前橋市周辺・日帰り観光レポ【前橋は穴場スポットです!】
※本記事の取材日は、2021/11/18です。最新の情報とは異なる可能性がありますので、訪問前に各HPで営業時間などをご確認くださいますようお願いいたします。
歴史も自然も満喫できる群馬県・前橋市
前橋市は、地元の人から「何もない」と言われることもしばしば…。しかし本当は、「大室古墳群」や「臨江閣」など、歴史の魅力を感じられるスポットがたくさんあるんです。さらには「楽歩堂前橋公園」や「前橋公園」といった自然豊かな公園で、のんびりお散歩…なんて楽しみ方もできるんですよ♩
穴場満載!【東京-前橋】日帰り観光レポ
先述のとおり、今回は前橋市に高速バスで向かい、日帰り観光を行ってきました!これを見れば、きっとあなたも前橋の魅力を知り、足を運んでみたくなるでしょう。移動に使ったバスの詳細や1日の行程など、詳しくお伝えしていくので、ぜひ参考にしてください。
8:30 「秋葉原駅」出発
「JR秋葉原駅」に到着したら、まずは高速バスの乗車口に向かいましょう。「中央口改札」を出て左折したら、バスのロータリーが広がっています。今回乗車する「日本中央バス」は、ロータリーの中央部から発車。セブンを背に50mほど進んだ先にあります。やや分かりづらい場所なので、注意してくださいね。
バスの待合室はありません。寒い時は駅かコンビニで暖を取ることをおすすめします。近くに喫煙所はありますが、トイレは有料のため、駅構内で済ませておきましょう。
バスは10分前に到着。アルコール消毒をして乗車です。
▼日本中央バスの詳細は以下をご覧ください。※時間によってバスの種類が異なる可能性があります。
- 4列シート
- 消毒液、化粧室、カーテン、手元照明あり
- 赤ちゃん連れ・ベビーカーの持ち込みOK
- 折り畳み車椅子のトランクへの収納・持ち込みOK
この日は乗客が少ないため「自由席でOK」とのこと。定刻に発車し、【東京ドームホテル⇒池袋東口⇒練馬区役所前⇒川越・的場】の順にお客様を乗せて、いざ前橋へ!
ちなみにこの路線では、運が良ければ、高坂SA付近で富士山が見られるそうです。晴れ女・晴れ男の方はぜひ左側の席をゲットして、富士山を拝んでください♩
12:10 「前橋駅南口」到着
10分遅れで「前橋駅南口」に到着。駅前は市木であるイチョウやケヤキの木が紅葉し、とても綺麗でした♩前橋駅の中は広く、コンビニや飲食店がたくさん入っていたので、ここでランチにしてもいいですね。
12:27 市内バス乗車 「北前橋」へ
まずは「敷島公園門倉テクノバラ園」方面を目指します。バス乗り場は駅北口にあるので、南口から突っ切って北口へ。そこから「渋川駅」行きのバスに乗り、「北前橋」で下車します。
北前橋バス停からバラ園までの道には、素敵なレストランが点在。ちょうどお昼時だったので、歩きながら気になるレストランを探してみました。今回私が見つけたレストランは、バス停から約15分。やや長めの距離ですが、道路沿いの木々や花々を眺めながら気持ちよく歩けたので、あっという間に到着しました♩
13:10 「菜穀和食 むくび」で体にやさしいランチをいただく
「菜穀和食 むくび」は住宅街の中にポツリと佇んでいます。店内はお日様がよく当たり、体はもちろん心もポッカポカ♩
お料理は1日10食限定の「むくびの優しいお昼ごはん(1,200円)」を注文。いろいろな味付けのいろいろな食材が、一皿にギュッと詰まっているから、「どれから食べよう?」「これはどんな味だろう?」とワクワクしながら食べました。「優しいごはん」と銘打つとおり、心に響く優しいお味。食べ終わったあとの可愛い小皿たちにもほっこりです♡
◎菜穀和食 むくびの基本情報
営業時間 | ランチ 11:30~14:00
ディナー 17:30~22:00(ラストオーダー21:30) |
住所 | 群馬県前橋市敷島町265-3 |
電話番号 | 027-289-4335 |
料金 | ¥1,200-(むくびの優しいお昼ごはん) |
公式サイト | 菜穀和食 むくびの詳細はこちら |
13:55 「敷島公園門倉テクノバラ園」で可愛いバラに囲まれて♡
