【札幌-帯広を格安移動】高速バス「ポテトライナー」を徹底解説!料金比較や車内設備、周辺情報もご紹介

札幌・帯広どちらの乗車でも、北海道道の駅人気No.1に選ばれた「道の駅おとふけ」や有名観光スポットに立ち寄れる魅力的な高速バスです。車窓からは十勝平野の景色も楽しめ、移動時間が旅の一部に♩
今回は、高速バス「ポテトライナー」ののりばやおりばの案内、車内設備やお得に乗車するきっぷの購入方法などをご紹介します。
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②北海道道の駅人気No.1に選ばれた「道の駅おとふけ」や、ばんえい競馬の「帯広競馬場」へアクセスも良好!
③ネット予約の「早割」で、最安値はなんと”3,180円”!
※乗車するバスによって特徴が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
目次
ポテトライナーとJR特急を比べてみた
まずは札幌〜帯広間を快適に結ぶ高速バス「ポテトライナー」とJR特急で、何がどのくらい違うのか、比較してみました。
この表をもとにどちらを選ぶか決めてみてくださいね!
ポテトライナーのバスのりば
続いて「ポテトライナー」に乗車するためのバスのりばを詳しくご紹介します。
※「ポテトライナー」は「道の駅おとふけ」に停車したあと市内まで直行する『直行便』と、音更町内や芽室町内を経由する『経由便』があります。ご乗車の際はご注意ください。詳しくは十勝バスホームページからご確認ください。
ー札幌市内のバスのりば
高速バス「ポテトライナー」の札幌市内のバスのりばは、
・札幌駅前④のりば
・中央バス札幌ターミナル⑥のりば
・地下鉄大谷地駅⑤のりば(音更町内・芽室町内との経由便のみ)
です。
【札幌駅前④のりば】
札幌方面からの始発駅は、道庁赤レンガ庁舎前の「札幌駅前④乗り場」です。現在札幌駅前は区画整備事業の真っ最中で、バス乗り場がとても複雑になっています。路上で待合室もありませんのでご注意ください。
【中央バス札幌ターミナル⑥のりば】
屋内でバスを待ちたい方は、札幌の観光名所「さっぽろテレビ塔」から徒歩3分の場所にある「中央バス札幌ターミナル」の利用をおすすめします。
なお、中央バス札幌ターミナルまでのアクセスはこちらの記事に詳しくまとめています。
中央バス札幌ターミナルは冬は暖かく、夏は涼しい待合室で、雨にも濡れません。
「ポテトライナー」は6番のりばから出発です。
【地下鉄大谷地駅⑤のりば】
音更町内・芽室町内との経由便のみ、大谷地バスターミナルから「ポテトライナー」へ乗車が可能です。
大谷地バスターミナルは新千歳空港へのアクセスがよい、たいへん便利なバスターミナルです。こちらの記事をご覧ください。
【降車地(直行便)はどこ?】
札幌からポテトライナーに乗車した場合、帯広市内のバスおりばは、
・道の駅おとふけ
・帯広競馬場前
・帯広駅バスターミナル
です。
【道の駅おとふけ】
「道の駅おとふけ」に隣接した停留所です。
【帯広競馬場前】
帯広競馬場の正門「すぐ目の前」、帯広厚生病院の最寄りになります。
【帯広駅バスターミナル】
JR帯広駅前の北口前バスターミナルに到着します。
【※音更経由便】は
道の駅おとふけ→音更大通11丁目→木野大通16丁目→木野農協前→西3条1丁目→帯広駅バスターミナル
【※芽室経由便】は
清水→御影→芽室→国道西22条→国道西17条→西3条1丁目→帯広駅バスターミナル
に停車します。
ー帯広市内のバスのりば
高速バス「ポテトライナー」の帯広市内のバスのりばは、
・帯広駅バスターミナル⑥のりば(8:00出発便のみ⑤のりば)
・帯広競馬場前
・柏林台南町2丁目
・道の駅おとふけ
です。
※音更町内・芽室町内経由便は停留所が変わります。詳しくは十勝バスホームページからご確認ください。
【帯広駅バスターミナル⑥のりば】
JR帯広駅北口前に広がるバスターミナル「おびくる」の建物正面が、6番のりばになります。
【帯広競馬場前】
帯広競馬場の直ぐ目の前にあります。迷うことはないでしょう。
【柏林台南町2丁目】
競馬場通りの「ニトリ帯広店」真正面にあります。
【道の駅おとふけ】
音更町の「道の駅おとふけ」に隣接した「なつぞら公園」内にあります。
※【音更経由便】は
帯広駅バスターミナル→木野農協前→木野大通16丁目→木野大通11丁目→道の駅おとふけ
※【芽室経由便】は
帯広駅バスターミナル→国道西17条→国道西22条→芽室→御影→清水
と停車したのち、札幌に向かいます。
【降車地(直行便)はどこ?】
帯広からポテトライナーに乗車した場合、札幌市内のバスおりばは、
・地下鉄大谷地駅(音更・芽室経由便のみ)
・南郷18丁目(音更・芽室経由便のみ)
・時計台前(音更・芽室経由便のみ)
・北2条西3丁目(音更・芽室経由便のみ)
・札幌駅前(音更・芽室経由便と直行便で、降車地点が変わります)
・中央バス札幌ターミナル(直行便のみ)
です。
【地下鉄大谷地駅(音更・芽室経由便のみ)】
札幌市内への地下鉄駅直結。大変便利なバスターミナルです。
※音更・芽室経由便のみ「南郷18丁目」にも停まります。
【時計台前(音更・芽室経由便のみ)】
「大通公園」「さっぽろテレビ塔」「札幌市市役所」にいちばん近いバス停留所です。
【北2条西3丁目(音更・芽室経由便のみ)】
「札幌市時計台」には、ここが一番近い停留所になります。
【札幌駅前(音更・芽室経由便のみ)】
「赤れんが テラス前」の降車場です。直行便とは違う降り場になります。ご注意を!
