由布院で紅葉観賞!おすすめスポットもご紹介~夜行バスで行く秋の大分旅行・後編~

湯の坪街道
大阪から大分に夜行バスで来た今回の旅。後編では、別府から由布院にバスで移動して観光を楽しみます。由布院では金鱗湖で紅葉観賞ができます。また、食欲の秋や芸術の秋を楽しめるおすすめ観光スポットもご紹介。ぜひご覧ください。

↓前編はこちらからご覧ください↓

秋の大分旅2日目のスケジュール

2日目のスケジュールはこちらです。

2日目スケジュール

8:03 「別府北浜」発
9:00 「由布院駅前バスセンター」着
9:15  
「湯の坪街道」で食べ歩き
11:00「金鱗湖」で紅葉鑑賞
12:00「Cafe La Ruche」でランチ
13:30「湯布院昭和館」で昭和時代に触れる
15:30「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」で現代アートを楽しむ
17:00終了

別府から由布院には「九州横断バス」が便利

今回、別府から由布院への移動には「九州横断バス」を利用しました。ここでは、九州横断バスについて解説します。

九州横断バスとは

九州横断バス外観

九州横断バスは「別府駅前本町」を出発し「別府観光港」「鉄輪」「由布院駅前バスセンター」など主要な駅を経由しながら「熊本駅前」まで向かうバスです(熊本駅前発の便もあります)。今回は別府から由布院に行くために利用しましたが、大分から熊本へ行く際にも乗り換えなしで行けて快適なので、ぜひ利用してくださいね。

九州横断バスを利用するメリット

別府から由布院へはいくつかバスが出ていますが、そのなかで九州横断バスを利用したのは次のようなメリットがあるからです。

   ・予約制なので必ず座れる

・事前決済ができる

   ・コンセントがついている

 

予約制なので必ず座れる

九州横断バス内観

九州横断バスは、座席指定はできませんが予約して乗車するため、必ず座れるようになっています。旅行は長時間歩きがちなので、移動中はできれば座れたら嬉しいですよね。また、バスは立っていると安全面でも不安なところがあるので、安全を考えてもやはり座っておきたいものです。

事前決済ができる

九州横断バスは事前に決済が可能です。クレジットカードまたはコンビニで決済ができます。バスの降車時におつりのないように現金を用意したり、ICカードを探したりして手間取ってしまうことってありますよね。事前に料金を支払っておけば、当日バタバタすることもなく楽々です。

コンセントがついている

九州横断バスコンセント

九州横断バスは嬉しいコンセントつき。旅行中は、行き先の情報をネット検索したり地図を見たり写真・動画を撮ったりと、何かとスマホを使います。すると、みるみるうちに充電がなくなっていくんですよね。充電しながら移動できれば、この先の旅行も充電の残量を気にすることなくスマホをフル活用できます。

【九州横断バス 別府―熊本】バスの予約はこちらから

「金鱗湖」で紅葉観賞

由布院で紅葉を楽しめるのが「金鱗湖」です。ここでは、金鱗湖がどんなところなのかの解説や、紅葉の写真をご紹介していきます!

金鱗湖とは

金鱗湖は、由布院の自然豊かな場所にある人気観光スポットです。緑を感じられる場所でありながら散策路が整備されていて、のんびり観光するにはもってこいのスポットとなっています。

金鱗湖の名前の由来は、明治17年に儒学者の毛利空桑(もうりくうそう)が、湖の魚の鱗が夕日に輝くのを見て名付けたと伝えられています。近隣湖には清水と温泉が流れ込んでいると言われており、冬の早朝には湖面から湯気が立ちのぼる幻想的で珍しい光景を見られるのが特徴です。

金鱗湖の紅葉を楽しむ

先ほども触れたとおり、金鱗湖は秋になると紅葉の鑑賞スポットとしても注目を浴びます。

金鱗湖へ行く途中の橋の紅葉

金鱗湖に行くまでの橋のところにも、ちらほら紅葉が見えはじめています。

金鱗湖と紅葉

金鱗湖に到着!湖と紅葉が美しい景色です。

散策路の紅葉

湖のそばの散策路にも紅葉がいっぱい!

金鱗湖の紅葉のアップ

アップで撮影してみました。真っ赤に染まっていてきれいです。

◎金鱗湖の基本情報

住所 大分県由布市湯布院町川上156111
電話 097-582-1111(由布市商工観光課)
備考 入場無料

金鱗湖を眺めながらランチはいかが?

