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旭川から釧路へ、北海道の雄大な景色を楽しみながら移動しませんか?
道東を横断する唯一の高速バス「サンライズ号」なら、乗り換えなしで快適な絶景トリップが可能。
この記事では、サンライズ号の基本情報から、シートの座り心地、車窓の見どころまで詳しく解説。北海道の醍醐味が詰まったバス旅の魅力を凝縮してお届けします。
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①北海道を大横断するオンリーワンのバス
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※乗車するバスによって特徴が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
「サンライズ号」とは、旭川から北見・阿寒湖温泉を経由して釧路へ向かう、北海道を大横断する高速バスです。
その走行距離は312km!東京からだと福島県郡山市あたり、大阪からだと広島市の少し手前あたりまでの距離を、一般道だけで走破します。
夜行バスでもないのに7時間以上という乗車時間に驚かれるかも知れませんが、JRで移動となると、札幌または網走を経由する大回りルートとなるため『安く』『早く』『快適に』移動するなら「サンライズ号」が最適です!
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便利かつコスパに優れる「サンライズ号」です。
JR旭川駅前からは、駅前に大きなバスロータリーがあるので迷うことはないでしょう。
北口(東側)出口を出てすぐ、バスターミナルがあります。
次に「サンライズ号」の設備を詳しくご紹介します。
※乗車するバスによって特徴が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
大型のキャリーケースなどは、乗車時に預かってもらいます。
座席上の棚は高さがあり、中型のボストンバッグも問題なく置ける余裕がありました。
座席はひろびろとした、3列独立シートです。
長距離移動に最適な、ホールド感のよい座席です。シートベルトは腰でしめる2点式でした。
小さなカバンやコンビニ袋を掛けるのに便利な、荷掛けフック完備。この車両には窓際座席にアームレストがなく、収納式テーブルもありませんでした。
足元の間隔は広く、大型のフットレストがあります。ふくらはぎをサポートしてくれるレッグレストは、写真の左側にあるレバーを引くと上がってきます。ドリンクホルダーの位置もご確認ください。
前席の座席下まで足が入っていくので、レッグレストと合わせて使うと程よく伸ばせて快適です。
背もたれを倒すレバーがあり、その真横にあるのはUSBタイプの電源です。各座席に独立して備わっています。
お手洗いは、車両の中央付近・進行方向の右側にあります。階段を3段ほど下がった位置にあるので、トイレ内の高さも不自由ありません。
広さもあり、清潔に保たれているトイレです。
バス車内はフリーWi-Fi完備。ちなみにJR特急はWi-Fiも電源もありませんので、長距離移動には大変ありがたい設備です。
全席分ではありませんが、ブランケットも荷物棚に準備されています。
手元灯や空調の調整も完備。特にトンネル区間が長い便でもあるので、日中でも手元灯はありがたい存在です。
これから北海道はどんどん日暮れが早くなり、気温も下がりますので、各座席で調整できるのはありがたいですね。
ここからは、「サンライズ号」に実際に乗車した様子をお届けします。今回は、旭川から北見経由の釧路ゆきレポートです。
※釧路から旭川ゆきは、こちらの記事をご覧ください。
「サンライズ号」はJR旭川駅前バスターミナルのバスタッチ⑧のりばからの出発です。出発時刻の5分ほど前に到着しました。
のりば前のビル1階に、道北バスの営業所を兼ねた待合所がありますので、そちらかJR駅構内で待てば困ることはないでしょう。
7:50 出発したバスは、国道39号線を北見に向かって走り出します。取材日は平日でしたが、3列シートの両側の窓際がすべて埋まるくらいの乗客数でした。
ここから各停留所で乗客を乗せながら、バスは進んでいきます。
主な停留所は下記のとおりです。
旭川市内の「永山(ながやま)2条19丁目」(国道39号線とJR永山駅前通りとの交点・JA直売所前)
当麻町(とうまちょう)の「当麻20丁目」(国道39号線沿い、道の駅とうま前)
愛別町(あいべつちょう)の「愛別橋」(国道39号線沿い、ENEOSガソリンスタンド隣)
上川町(かみかわちょう)の「上川森のテラスバスタッチ」(JR上川駅となり)
「上川森のテラスバスタッチ」には、道北バスの営業所を兼ねた、広い待合室があります。
上川市街地を出ると、バスが走る国道は標高を上げていきます。
9:20 断崖絶壁の渓谷美と、大雪山観光の玄関口として有名な「層雲峡(そううんきょう)」に到着。5分間の休憩がありました。(ここでの降車はできません。旭川から層雲峡へ向かわれる方は、一般の路線バスにてお越しください。)
バス停留所の前からでも、層雲峡の渓谷を眺めることができます。バスはこの先しばらく、渓谷の谷間を走っていきます。
ここから1時間ほど掛けて、石北峠を越えて行きます。このあたりは北海道でも高所中の高所でもあり、天候の変化も激しい難所です。大型のバスの安心感を感じます。
大雪湖(たいせつこ)を車窓にみながら。
峠を越えると、そこは北見市。北海道の市町村の中で一番広いのが北見市で、ここから北見市の中心市街地まで80kmほどあるのです!北海道の広さを感じますね。
北見市は、玉ねぎの一大生産地。取材に訪れた9月初旬は、ちょうど収穫の最盛期でした。車窓に玉ねぎ畑が広がります。
バスは、温泉地である「温根湯(おんねゆ)」に到着。「道の駅おんねゆ温泉」や「北の大地の水族館」から約1km離れた、温泉ゆめ広場前に停留所が設けられています。
