【摩周・屈斜路湖】釧路発・道東の大自然を満喫できる「ホワイトピリカ号」（前編）
その世界の中は、野生動物たちと、おいしい食べ物にあふれています。
今回は、そんな道東を代表するまち「釧路」を発着する、冬季限定の日帰りバスツアーを楽しんできました。
結果、道東が大好きになり、移住した私も自然の素晴らしさを再認識できるほど、見ごたえいっぱいのコースでした。
▼旅の概要はコチラ！（2025年１月時点）
出発 ：８時30分 釧路駅前バスターミナル
日程 ：日帰り
人数 ：１人
かかった料金：10,000円(そのうちバス料金：7,000円・昼食込み）
見どころが盛りだくさんなので、『前編』『後編』の構成になっています。
釧路駅前を出発し、屈斜路湖・砂湯までを『前編』、
硫黄山から釧路駅までを『後編』としてご紹介します。
目次
今回乗車したのは阿寒バスの『ホワイトピリカ号』
今回の旅は、阿寒バスの「ホワイトピリカ号」に乗って、道東の見どころを周遊！7,000円で道東を満喫できるので、とってもお得なんです！
でも定期観光バスって、初めて利用する方にとっては少し不安ですよね。
そこでまずは、バスのりばまでのアクセスや、車内の様子、注意点などをお伝えしていきます！
＞＞「ホワイトピリカ号」のご予約はこちらから
-出発は、道東を代表するまち「釧路（くしろ）駅前」から
出発時刻は朝８時30分。「釧路駅前バスターミナル」より発車します。
JR釧路駅から徒歩すぐのところにあり、「たんちょう釧路空港」への空港連絡バスの発着もここからなので、わかりやすさは抜群です。
※釧路駅前バスターミナルについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
乗車するホワイトピリカ号は「阿寒バス」が運行します。阿寒バスの窓口で、出発の15分ほど前には受付を済ませましょう。
受付時に「阿寒湖温泉マップ」をいただきました。１時間のフリータイムがある「阿寒湖温泉街」で困らないようにという配慮ですね。（裏は阿寒湖温泉街の、店舗の案内になっていました。）
-道東を満喫できる「ホワイトピリカ号」は毎年大人気の観光バスです！
8時20分、ターミナル前に真っ赤なバスが到着しました。
乗車したのは３連休明けの平日。しかし参加者多数！ということで２台での運行でした。当日の参加者は75名。大人気のバスツアーですね！
バスは一般的な２列✕２列シート。車内にはWi-Fiが完備されていますが、充電設備がないので、モバイルバッテリーを持参することをおすすめします。
※利用者が多い時は、回線が不安定になります。
※車両によってはWi-Fiがない場合もあります。
大きな旅行カバンやキャリーバッグは、トランクルームに預かってもらえるので安心です。
座席は自由席。トイレは車内にありませんが、各見学ポイントまで長くても１時間ですので、あまり心配いりません。
８時30分、バスは道東の大自然に向けて出発しました。
＞＞「ホワイトピリカ号」のご予約はこちらから
まずは北海道・道東の大自然ど真ん中。「鶴見台」でタンチョウヅルに会いに行く！
９時25分にバスは鶴居村（つるいむら）のタンチョウヅル観察スポット「鶴見台」に到着しました。
ここは過去に小学校があった場所で、絶滅が危惧されていたタンチョウヅルが校庭に集まるようになり、先生と生徒たちが給餌を行っていた場所です。廃校になってからも、その意志を継ぐ方たちによって給餌、保護活動が続けられています。
-絶滅危惧種のタンチョウヅルに、かなりの高確率で逢うことができる！
今回のツアー参加者全員がタンチョウヅルを見ることができ、いきなりの自然動物との遭遇に大喜び。約25分の見学時間を、私も写真を撮って、動画を撮って、楽しみました。
◎「鶴見台」の基本情報
| 営業時間 | 24時間（給餌時間は午前中と14時30分ごろ） |
| 閉鎖期間 | ４月から10月ごろ |
| Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/HuHEENnfiHn4tky8A |
| 電話 | （0154）64-2050（鶴居村教育委員会） |
| 公式サイト | https://www.kushiro-shitsugen-np.jp/kansatu/turumi/ |