Cafe La Ruche外観

金鱗湖のそばには、金鱗湖を臨みながらカフェやランチが楽しめるお店があるんです!それが「Cafe La Ruche(カフェ ラ リューシュ)」。

Cafe La Rucheから見える金鱗湖

このように、テラス席ではもちろんのこと、店内の座席からも金鱗湖が見えます!なんて贅沢なんでしょうか・・・。

Cafe La Rucheのランチ

筆者は「自家製ベーコンと木の子のタルティーヌ」のドリンクセットを注文。さらに「本日のスープ」をつけました。きのこがごろごろと乗っていて、食感・風味ともに豊かでした。きのこは由布院産の原木椎茸が使われているそうです。

Cafe La Rucheのパン

パンは単品でも販売されています!とてもおいしそうで食べたかったのですが、さすがに我慢しました・・・。

◎Cafe La Rucheの基本情報

営業時間 【月・火・木~土】9:00 〜17:30(L.O. 17:00)
【日・祝】8:00 〜17:30(L.O. 17:00)
定休日 水曜日
住所 大分県由布市湯布院町川上1592-1
電話 097-728-8500
公式サイト https://cafelaruche.jp/

由布院に来たら立ち寄りたい!観光スポット3選

由布院には魅力的な観光スポットがたくさんあります。そのなかでも、ぜひ行っておきたい場所を3カ所、厳選してご紹介します!

湯の坪街道

湯の坪街道

湯の坪街道は、由布院のシンボルである由布岳のふもとにあります。飲食店が建ち並んでいて、まさに「食欲の秋」にぴったりのスポットです。大分の特産品が買えるお土産屋さんや、大分名物「とり天」が食べられる飲食店はもちろん、食べ歩きできるグルメも豊富です。筆者も今回、湯の坪街道で食べ歩きを楽しんできました!

「湯布院金賞コロッケ」

湯布院金賞コロッケ外観

「湯布院でコロッケ?」と思われる方もいるかもしれませんが「湯布院コロッケ」は湯布院グルメとして大人気のコロッケなんです。

筆者は朝一で購入したため並ぶ必要はなかったのですが、14時ごろ通りかかると行列ができていました。ちなみに何が金賞なのかというと、NHKの「第1回コロッケコンクール」で金賞を受賞したのだそう。テレビに何度も取り上げられ、東野幸治さんや椿鬼奴さんなど多くの芸能人がおいしいと話しています。

湯布院金賞コロッケ

早速食べてみると、サクサクの衣とほくほくのじゃがいもが絶妙にマッチして、さすが金賞を受賞しているだけありました!コショウの風味がやや強めで美味しく、大人好みのコロッケだと思います。

◎金賞コロッケ本店の基本情報

営業時間 9:00~18:00
【冬季12月~2月の平日】9:00~17:30
定休日 不定休
住所 大分県由布市湯布院町川上1511-1
電話 0977-28-8888

「由布院うまいもん研究所」

由布院うまいもん研究所外観

湯の坪街道を歩いていて気になったのが「由布院うまいもん研究所」。2022年10月下旬にオープンしたばかりだそうです。「うまいもんを研究しているなら美味しものしか置いていないはず・・・!」ということで、特に気になった「おとうふソフト&醤油」をいただきました。

おとうふソフト

豆乳を使用して作られているソフトクリームなので、まろやかで甘すぎずとても食べやすい!上からかけている醤油がアクセントになって、まさに「冷や奴スイーツ」といえる一品でした。

由布院うまいもん研究所では、牛串や「豊後牛にぎり」などおかず系もいただけます。

◎由布院うまいもん研究所の基本情報

営業時間 10:00~17:00
定休日 年中無休
住所 大分県由布市湯布院町川上1524-27
電話 0977-76-5676

湯布院昭和館

湯布院昭和館外観

「湯布院昭和館」は、昭和時代の町並みや生活風景を楽しめる施設です。昭和時代の住宅や学校はもちろん、駄菓子屋やパチンコ店、レコード店や美容院などの施設が忠実に再現されています。昭和館は岐阜県の高山市にもあり、2つの昭和館は以下をミッションとして運営されています。

