充実したバス旅にするためのポイントは何だと思いますか？様々な要素がありますが、重要なのがバスターミナルの攻略です。「バスターミナルを制した者が旅を制す」と言っても過言ではありません。ということで今回は、大阪の主要バスターミナルのひとつ、なんばの「OCAT」について徹底解説します。アクセスやバスターミナルの様子、周辺情報まで掲載していますのでぜひ参考にしてみてください。

OCATへのアクセス

まずはOCATへの行き方を確認しましょう。

OCATビルは「JR難波駅」に直結しています。難波駅の北口改札を出ると、上のような標識が。指示通り、左に曲がりエスカレーターを上がります。

難波駅は地下にあるので、エスカレーターで上がると1階になります。そしてここはすでにOCATビルです（笑）

案内図もあります。1階には郵便局やダイソーなどもあるので、ちょっとした用事も済ませられます。

エスカレーターで2階へ上がれば、あっという間にバスターミナルに到着。OCATのバスターミナルでは東京や四国、九州など全国の都市間高速バスや関西国際空港、大阪（伊丹）空港とのバスが発着しています。

OCATバスターミナルの詳細

バスターミナルの様子を見てみましょう。

エスカレーターで2階に上がり目の前に現れるのが空港行きの券売機です。

出発案内も掲示されているため、出発時間や乗り場が一目で分かります。

ターミナルの地図も壁に掲示されています。出発案内で乗り場を確認し、ターミナル案内図で乗り場の位置を確認すれば、スムーズに乗り場へ向かうことができます。

バスの乗車券は事前購入をおすすめしますが、当日乗車券発売所で買うことも可能です。その場合は時間に余裕を持ってバスターミナルへ向かいましょう。

出発時間が近づいてきたら乗り場へと向かい、あとは乗車するだけ。OCATはバス乗り場がコンパクトにまとまっているので、迷うこともありません。

乗り場と同じ2階にはコインロッカーも用意されています。乗車前や降車後に大きな荷物を預けて、身軽になって町に繰り出すのもいいですね。

自動販売機もあるので、喉が渇いても問題なし！

さらにお土産スペースもあります。「551蓬莱」の豚まんやしゅうまい、たこ焼きなどの大阪土産をゲットできます。

◎なんばOCATバスターミナルの基本情報

営業時間

4:30～23:30
※カウンター営業時間 7:00～22:00

住所

大阪府大阪市浪速区湊町1-4-1

電話

06-6635-3030
※対応時間 10:00～19:00

公式サイト

なんばOCATバスターミナルの詳細はこちら

OCAT周辺のおすすめスポット3選

バスの乗車前や降車後に、ちょっと時間が余ることってありませんか？せっかくなら、ただバスの出発を待っているよりも、有意義に時間を使いたいですよね。そこで、OCAT周辺におすすめスポットを3つ紹介します。

旅で疲れた体を整えよう！「Green Cafe」

まずご紹介したいのは「Green Cafe」。何といっても、OCATビルの1階にあるのが嬉しいポイント。バス乗車直前まで、のんびり待機することができます。

バスターミナルを利用する時間帯は様々。Green Cafeならモーニング、ランチ、ティータイム、ディナーといつでも楽しむことができます。Green
Cafeの名の通り、新鮮な野菜を使った食事やドリンクを取りそろえており、旅で疲れた体を整えられそうです。

こちらは自家製の「なにわスムージー」。黄桃、ミカン、バナナ、パイナップル、牛乳をブレンド。ほどよい甘さが体に染みます。

他にも緑野菜スムージー、赤野菜スムージー、甘糀スムージー、さらに旬の果実を1週間漬け込んで作るこだわりの自家製シロップを使用した酵素レモネード、酵素レモンスカッシュなど魅力的なドリンクがたくさんあります。

