四国2泊3日の旅!高速バスで大阪から徳島、そして愛媛へ【前編】
行きも帰りも乗り換えがほとんどないので、とっても楽!
この記事では、大阪から徳島と愛媛を2泊3日で楽しめるモデルコースを前編・後編にわけてご紹介します。前編では、徳島のモデルコースを紹介します。
目次
高速バスで大阪から徳島へ
今回は、高速バスを使って大阪の「南海なんば」から徳島の「鳴門公園」へ向かいました。南海なんばから鳴門公園までは2時間半ほどで到着するので、朝はゆっくり出発できます。
9:50 大阪「南海なんば」発
高速バスターミナルは、南海なんば駅の5Fにあります。「スイスホテル南海大阪」を抜けていくのが分かりやすい行き方です。
南海なんば駅の3F北改札口に向かって右脇に「なんばスカイオ」があります。なんばスカイオ正面入り口の左手に、バスターミナルへと向かうエスカレーターがあります。
この写真のように、分かりやすく表示がされていますよ。
エスカレーターを上ると、細い通路があります。表示に従って進んでいくと、バスターミナルに到着です。
鳴門方面へ向かうバスが来ました。
バスの中はこのような様子です。Wi-Fiとトイレもついています。
携帯電話・スマートフォン専用ですが、コンセントもあります。通路側の座席の方はアームレスト下のコンセントを使用してください。
窓際の座席の方は足元壁側にコンセントがあります。
足元も十分なスペースがあり、ゆったりくつろげます。
12:18 「鳴門公園口」到着
予定通りに「鳴門公園口」に到着。バスの中は快適で、2時間半があっという間に感じられました。
12:30 「渦見茶屋」でランチライム
ちょうどお昼ごはんの時間なので、早速ランチに向かいます。ランチは渦見茶屋さんで鯛めしと味噌汁のセットをいただきました。
焼いた鯛の上品な香りがたまりません!鯛めしに青じそのアクセントもGoodでした。わかめの小鉢も付いています。わかめにはすだちポン酢がかかっており、さっぱりしておいしかったです。
そして、渦見茶屋さんのおすすめポイントは、何といっても「鳴門海峡大橋」を臨みながら食事ができること。とても贅沢なランチタイムが楽しめますよ。
デザートに鳴門金時芋アイスを注文されているお客様もたくさんいらっしゃいました。
◎渦見茶屋の基本情報
営業時間 | 9:00~17:30 |
定休日 | 日曜日 |
住所 | 〒772-0053 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65 |
電話番号 | 088-687-0102 |
13:00 「渦の道」を歩く
ランチのあとは、鳴門公園の人気スポット「渦の道」へ向かいます。
渦の道は、鳴門市と淡路島を結ぶ大鳴門橋の橋桁空間を利用して造られた海上遊歩道です。展望室には畳一畳ほどのガラス床が合計8枚はめ込まれており、スリルを味わいながら45m下の渦潮を見ることができます。
このような長い遊歩道をゆっくり歩いて進んでいきます。入口から展望室までは450mの長さがあります。
途中100mごとに4か所の休憩所があるので、ご年配の方でも休憩しながらのんびり進めますよ。
ガラス床のすぐ下は海!スリル満点です。
◎渦の道の基本情報
営業時間 | 9:00~18:00(3月~9月) 8:00~19:00(ゴールデンウィーク、夏休み期間) 9:00~17:00(2月~10月) ※入場は閉館の30分前まで |
休館日 | 3月・6月・9月・12月の第2月曜日 ※荒天時は臨時閉館の場合あり |
住所 | 徳島県鳴門市鳴門町(鳴門公園内) |
電話番号 | 088-683-6262 |
入場料 | (個人)大人510円/中・高生410円/小学生260円 |
公式サイト | https://www.uzunomichi.jp/ |
14:00 「大塚国際美術館」で世界の作品を味わう
渦の道で海上散歩を楽しんだあとは、徒歩で「大塚国際美術館」へ向かいます。大塚国際美術館は、古代壁画から世界26か国190余りの美術館が所蔵する現代絵画まで、陶板で再現した西洋名画を1,000点以上展示している美術館です。
オリジナル作品と同じ大きさで再現しているため、日本にいながら世界の作品をリアルに鑑賞できるのが魅力。
館内は地下3階から地上2階で構成されており、鑑賞ルートはなんと約4km!じっくり楽しみたい方なら1日あっても足りないかもしれません。
地下3階は、古代・中世のフロア。
そのほかにも、古代遺跡や礼拝堂などの壁画を環境空間ごとに立体再現した展示室があります。入口から館内に入ると、大迫力の「システィーナ・ホール」に圧倒されました。