この駅は乗車・降車とも可能ですが、ここからは降車駅が続きます。
「留辺蘂(るべしべ)」はJR留辺蘂駅前の公共施設「はあとふるプラザ」前が降車場。
このあとは北見市内の郊外にある「相内(あいのない)」「東相内(ひがしあいのない)」を経由し、市内中心部に入っていきます。
11:15 旭川駅前を出て3時間25分。定刻通りに「北見バスターミナル」に到着です。
北見バスターミナルは、JR北見駅のすぐ横。市役所施設が併設された「まちきた大通ビルParabo」とのあいだにあります。
ここでバスは30分の休憩です。北見で降りる方も数名いましたが、逆に北見から乗ってこられる方で、バスはほぼ満席となりました。
なお、北見バスターミナルに一番近いコンビニは、バスターミナル前の道路に出るとすぐ左に見える「セイコーマート北見駅前店」です。他にはJR駅構内の売店を利用されるのもよいでしょう。
11:45 北見バスターミナルを出発します。ここからは道道27号線を走行。「津別(つべつ)町」バスターミナルを経由し、国道240号線を走行します。
13:10 「阿寒湖(あかんこ)バスセンター」に到着しましたが、乗客の7割程度の方がここで降りられました。
道東の観光地として有名な「阿寒湖温泉街」にほど近いため、旭川や北見から阿寒湖畔に向かう方の交通手段としても「サンライズ号」が活躍しています。
釧路から阿寒湖温泉へは、定期観光バス「ピリカ号」冬季の「ホワイトピリカ号」でもアクセスできます。こちらもご覧ください。
旧阿寒町を走る頃には、酪農の盛んな地域の風景となって、牧草地と牛舎の景色が続きます。
同じ北海道でも景色が違い、それらの美しさを感じることができるのは、長距離移動をスムーズにできる「サンライズ号」ならではでしょう。
途中、釧路市郊外にある
・阿寒町
・大楽毛(おたのしけ)駅前
・星が浦ショッピングセンター
・鳥取分岐
・鳥取大通2丁目
でも、降車する乗客が居る際のみバスは停車します。
14:35 バスは途中で降りられる方も少ないため、予定より10分ほど早く「釧路駅前」につきました。
降車場所はバスターミナルではなく、駅前の北大通にある降車場となります。
JR釧路駅前については、こちらもご参照ください。
「サンライズ号」はこのあと、釧路の観光名所・幣舞橋(ぬさまいばし)のすぐ近く「フィッシャーマンズワーフMOO」バスターミナルを経由し、「阿寒バス本社」が終点となります。
最後に各地のおすすめ立ち寄りスポットを3つご紹介!ぜひ参考にしてみてください♩
旭川でラーメンといえば「らーめん山頭火」。今や道内外に10店舗以上を展開する人気店ですが、本店はここ旭川にあります。
白濁スープの塩らーめんが看板メニューで、地元の人にも観光客にも愛される味。旅の途中に立ち寄る価値ありの一杯です。
◎「らーめん山頭火 本店」の基本情報
営業時間 | 11:00〜22:00(ラストオーダー21:30) ※スープがなくなり次第終了 |
定休日 | 毎週木曜日(祝日の場合は営業) |
Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/S7pzmrCeEVKvR4Jk6 |
電話 | 0166-25-3401 |
公式サイト | https://www.santouka.co.jp/ |
北見バスターミナルに隣接する「Parabo」1階にある「ハッカミントステーション」は、かつて世界一の生産量を誇った北見ハッカの歴史と魅力を体感できる施設です。館内にはハッカを使った雑貨や菓子が並びます。
旅のお供に、ハンカチにシュッと1プッシュするだけで爽やかな香りが広がる、北見ハッカ油スプレーがおすすめです。
◎「北見ハッカミントステーション」の基本情報
営業時間 | 9:40〜17:30 |
定休日 | 無休 |
Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/VyPcjvRDJADVJ7KV8 |
電話 | 0157-31-3600 (コミュニティプラザ パラボ) |
公式サイト | https://hakka-mint.com/index.php/station/ |
1972年創業、釧路・末広町の雑居ビル地下に佇む、昭和レトロな雰囲気が色濃く残る老舗喫茶店「純喫茶 仏蘭西茶館」。お昼から深夜まで灯りがともり、バスを降りてからや釧路駅前の街歩きの休憩にぴったりです。
看板メニューのチョコレートパフェは、生フルーツが盛られ、味だけでなく香りや見た目まで楽しめます。旅の途中、釧路で“ちょっと昭和にタイムスリップ”したい人におすすめ。MOOバスターミナル下車、徒歩5分ほどにあります。
◎「純喫茶 仏蘭西茶館」の基本情報
営業時間 | 11:00〜24:00 日曜日は夕方まで(早い時間に閉店することあり) |
定休日 | 基本的に無休 |
Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/VbWySYB5RaRJAcdQ7 |
電話 | 0154-22-9666 |
公式サイト | なし |
旭川から釧路まで、北海道を横断する7時間の道のりは、ただの移動ではなく“旅そのもの”。
窓いっぱいに広がる大雪山の山並みや、北見の街並み、道東の自然を眺めながら走る時間は、北海道を満喫できる贅沢そのものです。観光にもビジネスにも頼れる存在として、コストを抑えて北海道をダイナミックに結ぶ「スケール感あふれるバス」サンライズ号での旅はいかがでしょうか。
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大阪から北海道・道東に移住し18年目。移住前は約1年半かけて日本一周の旅を経験し、全国をくまなく見て、歩いて、食べました(笑) 現役の男性看護師として地域医療・福祉にも尽力しながら、「観光のみなさんに喜んでもらえる北海道の魅力を、地元民目線」で発信しています。