◎「Green Cafe なんばOCAT店」の基本情報

営業時間

8:00~22:00

住所

大阪府大阪市浪速区湊町1-4-1 OCATモール1階

電話

06-6644-3051

関連サイト

食べログ Green Cafe
なんばOCAT店の詳細はこちら

豊かなひとときを過ごそう！「ダマン・リュミエール」

少し時間に余裕があってゆったりしたい人におすすめしたいのが、大阪タカシマヤにある「ダマン・リュミエール」です。大阪タカシマヤはOCATから徒歩15分、南海なんば駅から徒歩1分のところにあります。

ダマン・リュミエールは2010年からミシュランの星を獲得し続けているシェフ・唐渡泰（からとやすし）さんがプロデュースするフレンチレストラン「リュミエール」と、フランス王室に認められた老舗ティーブランド「ダマンフレール」のコラボで誕生した日本初のティーサロン&ブティックです。紅茶はもちろん、ランチやデザートなど豊富なメニューが並びます。

今回、私は1日30食限定のワンプレートランチを注文しました。「野菜と美食」をテーマに第一線で活躍を続けるミシュラン星付きシェフの技が凝縮されたランチプレート。一口一口噛み締めながら、いただきました。個人的には「カラフル人参のラペ　オレンジのアクセント」と「甲殻類を凝縮したグラチネ」が特に美味しかったです。いやー、幸せなひとときでした。

もちろん紅茶も忘れずにいただきました。ワンプレートランチを注文すると、紅茶が250円引きとお得になります。

大変なのがメニュー選び。なんと、ダマンリュミエールではフランスの老舗紅茶専門店「ダマンフレール」から直接輸入したお茶がおよそ50種類も用意されています。どれも美味しそうで選ぶのにも一苦労ですが、今回はフレーバー紅茶の中から人気が高いという「グー　ルース」を注文。まずはストレートで飲みます。イギリスのアールグレイをフランス風にアレンジした柑橘な系の爽やかな味を一通り楽しんだ後、ミルクを投入。ミルクを入れても、紅茶の香りが消えず、より深い味わいに。豊かな時間を過ごすことができました。

◎「ダマン・リュミエール 高島屋大阪店」の基本情報

営業時間

10:00-20:00（LO19:30）

住所

大阪市中央区難波5-1-5高島屋大阪店2階

電話

06-6632-9809

公式サイト

ダマン・リュミエールの詳細はこちら

日本の四季を感じよう！「カヌレ堂」

そこまでゆっくりする時間はないけど、何かお土産を買っていきたいという人はぜひ「カヌレ堂」に立ち寄ってみてください。OCATから徒歩10分ほど。小さなたたずまいですが、どこか吸い寄せられるような魅力を感じる店舗です。

カヌレとはフランス・ボルドー地方発祥のお菓子。カヌレ堂は「日本の移ろいゆく四季を感じ、味わってもらいたい」というコンセプトで生まれたカヌレの専門店で、定番商品に加えて、「季節のカヌレ」を月替わりに2品ずつ販売しています。

毎日丁寧に焼き上げられるカヌレの消費期限は販売の翌日まで。購入後なるべく早く食べることで、繊細な味わいを楽しめます。

カヌレは1個から購入できますが、私は欲張って8個入りの箱買い。どれも甲乙つけがたい味だったので、8個購入して正解だった気がします。他にも12個入り、16個入り、24個入りのボックス購入が可能。カヌレは好きな味をチョイスできます。

◎「カヌレ堂　CANELE du JAPON　桜川店」の基本情報

営業時間

10:00~19:00（売れ切れ次第終了）
※水曜定休

住所

大阪府大阪市浪速区桜川1-6-24

電話

070-6920-8880

公式サイト

カヌレ堂　CANELE du JAPONの詳細はこちら

OCATを攻略して、大阪旅をもっと楽しもう

今回は大阪の主要バスターミナル「なんばOCAT」の行き方、バスターミナルの様子、周辺情報について解説しました。バスターミナルを上手に活用して、ぜひ充実した旅を楽しんでください！