伊香保温泉石段街に日帰りで行ってみた!【グルメ・遊び・お土産までご紹介】
目次
伊香保温泉石段街とは?
「伊香保温泉石段街」は、今から約400年前、伊香保温泉が開湯したのをきっかけに作られた石段です。「温泉街が一年中賑わうように」との願いを込めて、計365段設置されています。石段の両側には食べ歩きスポットや射的・輪投げなどの遊技場、足湯、温泉宿が立ち並び、ここに来るだけで楽しい思い出がたくさんできます。
伊香保温泉石段街 日帰りレポ
今回は、伊香保温泉石段街に実際に足を運び、日帰り旅行をしてきました。そこで見つけたグルメや遊び、お土産などをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。また記事の最初と最後には、行き帰りで活用した「群馬-横浜ニュースター号(高速バス)」の情報についても掲載しています。合わせてご覧ください。
9:00 「六本木ヒルズ」出発
8:30 「六本木」駅に到着です!六本木ヒルズ内でトイレを済ませたら、さっそくバスの乗降所へ向かいます。
乗降所までの道はやや分かりにくいので注意してください。柱に書いてある「団体バス乗降所」の矢印を頼りに向かえば辿り着けます。
乗降所に到着すると既に8名ほど人が並んでいました。また、この日は寒波が襲っていましたが、地下なのであまり寒さは感じませんでした。
【乗降所の詳細】
- 自販機あり
- コンビニなし
- トイレなし
- 喫煙所なし
- コインロッカーなし
※近くにコンビニがないのであらかじめ必要なものを買い揃えておくことをおすすめします。
8:50頃、「群馬-横浜ニュースター号」が到着しました!いよいよ群馬への旅がスタートです。
【バスの詳細】
- トランクルームあり(1人1つ、縦横の総和1m以内、10kgまで)
- 消毒液、抗菌加工あり
- 車いすの方の乗車可能(折り畳み車いすの持ち込み可、電動は不可)
- 赤ちゃん連れでの乗車可能(席を使用する場合は小人運賃が必要、折り畳みベビーカーの持ち込み可、電動は不可)
- USB充電可能
- お手洗いなし
※「三芳サービスエリア」と「上里サービスエリア」で15分間の休憩があります。
12:30 「伊香保温泉石段街口」到着
約3時間半のバス旅を経て、伊香保温泉石段街口に到着。サービスエリアで2回休憩をしているからか、ほとんど疲れはありません。それでは元気よく、石段街へレッツゴー!
まずは「伊香保神社」で旅の良縁祈願
気持ちよく半日を過ごすためにも、まずは「伊香保神社」にごあいさつをすることに。伊香保神社は、石段を365段登り切ったところにあります。「いきなり365段?!」と思うかもしれませんが、最初に上りきっておくと、どこに何のお店があるのか大体分かるためおすすめです。
10分ほど石段を上り、頂上に到着。伊香保神社は決して大きな神社ではありませんが、山の上から人々を見守っているような、優しくて温かい雰囲気が漂っていました。
参拝のあとは、社務所で御朱印もいただきました。「群馬県は上から見るとツルの形をしているので左上にツルが、その反対側には真心を込めたカメが書いてあります。ツルとカメのいる、とっても縁起のいい御朱印なんですよ。」というお話のとおり、いいことがありそうな、素敵な御朱印です♩
大事にカバンにしまったら、次は石段を下りランチへ向かいます。
◎伊香保神社の基本情報
営業時間 | 参拝 24時間可
御朱印受付 9:00〜17:00 |
住所 | 群馬県渋川市伊香保町伊香保1
(石段街365段目) |