システィーナの天井画は、ミケランジェロと盛期ルネサンス絵画の最高傑作で、ローマにおける絵画の黄金時代を代表する作品です。また、システィーナ・ホールは、2018年末のNHK紅白歌合戦でシンガーソングライターの米津玄師さんが代表作「Lemon」を歌ったことでも注目されました。
イタリア・パドヴァにあるスクロヴェーニ礼拝堂の壁画を再現した展示室も見どころの一つです。
地下2階は「ルネサンス・バロック」のフロア。誰もが知るような名画が盛りだくさんです。
修復前と修復後の「最後の晩餐」や「モナ・リザ」、アニメ「フランダースの犬」に登場した「キリスト昇架」、また「真珠の耳飾りの少女」などが見られます。
地下1階は「バロック・近代」のフロア。ここでも多くの名画を鑑賞できますが、注目はゴッホが描いた花瓶のヒマワリ全7点を集めた「7つのヒマワリ」のコーナーです。
こちらの展示室は、大塚国際美術館の開館20周年を記念して新設されたもの。ゴッホが描いた「ヒマワリ」は水彩なども含め数10点に及びますが、そのうち花瓶に入った「ヒマワリ」は全部で7点あると言われています。
その7つの「ヒマワリ」全てを見られるのはとても貴重です。ぜひご覧ください。
1階と2階は「現代・テーマ展示」のフロア。ここではシャガールのコーナーやゲルニカ、フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロのストゥディオーロ(書斎)などが楽しめます。
1階には庭園もあり、一度外に出て気分転換するもよし。庭園にはカップルにぴったりなブランコもありますよ。
※こちらの章で掲載した写真は、すべて大塚国際美術館の展示作品を撮影したものです。
◎大塚国際美術館の基本情報
営業時間 | 9:30~17:00 ※入館券の販売は16:00まで |
休館日 | 月曜日 ※祝日の場合は翌日休館 |
住所 | 徳島県鳴門市鳴門町 鳴門公園内 |
電話番号 | 088-687-3737 |
入館料 | (当日券)一般 3,300円 大学生 2,200円 小中高生 550円 (前売券)一般 3,160円 大学生 2,140円 小中高生 530円 |
公式サイト | https://o-museum.or.jp/ |
16:00 「にちにち雑貨店」で徳島の“いいもの”探し
大塚国際美術館で名画の数々に触れたら、徳島バス(路線バス)に乗って「JR鳴門駅」へ向かいます。
JR鳴門駅から5分ほど歩いて「にちにち雑貨店」へ。にちにち雑貨店には、徳島の「いいもの」と遊び心のある雑貨がたくさん販売されています。
棚いっぱいに並ぶ徳島ならではの雑貨たち。
グラスブローチやグラスヘアゴムも、とてもかわいくて目移りしてしまいます!
シロップやジャムなどの食品も販売していますよ。
筆者はこちらのゆるーい「えんむすびステッカー」を購入。徳島名物なると金時を描いたステッカーです。
◎にちにち雑貨店の基本情報
営業時間 | 11:00~18:00 |
定休日 | 火曜日 ※祝日営業 |
住所 | 徳島県鳴門市撫養町南浜字東浜382 |
電話番号 | 088‐679‐9318 |
公式サイト | http://diary.nichinichizakkaten.com/ |
大阪から徳島へのアクセスを「高速バス」と「フェリー」で比較
今回は、大阪から徳島まで高速バスで向かいました。ほかの交通機関としてはフェリーも挙げられますが、高速バスは移動時間や乗り換えの少なさから見てもとても便利なんです。
ここでは、高速バスとフェリーで、金額・時間・乗り換え回数にどのくらいの差があるのかまとめてみました。
▶大阪(なんば)から徳島(徳島駅)まで行く場合
高速バス | 南海フェリー | |
金額 | 3,800円 | 3,340円 ※南海電車+フェリー+バスに乗車したときの合計 |
所要時間 | 約3時間 | 約4時間 |
乗り換え回数 | なし | 南海電車とバスの2回 |
金額はやや高くなってしまうものの、その差はわずか500円!たったワンコインで1時間早く到着し、乗り換えがないことを考えると、高速バスはかなりお得で便利だと思いませんか!?
大阪から徳島までの高速バスの時刻表や運行情報が気になる方は、徳島バス公式HPもぜひチェックしてみてください。
後編へ続く
前編では、徳島のモデルコースをご紹介しました。後編では、愛媛のモデルコースをご紹介します。愛媛では四国の大人気旅行スポット道後温泉も訪れています!ぜひご覧ください。
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※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております