次の旅は奈良にしよう!東大寺周辺のんびり歴史散歩
目次
▼奈良旅の魅力とは?
古都奈良では、豊かな自然と歴史薫る社寺、趣ある町家を活かした街歩きエリア「ならまち」が徒歩でアクセスできる範囲に点在しています。歴史と、歴史の長さを活かした現代のにぎわい両方を楽しむことができます。日常から離れた旅がしたい方におすすめの旅行先のひとつなんです。
10:12 近鉄奈良駅 出発
電車で訪れてもバスで来ても、奈良の主要観光地めぐりの起点になるのがこの駅です。高速バスを利用した場合の降車場も道をはさんですぐ向かいにあります。そこからまずは、「奈良公園」の方に向かいましょう。
10:18 興福寺
近鉄奈良駅から「興福寺」は徒歩5分ほど。興福寺は法相宗の大本山で、かつて隆盛を誇った藤原一族の氏寺でした。写真は「中金堂」で、興福寺の中心となる御堂です。華やかな朱塗りの建物に心が惹かれます。
興福寺の五重塔の高さは50mを超え、奈良で最も高いのだそうです。何度か再建が繰り返されており、現在の五重塔は室町時代に建てられたものなんだとか。むかし歴史の資料集に載っていた国宝「阿修羅像」は、国宝館にあります。少年のようと称される優美な顔立ちに魅了されてしまいました。
◎興福寺の基本情報
営業時間 | 9:00~17:00(受付終了16:45) |
定休日 | なし |
住所 | 奈良県奈良市登大路町48番地 |
公式サイト | 興福寺の詳細はこちら |
10:52 奈良公園
「奈良公園」は奈良市中心部にある広大な公園です。その面積は東京ドーム100個分を超え、興福寺、東大寺、春日大社といった名だたる寺社や、奈良国立博物館はすべて奈良公園のなかにあります。特徴的なのは1000頭を超えるというたくさんの鹿。公園内で自由に過ごしています。奈良公園における鹿との共生は歴史が長く、万葉集にも鹿がいた記載があるそうです。
随所に売られている鹿せんべいを手に入れると、鹿たちのアイドルになれます。
鹿せんべいを持っていないのに近づいてくる鹿。人懐っこいなと目を細めていたら、、
バッグからはみ出していたガイドマップをがぶっとやられました。これが目的だったみたいです(涙)。皆さんはくれぐれもご注意ください。接し方に気をつければ、気ままに過ごす鹿たちとは緩やかに一緒の時間を過ごすことができます。鹿と人間が共存する穏やかな環境に気持ちがのんびりしてきます。
◎奈良公園の基本情報
営業時間 | なし |
定休日 | なし |
住所 | 奈良県奈良市奈良公園(GoogleMapで見る) |
公式サイト | 奈良公園の詳細はこちら |
11:08 東大寺
「東大寺」は、奈良時代に聖武天皇が建立した圧倒的スケールのお寺です。大仏の高さ(座高)はなんと約15mもあります。私は修学旅行以来の拝観でしたが、大人になってから来ても、とんでもなく大きかったです。
大仏を安置する「大仏殿」は、木造建築として世界最大級の大きさなのだそう。現在のものは江戸時代に再建されているのですが、奈良時代に創建された当時はもっと大きかったのだとか。それが奈良時代に建てられていたというのは、凄まじいことですよね。
東大寺の建立には260万人もの人(当時の人口の約半分)が携わったというから驚きです。現代のように機械もPCもなかった時代の大規模工事。その当時の人の苦労につい思いを馳せてしまうのは、大人になったからでしょうか。
◎東大寺の基本情報
営業時間 | 4~10月 7:30~17:30 / 11~3月8:00~17:00 |
定休日 | なし |
住所 | 奈良市雑司町406-1 |
拝観料 (個人) 大仏殿 |
大人(大学生以上) 600円 高校生 600円 中学生 600円 小学生 300円 |
公式サイト | 東大寺の詳細はこちら |
12:15 「ならまち」散策
