紅葉の時期に!仙台・秋保で絶対に足を運ぶべき観光スポット4選
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目次
紅葉の時期に「絶対」足を運ぶべき!仙台・秋保の観光スポット4選
秋の仙台・秋保を旅する方必見の観光スポットを4つご紹介します。筆者の失敗談も記しておきますので、みなさんは同じ失敗をせず、仙台を満喫してきてくださいね!
お得に旅したいなら「仙台まるごとパス」を手に入れよう!
今回の滞在で使用したのは「仙台まるごとパス」。電車の切符のような見た目だな……と思った方は、勘が鋭いですね。実はこのパス、下記区間の電車と路線バスが2日間乗り放題なんです。
仙台市内や松島方面はもちろん、山形を代表するお寺「山寺(立石寺)」方面にも行くことができます。それでいてお値段2,720円とめちゃくちゃお得!特典のクーポンブックも大充実の内容です。ぜひ利用してみてください!
【仙台まるごとパス詳細】
―乗車可能区間
仙台・松島・松島海岸・山寺・白石駅区間のJR線
仙台空港鉄道・るーぷる仙台・仙台市営バス・仙台市地下鉄の全線
宮城交通バスの秋保線、阿武隈急行の槻木駅~あぶくま駅区間
―運賃
大人2,720円/こども(小学生)1,350円
―販売場所
・JR東日本の主な駅にあるみどりの窓口または指定席券売機
・主な旅行会社
・仙台空港駅券売機
※特典の「クーポンブック」を下記窓口で受け取るのを忘れないようご注意ください!
・みどりの窓口⇒購入時
・指定席券売機、主な旅行会社⇒仙台市観光情報センター(JR仙台駅2F)
・仙台空港駅券売機⇒仙台空港駅改札窓口
>>その他詳細は「仙台まるごとパス」公式HPをご確認ください
―秋保大滝(あきうおおたき)
それではさっそく行ってみましょう!まずは県内屈指の名瀑、「秋保大滝」へ向かいます。
ルートは2つ。休日は①、平日は②のルートを使います。どちらも「仙台まるごとパス」で行けますよ♩
①仙台駅西口バスターミナル8番のりば⇒「宮城交通 秋保線」秋保大滝行き
※土日祝 限定運行 1日2便
②仙台駅⇒JR仙山線⇒愛子駅⇒「仙台市営バス」秋保・里センター~秋保大滝~二口峡谷方面行き
ここで注意してほしいのは、午前中のうちに滝に向かうこと!
そしてバスの時間を前日までにしっかり確認しておくこと!
行きも帰りもバスの本数が少ないため、行く時間を間違うと帰れなくなります。筆者は午後に滝に向かってしまったため、寒空のもと2時間ほど、バスを待つことになりました……。温泉に行きたかったけど、あきらめた……。(反省)
(それでは気を取り直して)
秋保大滝のバス停を降りると、まず見えてくるのが「西光寺(秋保大滝不動尊)」です。こちらに安置される不動明王像は、胴回り5.1m、膝回り7.2m、火焔の高さ5mと、なんと日本一の大きさ。迫力ある巨大な不動明王像にあいさつを済ませてから、奥へ続く滝見台に向かいます。
この日は2022年11月16日。モミジやイチョウは散り始めでしたが、地面が落ち葉で埋め着くされた感じも素敵でした。
2分ほど歩けば滝見台に到着。幅約6m、高さ約55mの名瀑の登場です!音を立ててまっすぐに落ちていく豪快さが何とも気持ちいいですね。紅葉の見ごろは10月中旬から11月初旬だそう。11月中旬はギリギリセーフな感じだったので、ぜひ早めに足を運んでください。
滝見台のすぐ近くの山道を行くと、滝つぼまで歩いていくこともできます。(往復1時間弱かかる+階段が急なので、体力のある方だけ行きましょう!)
こちらは道中の景色です。ベストシーズンはもっときれいに色づいているのでしょうね。またいつか来てみたい……!
30分ほど歩いて、ようやく滝つぼに到着!写真では伝わりづらいですが、上から見下ろすのとはまったく違う景色が広がっていました。マイナスイオンたっぷりで心地よく、しばらくぼんやり眺めてしまいました。
◎秋保大滝の基本情報
営業時間 | 24時間散策可能 |
住所 | 宮城県仙台市太白区秋保町馬場字大滝 |
電話 | 022-398-2323 (秋保温泉郷観光案内所) |
公式サイト | https://akiusato.jp/seeing/meishou.html |
―磊々峡(らいらいきょう)
秋保大滝をあとにし、「仙台市営バス」愛子駅行きで「磊々峡入口」へ。
「磊」とはその字のごとく、石がごろごろしているさまのこと。昭和6年に夏目漱石の門下人で東北大学名誉教授の、小宮豊隆氏により「磊々峡」と命名されたそうです。どんな景色が見られるか楽しみ……!
おっとその前に、何やら気になる看板を発見。「覗橋(のぞきばし)」と書かれていますね。(もう答えが書かれていますが)恐る恐る覗いてみると……
「♡」の穴がありました!わー、とっても可愛い!たまたまなのか水が溜まっていたので、きれいに確認できました。何だか縁起がよさそう♩
ハートを見てほっこりしたら、いざ遊歩道へ。約1㎞に渡り整備された道には、さまざまな景色が広がっています。
おお、ここは自然界のフォトスポットって感じ。インスタ映えするショットが撮れそうですね。
磊々峡は、秋保大滝よりも標高が低いところにあるので、11月中旬でも色鮮やかな紅葉を楽しむことができました。
「磊々峡」の名前の由来でもある岩の重なりも芸術的♩すれ違う人も少ないので、のんびり景色を眺めたい方におすすめのスポットです。
◎磊々峡の基本情報
営業時間 | 24時間散策可能 |
住所 | 宮城県仙台市太白区秋保町湯元 |
電話 | 022-398-2323(秋保温泉郷観光案内所) |
公式サイト | https://akiusato.jp/seeing/meishou.html |
―仙台万華鏡美術館
磊々峡から歩くこと15分ほど。洋風の可愛らしい建物が見えてきます。こちらはなんと世界発の万華鏡専門美術館「仙台万華鏡美術館」。貴重なアンティーク作品や、現代で活躍する作家作品など、約1,000点以上のコレクションが展示されています。
思い返せば子どものとき以来、万華鏡をのぞいていないかも……久しぶりの世界観に、ワクワクします。きれいなチケットをいただいて、いざ万華鏡の世界へ!
階段を上がり、まずは第1展示室へ。大型の万華鏡をメインに、ユニークな作品が約20点ほど展示されています。実はこのおじさまも、万華鏡なんですよ~!
第1展示室では、作品に触れて、中をのぞくことができるうえ、写真撮影もできます。記念写真が撮れる万華鏡もあるので、撮りあいっこするのもおすすめ。
私のお気に入りはこちら。外から見ると、池の上に花が浮かんでいるような状態で、竹筒から出てくる水の勢いで、くるくると円を描いています。中をのぞいてみると……。
わーすごい!万華鏡というと、ガラスやビーズの世界を想像してしまいがちですが、お花でも実現できるんですね。
水上をくるくる回っているため、何もしなくても模様が移り変わり、とても幻想的でした。
季節に合わせた万華鏡も発見!ボタンを押すと、童話の一節を楽しむことができます。続く第2~5展示室でも大小さまざまな万華鏡を堪能。改めて万華鏡の奥深さを実感しました。筒状だけが万華鏡ではないのですね。
美術館では、世界でひとつのオリジナル万華鏡を作ることもできます。時間のある方はぜひ挑戦してみてください♩
◎仙台万華鏡美術館の基本情報
営業時間 | 9:30〜17:00(最終入館16:30) |
入館料 | 一般・大学生 900円 小人 450円 70歳以上¥450※Web割引きあり 詳しくはHPをご確認ください |
住所 | 宮城県仙台市太白区茂庭字松場1-2 |
電話 | 022-304-8080 |
公式サイト | https://sendaikaleidoscope.com/ |
―秋保ヴィレッジ
最後にやってきたのは「秋保ヴィレッジ」。仙台万華鏡美術館から歩いて6分ほどのところにあります。
一見すると‟道の駅”のような雰囲気ですが、見て、遊んで、食べて、体験して……とさまざまな楽しみ方ができます。今回はその一部をご紹介します!
まずはお土産コーナーから。秋保をはじめ、東北各地の名品がずらりと並んでいます。山の幸だけでなく、海の幸を揃えているのも魅力的。地元のお店で販売される作りたてのスイーツやパンなどが買えるのも嬉しいですね。
ほかでは見かけない商品がたくさんあるので、友人用に、家族用、自分用にと、たくさんお買い物をしてしまいました。(右下のサボテンは買うか、買わないか、最後まで悩みました。やっぱり買えばよかった!(笑))
館内に工房があるのも見どころのひとつ。秋保銘菓「千日餅」の工房と、カステラ工房を見学することができます。これを見たら、もう購入せずにはいられませんね。
秋保の食材を活かしたフードコートも併設。「仙台味噌ラーメン」や「牛タンカレー」「ずんだシェイク」といった仙台名物をはじめ、「秋保おでん」や「山賊焼き」など秋保ならではのメニューもラインナップ。購入したものは、館内のイートインスペースもしくは、外の足湯でいただくことができます。
この日は青空が広がり、とても気持ちよく足湯に浸かることができました。ちなみにこの足湯は「茶っぽりん」という可愛らしい名前がついています。お茶を使った足湯で、保湿効果や殺菌効果があるのだそう♩
私はずんだシェイクと、数量限定のカステラパンをいただきました。ずんだシェイクはいつ飲んでも間違いない美味しさ。カステラパンは雲を食べているようなふわふわ感と、疲れを癒す甘み。しあわせの味がしました。皆さんもお気に入りの一品を見つけて、足湯でのんびりお食事タイムを楽しんでくださいね。
◎秋保ヴィレッジの基本情報
営業時間 | 9:00 〜 18:00 ※12月~2月は17:00閉店 |
定休日 | 元日のみ休業 |
住所 | 宮城県仙台市太白区茂庭字中谷地南32-1 |
電話 | 022-302-6081 |
公式サイト | https://akiu-village.jp/ |
今回乗車した高速バスは 仙台~東京線「ニュースター号」
今回乗車したのは、東北急行バスの「ニュースター号」。1日4便運行しており、昼・夕・夜と好きな時間帯で利用できる、とても使い勝手のよいバスです。しかも大人片道3,800円~!なんと新幹線の半額以下なんです!WEBから予約すれば3,300円~と、さらにお得に旅することができるので、ぜひ利用してみてください!