1つは、昭和館事業を通して、昭和初期の様々な苦難を乗り切った人々のあふれ出すパッションとみなぎるパワーを若い世代に伝え、元気になって頂くこと。

2つ目は昭和時代の成長を支えた人々の土台となる生活や文化を通して心の豊かさがいかに大事かを面白おかしく伝え、希望に満ちた気持ちで帰って頂くこと。

湯布院昭和館公式ホームページより引用

昭和の町並み

実際に訪れてみると町並みがとてもリアルで、当時の人々の賑やかな様子が自然と浮かんできました。まるで昭和にタイムスリップしたような景観が広がっています。

昭和の小学校の教室

昭和の小学校の教室の様子です。

パチンコ店内

昭和のパチンコ台です。無料で遊べますよ。

昭和の映画館

おじいちゃんとおばあちゃんは、こんな映画館でデートしていたのかもしれないですね・・・!

昭和の不動産屋

こちらは当時の不動産屋。4畳半のアパートの家賃が2,000円台です!時代の違いを感じます。

昭和の居間

家の中もとてもリアル。本当に人が住んでいそうなんですよね。

昭和館の中は魅力が盛りだくさんで、今回ご紹介したのはほんの一部です。ぜひ実際に足を運んで昭和の活力を肌で感じ、元気をもらいましょう!

◎湯布院昭和館の基本情報

営業時間 10:00~17:00
定休日 年中無休
料金 大人:1,200円
中高生:1,000円
4歳〜小学生:600円
75歳以上:1,100円
住所 大分県由布市湯布院町川上1479-1
電話 0977-85-3788
公式サイト https://showakan.jp/

COMICO ART MUSEUM YUFUIN(コミコアートミュージアム由布院)

COMICO ART MUSEUM YUFUIN外観

COMICO ART MUSEUM YUFUINは、由布院の町並みに馴染むように作られた現代美術館です。美術館名は、グループ会社が運営している総合エンターテイメント事業「comico」に由来しています。ミュージアムに併設して1棟貸しの庭付き温泉宿泊施設があり、プライベート空間でゆったりとくつろぎながら由布院の雄大な自現代アートを同時に楽しむこともできます。今回は、COMICO ART MUSEUM YUFUIN内の一部をご紹介します。

村上隆さんのフラワー

こちらは村上隆さんの代名詞とも呼べる「お花」モチーフの作品が並ぶ展示室です。立体的に見えますが平面の作品なんです。カラフルな彩りが目を引き、作品の前で写真を撮影している若い世代のお客さんがたくさんいました。

休憩スペース

2階には本や雑誌を楽しめるラウンジもあります。COMICO ART MUSEUM YUFUINに展示している作品のアーティストにまつわる書籍や、comicoで人気のコミックが置いていました。実写化やアニメ化された『ReLIFE』『こえ恋』などの原作もこちらで読めます!

奈良美智さんのYour Dog

こちらは奈良美智さんの「Your Dog」。オープンギャラリーにある作品で、背後の由布岳と合わさることでアートが完成します。由布院にあるCOMICO ART MUSEUM YUFUINならではの、壮大なアートですね。こちらも人気撮影スポットで、お客さんが代わる代わる写真を撮っていました。

ほかにも、草間彌生さんや宮島達男さんなど著名なアーティスト達の作品がそろっています。ぜひ由布院でしか楽しめない芸術の秋を堪能してください。

◎COMICO ART MUSEUM YUFUINの基本情報

営業時間 9:30~17:30(最終入場16:00)
定休日 隔週水曜日
料金 一般:1,700円
大・専門学生:1,200円
中・高校生:1,000円
小学生:700円
障がい者手帳(一般のみ):1,200円
子ども(未就学児):無料
住所 大分県由布市湯布院町川上2995-1
公式サイト https://camy.oita.jp/

大分観光はバスをフル活用して楽しもう

後編では、紅葉の美しい金鱗湖をはじめ由布院のおすすめ観光スポットをご紹介しました。大分県内はバスがたくさん走っています。観光時にはバスを存分に活用しましょう。特に予約して乗車できる九州横断バスが便利です。ぜひ利用してみてくださいね。

↓前編をまだ読んでいない方はこちらから!↓

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本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。

ライター

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松永 紗和

フリーライター

フリーランスのライターとして活動しています。 以前はシステムキッチンなどの水廻り住宅設備メーカーで調達・購買に携わっておりました。 執筆記事のジャンルは、グルメやマッチングアプリ、BtoBのビジネス記事など多岐に渡ります。 温泉やスイーツが好きです。

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