各見学場所で混雑しすぎないようにという配慮から、1号車・2号車のバスは、ここからコースを分かれて運行されます。
道東ならではの、信号のない直線路をバスは次の目的地に向けて走っていきますよ！
「摩周湖」でも道東の絶景に魅了される
10時50分、バスは弟子屈町（てしかがちょう）にある、道東を代表する景勝地のひとつである「摩周湖第一展望台」に到着しました。
この日の日中の気温はちょうど０度くらいで、この時期の道東としては暖かい一日でした。しかしここは山のなかということもあり、木々には霧氷が残り、たいへん美しい姿を見せてくれるのです。
-寒さが苦手の方も安心！「摩周湖カムイテラス」で絶景と味覚を堪能
『どうしても寒くて無理！』という方もご安心ください。
第一展望台には「摩周湖カムイテラス」が併設されています。摩周湖をモチーフにしたおみやげ品や、暖かい軽食などが販売されているので、暖かいなかで摩周湖の景色を堪能できます。
といっておいて何ですが、おすすめしたいのはカムイテラス限定で販売されている「摩周ブルーとバニラのミックスソフト」。
摩周湖の青い水をイメージした、ラムネ風味のミルクヨーグルト味とバニラのミックスで、甘いだけではなく程よい酸味のあるすっきりとした味わいでした。暖かいテラス内でどうぞ！
ほかにおすすめしたいのが、地場産のブランドいちご「摩周ルビー」です。
温泉の豊富な弟子屈町で、地熱を利用し通年収穫できる利点を活かしてつくられた摩周ルビー。いちごそのものも販売されています。
30分の見学時間は、見どころ満載であっという間です。出発時間も近づいてきたので、バスの中のお供に「摩周ルビー いちご生キャラメル」と「弟子屈産いちごミルクドロップ」を購入。
生キャラメルは、いちごの粒の感覚がそのまま残っている濃厚な味わいで、食べた瞬間から幸せな気分になりました。摩周湖の霧のように、あっという間に溶けてしまいます。
いちごミルクドロップは、摩周ルビーと地場産の牛乳の味わいがミックスされています。やさしい甘さが、口の中でゆっくり溶けていきました。
◎「摩周湖カムイテラス」の基本情報
| 営業時間 | ８時30分から17時00分 |
| 定休日 | 年末年始 |
| Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/MjYESkspZFcR4LRVA |
| 電話 | （0154）82-1530 |
| 公式サイト | https://mashuko-iozan.jp/mashuko-kamui-terrace |
「屈斜路湖・砂湯」では白鳥がお出迎え
バスは峠をくだり、11時50分に「屈斜路湖（くっしゃろこ）」砂湯に到着しました。ここは白鳥の越冬地として有名で、多くの白鳥たちが羽を休めています。夏はキャンプ場としても有名です。
この近さまで寄って、白鳥たちを観察できます。
-この距離で、この絶景が見られる。これが道東の大自然です
優雅に泳ぐ姿が、本当に手の届く距離で見られます。
厳冬期になると、この湖面全部が凍結します。この砂湯からは温泉が湧いていることもあり、部分的に凍ることがなく越冬できるので、白鳥も集まってくるそうです。
ここでちょうど正午をむかえました。１号車は先に食事に向かっている時間ですが、私の乗る２号車は、もう１か所の絶景を楽しんでからのランチタイムとなります。
◎「屈斜路湖 砂湯」の基本情報
| 営業時間 | 24時間 |
| 定休日 | なし |
| Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/zhknvwS743nNXUMFA |
| 電話 | （0154）82-2940 （弟子屈町役場 商工観光課） |
| 公式サイト | https://masyuko.or.jp/enjoy/sunayu/ （弟子屈なび） |
旅は後編へ続く…
これから硫黄山見学、楽しいランチタイム、阿寒湖温泉を散策する楽しみ盛りだくさんの「ホワイトピリカ号」です。ぜひ後編もご覧ください！
＞＞「ホワイトピリカ号」のご予約はこちらから
※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。
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