【格安・乗り換え無し】札幌から北見・網走へ向かうなら高速バス「ドリーミントオホーツク号」で決まり!

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③札幌から北見は4時間40分、網走へは6時間。ゆっくり体を休めることができます。
※乗車するバスや季節によって、時間が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
目次
高速バス「ドリーミントオホーツク号」のりばへのアクセス
まずは札幌から北見・網走を走る「ドリーミントオホーツク号」乗車までのアクセス方法を詳しくご紹介します。
ー札幌から北見・網走へ向かう方はこちら
札幌方面からの始発駅は、道庁赤レンガ庁舎前の「札幌駅前③乗り場」です。現在札幌駅前は区画整備事業の真っ最中で、バス乗り場がとても複雑になっています。路上で待合室もありません。
屋内でバスを待ちたい方は、札幌の観光名所「さっぽろテレビ塔」から徒歩3分の場所にある「中央バス札幌ターミナル」の利用をおすすめします。この時期、晴れていると散歩にも最高です。
なお、中央バス札幌ターミナルまでのアクセスはこちらの記事に詳しくまとめています。ぜひご覧ください。
中央バス札幌ターミナルは冬は暖かく、夏は涼しい待合室で、雨にも濡れません。
横に長ーいバスターミナルの停留所。
「ドリーミントオホーツク号」は5番のりばから出発です。
ー北見・網走から札幌へ向かう方はこちら
網走からは、JR網走駅から道の駅や知床方面に徒歩8分ほど離れた場所にある「網走バスターミナル」からの出発です。
乗り場が5つあって迷いますが、通りに面していない③のりばからの出発です。
(JR網走駅前には止まりません。ご注意ください)
「女満別西通り」「美幌駅前バスターミナル」「北見バスターミナル①のりば」「西7号線」「留辺蘂」の各停留所を巡り、札幌に向かいます。(2025年7月からは北見市内に新設される「東武東口」と「工業大学入口」停留所からも乗車できます)
札幌市内に入ると、すべて降車専用で「菊水元町7条」「時計台前」「北2条西3丁目」「札幌駅前」に停車します。
高速バス「ドリーミントオホーツク号」の設備紹介
次に「ドリーミントオホーツク号」の設備を詳しくご紹介します。(今回乗車したのは、網走バスの車両です。)
※乗車するバスによって特徴が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
◼︎手荷物
大きな手荷物は乗車の際、バス下のトランクルームで預かってもらえます。
車内は通路側の座席上に棚がありますが、高さが無いため脱いだ衣類やおみやげ品を置く程度に使うと良いでしょう。
◼︎シート
座席は28席。一人掛けの3列シートです。(使用する車両により、一部の仕様及び車内設備が異なる場合があります)
シートはホールド感のある、若干硬めの座り心地。ヘッドレストはありません。
ドリンクホルダーは手元の邪魔にならないよう、前席のやや低い位置にあります。
足元はフットレスト・レッグレストがあり、車内用のスリッパが各座席に標準装備されています。車内で靴を脱いでくつろげるので、とっても楽。大型のフットレストは前席の座席下につま先が入りますので、思った以上に脚を伸ばせます。
レッグレストも自分の好みに合わせて、角度を自由に調整できるタイプです。
リクライニングのレバーは座席の右側でしたが、左右席で違うこともあるようです。オーディオサービスは廃止されています。
各座席のアームレスト下側にはコンセント式の電源設備が備え付けられていますので、移動中のスマホの充電も安心。(JRの札幌〜網走間を走行する特急「オホーツク」の座席に電源設備はありません)
小さなカバンや手荷物を掛けることができるフックが装備されていて、これが地味に便利です。
テーブルはアームレストから跳ね上げるタイプでやや小ぶりですが、軽食をとるには十分なサイズ感でした。
通路側の座席にはプライベートが保たれるよう、仕切りカーテンが用意されています。荷物置きにまとめられているカーテンを下ろして用います。
◼︎お手洗い
お手洗いはバスの進行方向右側の中央部にあります。
少し階段を下った場所にあり、身長178センチメートルの私でもさほど窮屈さは感じませんでした。
トイレの上部に準備された紙おしぼりはなんと「ハッカ入り」!北見地方はハッカ栽培の盛んな地です。手を拭いた際、スーッとする爽やかな香りが漂いました。
◼︎その他設備
フリーWi-Fiも完備されています。(JRの特急「オホーツク」に、Wi-Fi設備はありません)
※「ドリーミントオホーツク号」は運行経路の途中、電波の途切れる山間部を走行します。
ブランケットは各座席分、荷物棚に準備されているのが嬉しいポイントです。
窓側頭上には読書灯と個別空調がありました。日没後に手元を明るくする際、たいへん役に立ちました。
高速バス「ドリーミントオホーツク号」に乗ってみた!
ここからは「ドリーミントオホーツク号」に実際に乗車した様子をお届けします。ちょうど桜の咲きほこる日に、ドリーミントオホーツク号に乗車して網走に向かいました。
今回は「中央バス札幌ターミナル」から「JR網走駅前」まで乗車します。札幌駅前を出たバスが、14:25に到着しました。
14:30、定刻に出発です。平日の午後便でしたが、左右の窓際はほぼすべて埋まるくらいの乗車率でした。
バスは札幌市街地を豊平川(とよひらがわ)沿いに走り、札幌インターチェンジから道央自動車道に入って、一気にオホーツク地方へと向かいます。
バスは道央道を一気に北上。深川市近郊に入ると、車窓から大雪山系の山並みが広がります。高速道路を走行するので揺れも少なく、眠気を誘う時間を過ごします。(笑)
2時間ほど走ったところで、このバスで唯一の休憩ポイント「比布大雪パーキングエリア」で10分ほど休憩があります。トイレと自販機だけの簡易的なパーキングエリアですが小さな展望台があり、雪の残る大雪山系の山々を望むことができました。
バスは比布ジャンクションから旭川紋別自動車道に入り、上川層雲峡(かみかわそううんきょう)インターチェンジから国道273号線で層雲峡を抜けます。
まだまだ雪の残る大雪湖(たいせつこ)を横に見ながら、バスは快走を続けます。
国道39号線・標高1,050メートルの高所かつ難所・石北峠を越えて北見市へ入ります。最初の停留所・難読地名の留辺蘂(るべしべ)で乗客が降りられる18:30ごろには、すっかり日が落ちて暗くなっていました。
途中の「西7号線」停留所を経由して、札幌から292キロメートル「北見バスターミナル」に予定時刻ぴったりの19:00に到着です。オホーツク管内の中心地・北見。ほとんどのお客さんはこちらで降りられました。
バスは一路、途中の「美幌(びほろ)駅前バスターミナル」「女満別(めまんべつ)西通り」の各停留所を経由し、網走市街地に向かって走ります。
なお2025年7月1日から、現在の「留辺蘂」「西7号線」「美幌」「女満別」だけではなく新たに北見市内に「工業大学入口」と「東武東口」停留所が新設されます!
「北見工業大学」「日本赤十字北海道看護大学」の学生さんや、端野町から利用される方のアクセスがさらによくなります!
明るい時間帯に走行する「ドリーミントオホーツク号」では、車窓から女満別の景勝地「メルヘンの丘」を望むことができるのですが、さすがに日没後で望むことはできませんでした。
札幌〜網走間、349キロメートルを走りきった「ドリーミントオホーツク号」は定刻より5分ほど早い20:15、「JR網走駅前」に到着しました。ここでは私一人が降り、残りの方は終着駅の「網走バスターミナル」まで乗られるようでした。
降りてすぐ感じたのは「寒い!」ということです。札幌駅乗車時は20度近くまで気温が上昇した日だったのですが、降り立ったJR網走駅前のこの時間の気温は5℃しかありませんでした。
峠を越えると気候が一気に変わるのが北海道です。広さを実感した瞬間でした。
網走に到着後のおすすめグルメ・観光スポット2選
最後に網走駅に着いたあとのおすすめグルメスポットと観光スポットを2つご紹介!ぜひ参考にしてみてください♩
◻︎「きた鳥」
網走市の地元民御用達という、開店して25年を超える有名居酒屋です。地元産の地鶏やカニ、キンキ(地元では「メンメ」と呼ばれる高級魚)などといった海産物、居酒屋メニューが人気。連日、地元民の利用で賑わいますが、観光シーズンになると口コミで多くの観光客も訪れます。
おすすめポイントは、リーズナブルな値段はもちろんですが、毎日17時から深夜3時まで営業しているところです。
札幌をいちばん遅い17:20に出発する「ドリーミントオホーツク号」で網走に23:20に到着してからでも「地元産の食材を堪能できるお店」が営業しているのです。とっても嬉しいですよね!
◎「きた鳥」の基本情報
営業時間 | 17:00〜翌3:00 |
定休日 | 日曜日 |
Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/sxoGE7vr2pHyofbZA |
電話 | (0152)44‐8323 |
公式サイト | https://www.izakaya-kitadori.com/ |
◻︎「道の駅 流氷街道網走」
網走バスターミナルから徒歩5分ほどの場所にある道の駅です。
流氷の時期になると、流氷観光船「おーろら号」の発着点となり、多くの観光客が押し寄せます。店内の売店では通年、網走・知床近郊の海産物や農作物、それらを用いた名産品や各種お土産品のほとんどが揃います。
網走市の観光案内所も施設内にありますので、観光で訪れた際はまず足を運んでみてはいかがでしょうか。
◎「道の駅 流氷街道網走」の基本情報
営業時間 | 9:00~18:30(4月~9月)
9:00~18:00(10月~3月) |
定休日 | 12月31日、1月1日 |
Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/Jf8sZC3CaR6GHPFG9 |
電話 | (0152)67-5007 |
公式サイト | https://hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2986/(北海道の道の駅総合サイト) |
高速バス「ドリーミントオホーツク号」は、乗り換えいらず・手間いらずな高速バス!
2025年春からJRは、札幌〜北見・網走間の直通特急を減便しました。
札幌〜北見・網走へは、時間を調整して1日2往復だけの直通特急を待つか、旭川で座れるかわからない快速列車を乗り継ぐ必要があります。
高速バス「ドリーミントオホーツク号」なら1日9便(札幌網走間は6便)運行します。札幌の中心街からそのまま北見・網走の中心街まで座ったまま。途中のサービスエリアで休憩もあり、長時間移動でも安心して過ごせます。
学割&早割を組み合わせると、網走〜札幌間は最安6,000円、北見〜札幌間は最安5,000円を切ることもありますので、発車オ〜ライネットを要チェック!
発車オ〜ライネットならWEB決済だけではなく、コンビニ決済やバスターミナルの窓口決済も可能です。
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※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。
最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。