電話番号 | 0279-72-2351 |
料金 | ¥500-(御朱印)
※コロナウィルス感染防止のため、 書き置きの御朱印のみいただけます。(2021.12.26時点) |
公式サイト | 伊香保神社の詳細はこちら |
「SARA”S terrace Arraiya」でおしゃれランチ
群馬と言えばうどんが有名!中でも「水沢うどん」は、香川県の「讃岐うどん」・秋田県の「稲庭うどん」と並ぶ「日本三大うどん」のひとつです。石段街にも何店か専門店があるので、並んででも食べておきたいところ!…なのですが、休日は特に混雑しているので、あえて別のお店を狙ってゆっくりするのもおすすめです。
というのも石段街には、うどん屋さんに負けず劣らない、おしゃれで美味しいカフェがたくさんあります♩今回訪問した「SARA”S terrace Arraiya(サラズテラス アライヤ)」もその中の1つ。外観からすでにおしゃれな雰囲気が漂っていますよね。
メニューは「上州牛ロース丼」や「生姜焼き定食」など、お肉を使ったスタミナのつくメニューが豊富です。ちなみに私は、冬季限定の「カツカレーうどん」を注文しました。
この見た目、どんなに寒い日でも食欲をそそりますよね!凍えた体に風味豊かなカレースープとアツアツ・サクサクのカツが染み渡り、最高の気分でした。うどんもコシがあり、ちょうどよい歯ごたえ。途中で温泉卵を絡めたときの感じもまた最高で、目と舌で思い切り堪能させていただきました。
◎SARA”S terrace Arraiyaの基本情報
営業時間 | 09:30~18:30
不定休 |
住所 | 群馬県渋川市伊香保町伊香保20
(石段街255段目) |
電話番号 | 0279-72-2183
※予約不可 |
予算 | ¥1,000~2,000/人 |
詳細サイト | 食べログ SARA”S terrace Arraiyaの詳細はこちら |
「大阪屋」で昔懐かしいゲームを楽しむ
お腹が満たされたあとは、「大阪屋」でお遊びタイム。ここ大阪屋では、教えるのがとても上手なおばあちゃんの指導のもと、射的に挑戦できます。
私は射的をするのが初めてでしたが、おばあちゃんの教えのおかげで1発目から見事命中。当てるのが難しい大きな的も倒し、10発中3発当てられました!当たった瞬間のなんとも言えない気持ちよさに、もう10発挑戦したくなるくらい楽しかったです。
おばあちゃんから景品のヨーヨーとあひるをもらい、子どものように嬉しくなりました。射的のあとの会話にも癒され、「勇気を出して入ってよかった〜」と心から思いました。
◎大阪屋の基本情報
営業時間 | 9:00~17:00
木曜定休 |
住所 | 群馬県渋川市伊香保町伊香保48
(石段街219段目) |
電話番号 | 0279-72-4096 |
料金 | ¥300-(10発) |
公式サイト | ー |
伊香保名物「湯の花まんじゅう」の食べ比べ
伊香保温泉は、「温泉まんじゅう発祥の地」とも言われる場所。なので石段街でも、そこかしこで「まんじゅう」の文字を見かけます。しかし一口にまんじゅうと言っても、作り手が変われば味も変わるものですよね。
ということで、この日は2店舗のおまんじゅうを食べ比べてみることにしました。私が食べたのは「勝月堂(左)」と「元祖 田中屋(右)」のおまんじゅうです。
見た目の違いもさることながら、味も食感もまったく違ってびっくり!勝月堂はふっくらフワフワ、田中屋はしっとりモチモチの食感に感じましたが…皆さんなら、どう感じるでしょう?