美味しいごはんを食べたあとは、お店から徒歩3分ほどの場所にある「敷島公園門倉テクノバラ園」へ。取材時は残念ながら、見頃が過ぎていましたが、まだまだ色とりどりのバラが見られました。園内にはレトロな雰囲気の建物も多く、バラとの相性も抜群。何枚も何枚も写真を撮ってしまいます。
「セクシーレキシ―」といった面白い名前のバラや、お尻を出した可愛らしい銅像もたくさん隠れていて楽しかったです。正面の入り口付近では「ばらソフトクリーム」も販売されていたので、次回はぜひ食べてみようと思います♩
◎敷島公園門倉テクノバラ園の基本情報
営業時間 | 9:00~17:00 |
住所 | 群馬県前橋市敷島町262 |
電話番号 | 027-232-2891 |
入場料金 | 無料 |
公式サイト | 敷島公園門倉テクノバラ園の詳細はこちら |
14:38 市内バス乗車 「千代田3丁目」へ
バラ園から北前橋のバス停に戻り、今度は「るなぱあく/臨江閣」方面を目指します。降りるバス停は「千代田3丁目」。下車後10分ほど歩くと、可愛い子どもたちの姿とともに、「るなぱあく」が見えてきました。
15:00 「るなぱあく」で童心にかえろう♩
「るなぱあく」は1964年から60年近く、群馬県民に愛される遊園地。空飛ぶ飛行機に乗れる「ひこうとう」や「ウェーブスターライド」、メリーゴーランドなど楽しい乗り物がたくさんあります。し・か・も!!全部50円もしくは10円で乗れてしまうというんだから驚き。日本一(もしかしたら世界一?!)安い遊園地なのではないでしょうか?
この日は平日でしたが、それでも子連れの家族がたくさんいて、とても和やかな雰囲気が漂っていました。乗り物は大人でも乗れるので、小さい子に配慮しつつ、乗ってみるのもいいですね。写真好きな方なら、ノスタルジックな雰囲気を写真に納めるのも楽しいでしょう。
かく言う私はお腹がいっぱいで、クレープやケバブサンドといった日替わりの軽食を食べられなかったのが心残りです…!
\ お得情報!/
対象の「日本中央バス路線」で「るなぱあくに行きます!」と言うと、利用券をゲットできます!もしこのバスに乗った際は恥ずかしがらず、合言葉を伝えてみてくださいね♩
◎るなぱあくの基本情報
営業時間 | 9:30~17:00
※11月1日~2月28日は16:00まで ※火曜定休 |
住所 | 群馬県前橋市大手町 3-16-3 |
電話番号 | 027-231-6774 |
入場料金 | 無料 |
公式サイト | るなぱあくの詳細はこちら |
15:30 「臨江閣」であっと驚く体験を
「臨江閣」は、るなぱあくから道を挟んだ向かい側にあります。こちらは偉い方をもてなすための迎賓館として明治14年に建てられた国指定重要文化財。敷地内に一歩足を踏み入れると、格式高い雰囲気に包まれます。西洋建築と日本建築の技巧をミックスして造られた建物は細部まで美しく、中に入る前から思わずうっとり…。
本館、茶室、別館と分かれている中でも、私が1番驚いたのは、別館2階の大広間です。舞台含め180畳ある畳の広間は圧巻の広さ。体育館ほど広いので、本当に驚きました。ガイドさんのお話によると、この場所は現在でも披露宴会場として使用されており、最大360人収容できるんだとか。床が抜けない秘密は、ぜひ当日聞いてみてください。
この日は貸し切りだったので、畳の上で大の字になってくつろがせていただきました♡
◎臨江閣の基本情報
営業時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで)
※月曜、年末年始定休 |
住所 | 群馬県前橋市大手町三丁目15番 |
電話番号 | 027-231-5792 |
入場料金 | 無料 |
公式サイト | 臨江閣の詳細はこちら |
16:00 創建400年!令和の大改修を行った「前橋東照宮」へ
臨江閣から徒歩3分ほど歩くと、「前橋東照宮」が見えてきます。こちらの神社は、「令和の大改修」を終えたばかり。令和6年には創建400年を迎えるという歴史の重みはそのままに、設備やデザインは現代的に整えられており、とても素敵な空間でした。特に、本殿と拝殿は、未だかつて見たことのない造り。中なのに外なんです!(現地でのぞいてみると分かります…!)
