スマホで簡単!高速バスのキャンセル手順4ステップ

高速バスのキャンセルは難しそうに感じるかもしれませんが、多くの予約サイトではスマホやPCから数分で手続きできます

ここでは、発車オーライネットを例に、キャンセル手順を4ステップで解説します。

多くの予約サービスでも基本的な手続きの流れは共通しているため、以下の手順を事前に把握しておけば、急な予定変更時にもスムーズに対応できるでしょう。

ステップ1|予約したサイト・アプリへログイン

まずは予約したサイトへアクセスし、会員IDやメールアドレス、パスワードを入力してログインします。

発車オーライネットの場合は、トップページから「マイページ」へ進むことで、予約内容の確認やキャンセル手続きが可能です。

ゲスト予約の場合は予約番号が必要なので、予約確認メールを手元に用意しておくとスムーズです。

ステップ2|マイページから「予約確認・変更」を開く

ログイン後、マイページに表示される「予約一覧」や「予約確認・変更」を開き、キャンセルしたい予約を選択

往復予約の場合は往路・復路の両方が表示されるため、キャンセルする予約に間違いがないか確認しましょう。

ステップ3|対象の便を選んで「キャンセル・払い戻し」を実行

予約一覧からキャンセルしたい便を選択し、「予約取消」ボタンをタップします。

予約詳細画面で内容を確認し、「予約を取り消す」を選択してください

なお、コンビニ発券や窓口発券済みの乗車券は別途バス会社や購入窓口での手続きが必要な場合があります。

ステップ4|返金手続きの完了と「キャンセル確認メール」のチェック

キャンセル手続きが完了すると、取消完了画面が表示されます。

その後、登録したメールアドレス宛に「キャンセル確認メール」が送信されるため、キャンセルが正常に完了しているか必ず確認しましょう

返金がある場合は、利用した決済方法に応じて後日処理されます。

知らないと損する!高速バスをキャンセルする際の4つの注意点

高速バスをキャンセルする際には、いくつかの注意点があります。

ここでは、高速バスをキャンセルする際に押さえておきたい4つのポイントを解説します。

【最重要】出発時刻を過ぎたら1円も戻らない!「当日のタイムリミット」

多くの高速バスでは、出発時刻を過ぎると払い戻しを受けられなくなります。

たとえ数分の遅れであっても「無連絡不乗車」として扱われ、全額負担になるケースが一般的です。

そのため、「行けなくなったら後でキャンセルしよう」と考えるのは避けたほうがよいでしょう。

乗車できないと分かった時点で早めにキャンセルすることが重要です。

人数変更(減員)でも「キャンセル扱い」になる場合がある

グループで予約した際、一部の人数を減らす「減員」は、減った人数分が個別にキャンセル処理されます。

出発直前の減員では、1人分の運賃に対して50~100%の取消料が発生することもあるため注意が必要です。

繁忙期(GW・お盆・年末年始)はキャンセル規定が厳しくなる?

ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの繁忙期は、高速バスの需要が高まるため、通常期よりもキャンセル規定が厳しく設定される場合があります。

  • 通常期よりも高いキャンセル料が設定される
  • キャンセル可能な期限が通常より早くなる
  • 予約変更ができず、一度キャンセルして取り直す必要がある

人気路線は満席になりやすく、再予約が難しい点にも注意。

予約前にキャンセルポリシーを確認しておきましょう

台風・大雪などの運休時は「全額返金」になる場合が多い

台風・大雪・車両トラブルなど、バス会社都合の運休ではキャンセル料は発生せず、全額返金が一般的です。

ただし、利用者が自己判断で「台風が来そうだからキャンセルする」と手続きした場合は、通常の取消料が発生します。

運休かどうかはバス会社の公式サイトや案内メールで確認し、正式な発表前に自己判断でキャンセルするのは避けましょう。

無駄な出費をゼロに!高速バスのキャンセル料を安く抑える3つのコツ

最後に、キャンセル料や払い戻し手数料をできるだけ抑えるために知っておきたい3つのコツをまとめました。

ここまでのおさらいも含めて、予約前に以下のポイントを確認しておきましょう。

① 直販サイトで予約する(払い戻し手数料そのものを発生させない)