―時刻・運賃
ニュースター号の発着時刻と運賃はご覧のとおりです。
◆仙台行き
昼行 | 夜行 | |||
運行日(始発出発日基準) | 毎日運行 | |||
運賃 | 通常運賃 3,800円~ WEB割 3,300円~ |
通常運賃 3,800円~ WEB割 3,300円~ |
通常運賃 3,800円~ WEB割 3,300円~ |
通常運賃 3,800円~ WEB割 3,300円~ |
---|---|---|---|---|
東京駅八重洲南口 (JR高速バスのりば) |
8:00 | 10:30 | 17:00 | 23:30 |
↓ | ↓ | ↓ | ↓ | |
仙台駅前 | 13:27 | 15:57 | 22:27 | 4:57 |
仙台営業所 | 13:30 | 16:00 | 22:30 | 5:00 |
◆東京行き
昼行 | 夜行 | |||
運行日(始発出発日基準) | 毎日運行 | |||
---|---|---|---|---|
運賃 | 通常運賃 3,800円~ WEB割 3,300円~ |
通常運賃 3,800円~ WEB割 3,300円~ |
通常運賃 3,800円~ WEB割 3,300円~ |
通常運賃 3,800円~ WEB割 3,300円~ |
仙台営業所 | 8:00 | 14:00 | 16:55 | 23:35 |
仙台駅前 | 8:10 | 14:10 | 17:05 | 23:45 |
↓ | ↓ | ↓ | ↓ | |
東京 スカイツリー北 |
13:15 | ↓ | ↓ | ↓ |
東京駅日本橋口 (降車専用) |
13:40 | 19:30 | 22:15 | 5:15 |
―予約方法
ニュースター号の予約方法はご覧のとおりです。
①発車オーライネットで予約
②電話で予約
東北急行バス予約センター (9:30~18:00)
・東京営業所 03-3529-0321
・仙台営業所 022-262-7031
実際に「ニュースター号」に乗ってみた!
高速バスに乗り慣れていない方は、不安もあるかもしれません。というわけで今回は、東京駅から「ニュースター号」に乗り、仙台に行ってきました!車内の様子や詳細設備、休憩ポイントなどをお伝えするので、参考にしてみてください。
まずは東京駅八重洲南口へ!土地勘のない方も、上の案内板を見て進んでいけば大丈夫!
外に出るとすぐに高速バスのりばがあります。
近くにバスのりばの案内が出ているので、必ず確認!仙台行きは……6番のりばですね!(見つけられましたか?)
発車時刻まで時間があるときは「JR高速バスのりば」で待つのがおすすめ。品数豊富な売店や自販機、お手洗い、待合スペースなどがあり、とても便利です。
発車時刻5分前にバスが到着しました!大きな荷物のある方はトランクに預けてから乗車しましょう。
バス車内は広々3列シート。昼の便でもカーテンがついているので、おやすみすることもできます。バス中央にはお手洗いも。清掃が行き届いているので、安心して使えました♩
シートのスペックが高いのも嬉しいポイント。充電口や足置きなどはもちろん、テーブルも内蔵されています。車内でお仕事をしたり、動画を見たりしたいときに、とても便利ですね♩
それでは約5時間30分の旅に出発!この日は休憩が2回ありました。道路が混んでいなければ休憩が3回あるそう。すごく有難いですよね。そのうえ大きなサービスエリアに停まってくれるので、お買い物も満喫できます。
というわけで、あっという間に仙台に到着です。休憩がたくさんあったからか、乗車時間が全く苦に感じませんでした。運転手さん、ありがとうございました!
紅葉シーズンは高速バスでふらっと仙台へ
いかがでしたか?秋の仙台・秋保エリアは、見どころ盛りだくさん。また「仙台まるごとパス」でかなりお得に周遊することができます。ぜひ有効に活用して、素敵な思い出を作ってきてください。
また東京~仙台線「ニュースター号」は、休憩回数が多く、車内設備も整った、とても便利な高速バスです。新幹線の半額以下で利用できるうえ、ネットを使えばさらにお得に乗車できます。ぜひ一度利用してみてください!
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※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。