所要時間は3時間!「仙台お散歩号」はサクっと仙台市内を観光したい人におすすめ 

大崎八幡宮
「観光できるのは午前だけ…」。そんな方でも仙台市内の観光地をたった3時間で効率よく回れちゃうのが「仙台お散歩号」。仙台駅発で「瑞鳳殿」や「大崎八幡宮」など、仙台市内の主な観光地を3時間で回れてしまう便利な観光バスです。この記事では筆者が「仙台お散歩号」に乗って観光した様子をお届けします。ぜひ仙台旅のルートを決める際の参考にしてみてください!

※「仙台お散歩号」は当面の間、運行を休止しています。最新の情報は、公式サイトよりご確認ください。

「仙台お散歩号」とは?

仙台お散歩号

「仙台お散歩号」とは、杜の都・仙台で、伊達政宗公ゆかりの地などを午前中に効率良く短時間で巡る定期観光バスのことです。バスガイド付きなので、仙台の歴史的な魅力を、より深く知ることができます。ルートと料金は以下のとおりです。

バスルート
9:20 仙台駅→瑞鳳殿(滞在約40分)→仙台城跡(滞在約40分)→大崎八幡宮(滞在約20分)→12:20 仙台駅
対象 料金
小人 2,200円
大人 1,100円

乗車予約は「発車オーライネット」または電話にて1ヶ月前から受け付けています。空きがあれば、当日も購入可能。「仙台駅東口バス案内所」にてお買い求めください。

仙台お散歩号」の詳細はこちら>>

「仙台お散歩号」に乗って伊達政宗公ゆかりの地へ

「仙台お散歩号」が回る3つの観光地はすべて、仙台藩の藩主として知られる伊達政宗公ゆかりの地。仙台の歴史をめぐるのにはまさにぴったりのルートです。ここからは旅の様子を写真と合わせてお伝えしていきます。それでは参りましょう!

仙台駅東口 到着

「仙台お散歩号」の出発地は、仙台駅東口にある定期観光バス乗り場です。バス乗り場は東口から歩いて2分ほどで行くことができますし、分かりやすい場所にあります。そのため、はじめて乗車する方も心配はいらないかと思います。ですが、念のため簡単にバス乗り場の行き方をご紹介します!

定期観光バスのりばアクセス

まず、東口を出たら左手にあるエレベーターを降ります。

定期観光バスのりばアクセス

エレベーターを降りたら写真の矢印の方向に進みます。

バス乗り場の看板

すると「定期観光バスのりば」と書かれた看板が左手に見えてきます。これで到着。あっという間ですね!

コインロッカー

看板の右手にはコインロッカーがずらりと並んだスペースがありました。スーツケースなど大きな荷物があっても気軽に預けられます。

タリーズコーヒー

早めに到着した方はバス乗り場すぐ近くのタリーズコーヒーでゆっくりしながら待っているのもありですね。

◎タリーズコーヒー コミュシティ エスパル仙台店の施設の基本情報

営業時間 7:00〜22:00
休業日 なし
住所 〒 980-0021 宮城県仙台市青葉区 中央一丁目1-1
電話番号 022-794-7757
サイト https://shop.tullys.co.jp/detail/1000959

高速バスきっぷうりば

バス乗り場の周りを見渡すとバス案内所を発見。中に入ってみました。

高速バスきっぷうりば

お手洗い、椅子、自販機が揃っているので、バスを待つ際はこちらを利用するとよさそうです。「仙台お散歩号」のきっぷは空席があれば当日買うこともできますが、発車オーライネットや電話で事前にご予約することをオススメします!ちなみにきっぷのご予約は1一ヶ月前からよりできるそうです。

>>発車オーライネット予約ページへ

◎仙台駅東口バス案内所 高速バスきっぷ売り場の基本情報

営業時間 【窓口】

7:30〜18:00


【待合室利用時間】

5:50〜20:40
22:00〜23:50

【電話予約】

10:00〜16:00

休業日 なし
住所 〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡1丁目1−1
電話番号 022-256-6646
公式サイト https://www.jrbustohoku.co.jp/express/info_detail.php?id=23&c=8

9:20 仙台駅 出発

仙台お散歩号

出発時間の約10分前、「仙台お散歩号」が到着しました。筆者はネットできっぷを予約していたため、購入確認のメールを添乗員さんに見せ乗車。乗車前にはコロナウイルス対策として検温とアルコール消毒を行いました。

仙台お散歩号

座席は4列シート。各座席にはコンセントがあり、電子機器の充電の心配は入りません。

仙台お散歩号

「仙台お散歩号」は添乗員さんのガイド付き。個人で観光するのもいいですが、その土地の魅力を添乗員さんに教えてもらいながら観光するのもいいものですよね。この日の仙台は生憎の雨でしたが、添乗員さんの「みなさん、こんにちは〜」の明るいあいさつに、少し憂鬱だった気持ちも一気に晴れました。

瑞鳳殿

瑞鳳殿

“杜の都”と呼ばれる仙台は、市街地でも緑が多いのが特徴です。車窓から見える木々に癒やされながらバスに揺られること約15分、1つ目の停車地「瑞鳳殿」に到着しました。境内入り口までは添乗員さんや他の参加者の方と一緒に向かいましたが、入り口からは自由散策です。

瑞鳳殿

境内の入り口を抜け、3分ほど歩くと伊達政宗公の遺言により1637年に創建された瑞鳳殿に到着。

瑞鳳殿

歴史に関する知識が乏しい筆者でも、豪華絢爛な色使いが施された瑞鳳殿の姿にはとても感動しました。一見の価値ありです。

瑞鳳殿

境内は木々に囲まれていてマイナスイオンを存分に浴びることができます。道の脇には夏の風物詩、アジサイが咲いていました。訪れた際の季節によって変わる景色も瑞鳳殿を訪れる一つの楽しみになりそうですね。

瑞鳳殿

アジサイに囲まれた道を抜けると政宗公以降の藩主を祀った墓所を発見。緑が深く、雨も降っていたからか、より神聖な雰囲気を感じました。

◎瑞鳳殿の基本情報

開館時間 2月1日〜11月30日 9:00〜16:50(最終入館時間16:30)

12月1日〜1月31日 9:00〜16:20(最終入館時間16:00)

休業日 12月31日
住所 〒980-0814 宮城県仙台市青葉区霊屋下(おたまやした)23-2
電話番号 022-262-6250
観覧料 大人 570円 高校生 410円 小・中学生 210円
サイト https://www.zuihoden.com/

仙台城跡

仙台城跡

続いてやって来たのは「仙台城跡」です。仙台城と言えば伊達政宗のあの像!…と楽しみにしていたらまさかの東京で修理中。2022年3月の地震で像にヒビが入り、傾いてしまったそう。修理が終わるのは2023年3月頃だそうです。

仙台城跡

当日は雨が降り、霧が濃かったためはっきり見えませんでしたが、晴れた日には伊達政宗像の近くから仙台市内だけでなく、その先にある太平洋まで見渡すことができるんだとか。

仙台城跡

伊達政宗像の場所から3分ほど歩いた所には「青葉城資料展示館」やお土産を売っているお店などがありました。「青葉城資料展示館」では300インチの大画面で仙台城を再現するCGシアターを楽しむことができるそうです。

仙台城跡

お店に入ってみると、さまざまなお土産がズラリと並んでいます。お土産選びも旅の醍醐味ですよね。時間を忘れて店内をウロウロしていると、あっという間にバスに戻らなければいけない時間。急いで戻ります。

◎仙台城跡の基本情報

開園時間 【仙台城跡】
入園自由 

【青葉城資料展示館】
4月〜10月 9:00〜16:20(受付終了15:50)
11月〜3月 9:00〜15:40(受付終了15:10)
休業日 なし
住所 〒980-0862 宮城県仙台市青葉区川内1
入園料金  【仙台城跡】 
無料 

【青葉城資料展示館】
 個人:大人700円、中高生500円、小学生300円
団体(20名以上)大人630円、中高生450円、小学生270円
サイト https://www.sentabi.jp/guidebook/attractions/78/

大崎八幡宮

大崎八幡宮

最後の停車地は国宝にも指定されている「大崎八幡宮」。バスを降り、添乗員さんの後に続いて鳥居をくぐろうとすると…。

大崎八幡宮

「鳥居の上の部分を見てみてください!」

そう言われ上を見上げてみると、「八」の字がなんと鳩になっています。向かい合っている姿が可愛いですよね。

大崎八幡宮

筆者が訪れたのは仙台七夕の時期だったため、境内のあちこちに七夕飾りが飾られていました。スイカがぶら下がっているのがなんだかユニークですよね。

大崎八幡宮

本殿の近くで2羽のニワトリを見つけました。鳥居に描かれている鳩といい、ニワトリといい大崎八幡宮はなにか鳥とのつながりがあるみたいです。

大崎八幡宮

ニワトリにお別れを告げ、本殿の目の前にやって来ました。日光東照宮と同じ権現造の建築様式で造られたご社殿。かなりの見ごたえがありました。ちなみに大崎八幡宮では御朱印をいただけます。集合時間があるため、御朱印がほしい方は係の方に早めに伝えておくのがおすすめです。

大崎八幡宮

表参道には七夕飾りと提灯が飾られていて、華やかな雰囲気がとっても素敵でした。

大崎八幡宮

お参りをしたあとは神職さんが大崎八幡宮の歴史についてお話してくださいました。お話が終わると、なんと、ポストカードを5枚もいただきました。写真はいただいたカードのうちの1枚。ほかの絵柄は当日のお楽しみに!

◎大崎八幡宮の基本情報

営業時間 御祈願の受付時間 9:00~16:00
授与所開設時間 9:00~17:00
休業日 なし
住所 〒980-0871 宮城県仙台市青葉区八幡4丁目6-1
電話番号 022-234-3606
入場料金  無料
サイト https://www.oosaki-hachiman.or.jp/

12:20 仙台駅 到着

仙台駅

今回ガイドしてくださった添乗員さんはかなりのお話上手!仙台の歴史や観光地の情報をユーモアを交えてたくさんお話してくださいました。これもガイド付きの観光の良さだと思います。

効率的に仙台市内を観光するなら「仙台お散歩号」

今回は仙台市内の観光地を回る「仙台お散歩号」に乗った際のレポートをお届けしました。3時間でここまで盛りだくさんの観光ができるのは観光バスならではなのではないでしょうか。日帰り旅にもピッタリの「仙台お散歩号」。ぜひ乗ってみてくださいね!

「松島お散歩号」を運行するジェイアールバス東北株式会社では、「松島お散歩号」という松島とその周辺の観光地を周る観光バスも運行しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

今回の記事で紹介した高速バス「仙台お散歩号」は、発車オーライネットから予約が可能です。どうぞご活用ください。

※「仙台お散歩号」は当面の間、運行を休止しています。最新の情報は、公式サイトよりご確認ください。

「仙台お散歩号」のご予約はこちら

「仙台お散歩号の公式サイトはこちら

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※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。

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