最も効果的なのが、払い戻し手数料がかからない直販サイトを選ぶことです。

発車オーライネットなどの直販サービスは、バス会社と利用者が直接契約する仕組みのため、サイト独自の払い戻し手数料がかかりません。

同じ便でも、旅行会社(OTA)経由か直販かで総コストが変わります。

②キャンセル無料期間・条件を確認してから予約する

予約直後の一定期間は無料、あるいは数日前まで取消料がかからないプランもあります。

早割など割引プランは通常運賃よりキャンセル条件が厳しいこともあるため、料金とあわせて確認を。

③日程変更(便変更)ができるか確認する

キャンセルして再予約する代わりに、同一路線の別便へ変更できる場合があります。

変更なら取消料・払い戻し手数料を負担せずに済むケースもあります。

変更可能な期限や対象プランには制限があるため、事前に条件を確認しましょう

【まとめ】高速バスのキャンセルは「購入先」と「タイミング」が9割

高速バスのキャンセル料は、「キャンセルするタイミング」と「購入先(直販か旅行会社か)」によって大きく異なります。

安く抑えるコツは以下の2点です。

  • 乗車できないと分かった時点で早めにキャンセル手続きを進める
  • 取消料+払い戻し手数料の総コストで予約サイトを比較する

急な予定変更は誰にでも起こり得ますが、事前にルールを理解しておけば無駄な出費を最小限に抑えられます

キャンセルに関するルールをしっかりと把握し、安心して旅行や出張の計画を立てましょう。

手数料を抑えたいなら「発車オーライネット」での予約がおすすめ

発車オーライネット」は、バス会社と利用者が直接契約する仕組みのため、サイト独自の払い戻し手数料が発生しません

予定変更の可能性が高い人ほど、発車オーライネットを利用するのがおすすめです。

高速バスのキャンセルに関するよくある質問(FAQ)

ここでは、高速バスのキャンセルに関するよくある質問をQ&A方式で解説します。

高速バスは当日キャンセルできますか?

当日でも、出発時刻前であればキャンセルできる場合があります。ただし、Web上でのキャンセル受付時間を過ぎている場合や、発券済みでオンライン取消に対応していない場合は、バス会社や購入窓口への連絡が必要になることがあります。また、当日キャンセルは取消料が高くなるケースが多いため、乗車できないと分かった時点で早めに手続きしましょう。

高速バスに乗り遅れたら返金されますか?

出発時刻を過ぎた場合や無連絡で乗車しなかった場合は、返金されないケースが多いです。乗り遅れそうな場合や乗車できないことが分かった場合は、出発時刻前にキャンセルできるか確認しましょう。

クレジットカード払いの場合、返金はカード会社の請求サイクルを経由するため、実際の返金反映まで1〜4週間程度かかるのが一般的です。キャンセル後すぐに返金されるわけではないため、返金時期が気になる場合はカード会社へ確認するとよいでしょう。

旅行会社(OTA)で予約すると、必ず払い戻し手数料がかかりますか?

高速バス(乗車券)を旅行会社経由で予約した場合、自己都合キャンセルには取消料に加え払い戻し手数料がかかります。一方、発車オーライネットなどの直販サービスでは払い戻し手数料はかかりません。

クレジットカード払いの返金はいつ振り込まれる?

クレジットカード払いの場合、返金はカード会社の請求サイクルを経由するため、実際の返金反映まで1〜4週間程度かかるのが一般的です。キャンセル後すぐに返金されるわけではないため、返金時期が気になる場合はカード会社へ確認するとよいでしょう。

コンビニで支払った高速バスはWebでキャンセルできますか?

予約サイトや発券状況によって異なります。コンビニで支払い済み・発券済みの場合、Web上ではキャンセルできず、購入窓口やバス会社での手続きが必要になることがあります。予約確認メールや乗車券に記載された案内を確認しましょう。

キャンセルではなく「便の変更」はできる?

対応しているバス会社・便・プランであれば、キャンセルせずに日程や出発時刻を変更できる場合があります。変更手数料や利用条件はサービスによって異なり、無料で対応しているケースもあります。予約前に変更条件を確認しておくと安心です。

運休になった場合、自分でキャンセル手続きは必要ですか?

バス会社や予約サイトによって対応が異なります。運休が正式に決まった場合は、予約サイトやバス会社から返金方法について案内されることがあります。自己判断で先にキャンセルすると通常の取消料がかかる場合があるため、公式の運行情報や案内メールを確認してから対応しましょう。

片道だけキャンセルできますか?

予約サイトや予約内容によっては、往復予約の復路だけをキャンセルできる場合があります。ただし、すべての予約で片道だけのキャンセルができるとは限りません。往復割引やセット運賃の場合は条件が異なることもあるため、予約詳細画面やキャンセルポリシーを確認しましょう。

予約後にキャンセルボタンが見つからないときは?

出発時刻が近い場合、Web上でのキャンセル受付が締め切られていることがあります。キャンセル受付が締め切られている場合は、バス会社へ直接電話でキャンセルを申し出てください。

また、コンビニ払いやICカード決済で購入した場合は、Webキャンセルに対応していないケースもあります。予約確認メールに記載されているキャンセル方法や連絡先を確認し、案内に従って手続きを進めましょう。

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この記事を書いた人

神奈川県在住。大学卒業後、商社勤務を経て「自分のペースで好きなことで仕事をしたい!」という思いから、フリーランスになることを決意しました。
現在は、旅行系ジャンルや教育メディアのライティングを仕事としています。
妻1人、日本スピッツ1匹と平日にふらっと旅行するのがマイブーム。

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