参拝後は社務所で御朱印に記帳してもらえるほか、御朱印帳を持っていない方でも、季節の御朱印を購入することができます。参拝の記念にお好みの柄を購入してみてくださいね。
御朱印をお願いすると、併設されたカフェで使えるクーポンもいただけます◎神社にあるとは思えないおしゃれなカフェで、メニューも充実していたので、時間がある方はこちらもぜひ利用してみてください。
◎前橋東照宮の基本情報
営業時間 | 9:30~16:30
※参拝は24時間可能 |
住所 | 群馬県前橋市大手町3-13-19 |
電話番号 | 027-231-203 |
料金 | ¥500-(御朱印) |
公式サイト | 前橋東照宮の詳細はこちら |
16:20 「群馬県庁」32階で一瞬の絶景を楽しむ
前橋東照宮から徒歩8分ほどで、最後のスポット「群馬県庁」に到着。なんで県庁?と思うかもしれませんが、実は32階が「展望スペース」になっているんです!広ーいお庭を突き進み、緊張しながら中に入ります。(一般の方でも、何も言われず中に入れます。)
高層階専用のエレベーターに乗り、いざ32階へ。この日は運よく夕焼けタイムだったので、群馬の街並みとともに絶景を堪能しました。夕日を眺める窓は1つしかないので、その場にいた方とちょっとした会話を楽しめたのも大切な思い出。
ぜひみなさんも勇気を出して、その場にいる方に話しかけてみてください。忘れられない景色とともに、一期一会の出会いがあるでしょう。
32階には「YAMATOYA COFFEE 32」というカフェも併設されており、群馬の美味しいコーヒーや地元食材を使ったスイーツがいただけます。夕焼けに染まる街を眺めながら、コーヒーを飲んでまったりしたら、足の疲れを忘れるほど癒されました♩
◎群馬県庁の基本情報
営業時間 | 平日8:30~22:00
土日祝日9:00~22:00 |
住所 | 群馬県前橋市大手町1-1-1 |
電話番号 | 027-223-1111 |
入場料金 | 無料 |
公式サイト | 群馬県庁の詳細はこちら |
◎YAMATOYA COFFEE 32の基本情報
営業時間 | 9:00〜19:00 |
住所 | 群馬県前橋市大手町1丁目1-1
群馬県庁舎 32階 |
電話番号 | 027-221-0032 |
料金 | ¥500~(ドリンク) |
公式サイト | YAMATOYA COFFEE 32の詳細はこちら |
17:00 お土産タイム
16:41に「市役所・合庁前」からバスに乗り、再び前橋駅へ。駅内には「ヴェントまえばし」というお土産ショップがあるので、バスの時刻までお土産タイムを楽しみます。
群馬と言えば、やっぱり「ぐんまちゃん」グッズは欠かせませんよね。こちらには「べいくどぐんまちゃん」や「ぐんまちゃんカップ」など、可愛いグッズがたくさん売られていました。自分用としてはもちろん、大切な人にもとっても喜ばれそうですよね。私もたくさん買わせていただきました♩
◎ヴェントまえばしの基本情報
営業時間 | 8:00~20:00 |
住所 | 群馬県前橋市表町二丁目29-16 |
電話番号 | 027-223-1181 |
公式サイト | ヴェントまえばしの詳細はこちら |
20:20 「バスタ新宿」到着
帰りのバスも、行きと同じバス停から出発。シートのカラーが違っていただけで、バス設備は同じでした。「バスタ新宿」へは19:50に到着予定でしたが、この日は渋滞のため30分ほど遅れて到着。でもたくさん歩いてぐっすり眠っていたから、時間は気になりませんでした。
楽しかった旅の思い出を胸に、ほっこり帰路につきました…。
週末ひとり旅には群馬県・前橋市がおすすめ!
群馬県・前橋市は自然もグルメも観光もお散歩も楽しめる、最高のスポットでした♩まさかひとり旅がここまで充実したものになるとは…。
こんなに穴場スポットなのに、都内から2時間半で行けるうえ、バスの車内が混みあっていないのも嬉しいポイント。この記事ではご紹介しきれなかった観光スポットもまだまだたくさんあるので、ぜひ休日のひとり旅に、前橋へお出かけしてみてはいかがでしょうか?
▼今回使用した高速バスはこちらです
今回使用したバスは「日本中央バス」の【前橋ー池袋・新宿・秋葉原線】です。日によってバスが無いこともあるので、あらかじめ以下で予約をしておくと安心でしょう。また先述のとおり、バスには充電するためのコンセントやUSBがついていません。電池が心配な方はモバイルバッテリーを持参することをおすすめします◎
※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。
最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。