「ならまち」とは、世界遺産・元興寺の旧境内を中心とした旧市街の一帯のことを指します。狭くて入り組んだ路地は、平城京の名残を感じさせます。戦災をまぬがれ、江戸時代末期から明治時代の面影を残すその街並みを活かし、お食事処や暮らしの品を扱う素敵な雑貨屋さんが点在しています。見て歩いて気になるお店に入るだけで楽しいはず。ランチやお土産屋さんめぐり、旅の思い出の品を探すのは、「ならまち」がおすすめです。
◎ならまちの基本情報
営業時間 | なし |
定休日 | なし |
住所 | 奈良県奈良市ならまち(GoogleMapで表示する) |
公式サイト | 奈良市観光協会のサイトはこちら |
「ならまち」のおすすめスポットは別の記事でご紹介しています。
▼奈良へのアクセス
奈良には新幹線が停車する駅がないので、アクセスが心配な方もいるかもしれません。でも実は、各地から快適に移動できる手段があります。以下、「東京から奈良」「大阪から奈良」「名古屋から奈良」の3パターンに分けてご紹介していきます。
※ちなみに、主要ターミナルとなる奈良駅は、「JR奈良駅」と「近鉄奈良駅」の2駅あります。奈良公園・東大寺を中心とした主な観光スポットには「近鉄奈良駅」のほうが1kmほど(徒歩にして15分ほど)近いので、ここでは近鉄奈良駅までのアクセスをご紹介していきます。
東京から奈良
新幹線・電車(特急)
東京=(JR新幹線)=京都=(近鉄線特急)=近鉄奈良
所要時間:約3時間30分 13,870円(特急料金を含む)
京都=近鉄奈良間は特急に乗ると早く着くだけでなく「旅」感が増して盛り上がるのでおすすめ!
夜行バス
現在は新型コロナウイルス感染症の影響により一部の便で運休中ですが、新宿駅・上野駅・横浜駅などと近鉄奈良駅をつなぐ夜行バスがあります。寝ているうちに移動でき、宿泊費が節約できる夜行バスを活用するのもいいですよね。
大阪から奈良
電車(在来線)
大阪=(JR)=鶴橋=(近鉄線)=近鉄奈良
所要時間:約1時間 680円
名古屋から奈良
新幹線・電車(在来線)
名古屋=(JR新幹線)=京都=(近鉄線)=近鉄奈良
所要時間:1時間30分 5,940円(片道)
電車(在来線)
名古屋=(JR)=京都=(近鉄線)=近鉄奈良
所要時間:3時間30分 2,280円(片道)
高速バス
名鉄バスセンター(※)=近鉄奈良
所要時間:約2時間30分 2,700円(片道)
名古屋⇔奈良は高速バスが走っており、乗り換え不要の気楽な旅ができます。2022年3月現在、新型コロナウイルス感染症の影響により土日を中心とした特定日の運行です。次のお休みに運行しているか確認してみてはいかがでしょう。>>名古屋⇔奈良の高速バスの予約状況を発車オーライネットで調べる
※名鉄バスセンターは、名古屋駅すぐの名鉄百貨店(メンズ館)3・4階にあります。名鉄バスセンターについてはこちら。
▼バス乗り場
高速バスに興味をもたれた方のために、近鉄奈良駅向かいにあるバス乗り場のご紹介をしておきますね。
近鉄奈良駅を出てすぐにある道路の向かいにあります。
待合室があるので、少し早めに着いてもくつろいで待つことができますね。
コインロッカーも完備。バスで奈良に着いたら、大きい荷物は預けておくと身軽に動けそうです。
バスに乗るときは、待合室を出てすぐ左に乗り場があります。
◎バス乗り場(奈良交通 近鉄奈良案内所)の基本情報
営業時間 | 平日 8:30~19:00 土・日・祝日 8:30~18:00 |
住所 | 奈良県奈良市中筋町6-1 |
悠久の歴史を刻む奈良の旅を楽しもう!
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※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。
最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、営業時間の変更や休業の可能性があります。
おでかけの際には公式サイト・公式SNS等でご確認ください。