◎勝月堂の基本情報
営業時間 | 9:00~18:00
定休日 元旦(ほか不定休) |
住所 | 群馬県渋川市伊香保町伊香保591-7
(石段街300段目) |
電話番号 | 0279-72-2121 |
料金 | ¥120- |
公式サイト | 勝月堂の詳細はこちら |
◎元祖 田中屋の基本情報
営業時間 | 9:00~18:00
定休日 水曜日・木曜日 |
住所 | 群馬県渋川市伊香保町伊香保18-5
(石段街232段目) |
電話番号 | 0279-72-2164 |
料金 | ¥120- |
詳細サイト | 食べログ 元祖 田中屋の詳細はこちら |
「足湯」で寒さと疲れを忘れるひとときを
たとえ日帰り旅行であっても、温泉が有名な地で、温泉に入らないのはもったいないですよね。そこで訪れたのがこちらの足湯です。
石段街212段目に「岸権旅館」の「辰の湯」という足湯があり、なんと誰でも無料で利用できます。ふくらはぎほどまで浸かれるので、あっという間に体が温まり、足の疲れも癒されました。ちなみに、こちらのお湯が茶色く見えるのは湯の花(天然温泉にふまれる成分)が固まっているからなんだそう。余計に癒し効果がありそうですよね。
◎岸権旅館 辰の湯の基本情報
営業時間 | 8:00~19:00 |
住所 | 群馬県渋川市伊香保町伊香保48-3
(石段街212段目) |
電話番号 | 0279-72-3105(岸権旅館) |
料金 | 無料 |
公式サイト | 岸権旅館 辰の湯の詳細はこちら |
※タオルを持参しましょう
※タイツではなくレギンスで来るのがおすすめです
お土産探しも旅の醍醐味
そろそろ帰りの時間が近づいてきました。最後はお土産屋さんをハシゴして、お気に入りのものを見つけます。私が石段街でおすすめするお店は以下の3店舗です。
まずおすすめするのは、工芸品を数多く扱う「山白屋」です。群馬名物の「だるま」をモチーフにした置物や、うさぎ・猫グッズなど、見るだけでも楽しいオリジナルグッズが販売されています。隅から隅までどれも本当に可愛くて、ついつい長居してしまいました。
◎山白屋の基本情報
営業時間 | 10:00~18:00
不定休 |
住所 | 渋川市伊香保町伊香保12
(石段街271段目) |
電話番号 | 0279-72-2239 |
詳細サイト | 山白屋の詳細はこちら |
続いては群馬限定グッズを取りそろえた、「すみよしや」です。こちらでは群馬のお土産には欠かせない「ぐんまちゃん」グッズや、石段街のゆるキャラ「いしだんくん」グッズを中心にさまざまな雑貨が販売されています。2つのゆるキャラは心をくすぐる可愛さで、買わずにはいられませんでした。
◎すみよしやの基本情報
営業時間 | 9:00~18:00
木曜定休 |
住所 | 群馬県渋川市伊香保町伊香保18-4
(石段街227段目) |
電話番号 | 0279-72-2307 |
公式サイト | すみよしやの詳細はこちら |
最後におすすめするのが「いさごや物産店」です。こちらでは、伊香保名物の温泉まんじゅうや、ひも川わうどん、地酒、お菓子などが販売されています。何を買うか迷ったら、店員さんが優しくアドバイスしてくださるので安心ですよ。
◎いさごや物産店の基本情報
営業時間 | 09:00~17:30 |
住所 | 群馬県渋川市伊香保町伊香保66
(石段街180段目) |
電話番号 | 0279-72-2118 |
詳細サイト | いさごや物産店の詳細はこちら |
15:21 「伊香保温泉石段街口」出発
3時間でやりたいことを全部やれたうえ、石段を上ったり降りたりして体を動かしたので、心も体もスッキリして、帰りのバスに乗車。バスは行きのバスと全く同じで、乗務員さんも同じ方だったので、何だか安心でした。
ありがたいことに、帰りも2回サービスエリア休憩があり、軽く体を動かせたので、ほとんど疲れが残りませんでした。しかも、大きなサービスエリアに止まってくださるので、家族用のお土産もバッチリ入手できました。
19:00「六本木ヒルズ」到着
大きな渋滞もなく、予定通りに六本木ヒルズに到着。外は寒かったけれど、心は楽しかった思い出でホカホカのまま帰宅しました。
伊香保温泉石段街は楽しいことがギュッと詰まった場所!
日帰り旅行をしてみて、伊香保温泉石段街は遊びも、グルメも、癒しも、お買い物も楽しめる場所であることが分かりました。また、宿に泊まらなくても十分に旅行気分を味わえるうえ、高速バスを使えば1万円以下で1日過ごせてしまうので、「お金はないけれど旅行には行きたい」という方にもうってつけの場所です。
ぜひ友人や恋人とこの地を訪れ、石段を上ったり下りたりしながら、楽しい思い出を作ってみてはいかがでしょうか?
「群馬-横浜ニュースター号」の詳細はこちら
今回使用した路線は、「東京バス」の「群馬-横浜 ニュースター号」という高速バスです。”ニュースター”という名前のとおり、星が描かれたバスだから、サービスエリアでもバスを見失わずに済みます。
朝は、[横浜YCAT]→[六本木ヒルズ]の順にお客様を乗せて出発するので、首都圏にお住まいの方はぜひ利用を検討してみてください。サービスエリアでの休憩時間もまた、楽しいですよ♩
※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。
最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。