【札幌駅前(直行便のみ)】
JR札幌駅から5分ほど離れた、ホクレンビル前が「直行便の札幌駅前」降り場となります。
※ただいま札幌駅前は、再開発工事に伴ってバスターミナルが分散され、とんでもなく使いにくい状況になっています。こちらの記事も参考にしてください。
【中央バス札幌ターミナル(直行便のみ)】
降りた目の前が「さっぽろテレビ塔」という好立地な場所にある「中央バス札幌ターミナル」です。
ポテトライナーの設備紹介
次に「ポテトライナー」の設備を詳しくご紹介します。(今回乗車したのは、北都交通の車両です。)
※乗車するバスによって特徴が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
◼︎手荷物
運行する各社の車両を問わず、大きな手荷物は乗車の際、バス下のトランクルームで預かってもらえます。
車内は通路側の座席上に棚がありますが、高さが無いため脱いだ衣類やおみやげ品を置く程度に使うと良いでしょう。
通路側の座席にはプライベートが保たれるよう、仕切りカーテンが用意されています。荷物置きにまとめられているカーテンを下ろして用います。
◼︎シート
座席は一人掛けの3列シートです。(使用する車両により、一部の仕様及び車内設備が異なる場合があります)
シートはホールド感のある、柔らかい座り心地のタイプでした。ヘッドレストはありません。
3点式のシートベルトは腰だけのシートベルトとは違い、安心感がありますね。
ドリンクホルダーは手元の邪魔にならないよう、前席のやや低い位置にあります。大型のフットレストは前席の座席下につま先が入りますので、思った以上に脚を伸ばせます。レッグレストも自分の好みに合わせて、角度を自由に調整できるタイプです。
各座席のアームレスト下側にあるリクライニングのレバーは座席の右側。オーディオサービスは廃止されていました。USB-Aタイプの電源設備が備え付けられていますので、移動中のスマホの充電も安心。
小さなカバンや手荷物を掛けることができるフックが装備されていて、これが地味に便利です。
テーブルはアームレストから跳ね上げるタイプでやや小ぶりですが、軽食をとるには十分なサイズ感でした。
◼︎お手洗い
お手洗いはバスの進行方向右側の中央部にあります。
少し階段を下った場所にあり、身長178センチメートルの私でもさほど窮屈さは感じませんでした。
◼︎その他設備
窓側頭上には読書灯と個別空調がありました。読書灯はトンネル区間の多い道東道を走行中、手元を明るくする際にたいへん役に立ちました。
ブランケットが荷物棚に準備されているのも嬉しいポイントです。
写真にはありませんが、フリーWi-Fiも完備されています。JRの特急列車「おおぞら」「とかち」には、電源やWi-Fi設備がないことを考えると、「ポテトライナー」での移動はとても便利ですね!
ポテトライナーに乗ってみた!
ここからは、高速バス「ポテトライナー」に実際に乗車した様子をお届けします。天気に恵まれた春の日差しの中、札幌に向けて乗車しました。
今回は「道の駅おとふけ」から「中央バス札幌ターミナル」までの直行便に乗車します。
内部は簡素なつくりながら真新しい待合室、トイレも有りたいへん快適です。自販機もあります。
帯広駅前を出たバスが、14:50に到着しました。14:55、定刻に出発です。平日の午後便でしたが、左右の窓際はほぼすべて埋まり、中央列にも数名の方が居るくらいの乗車率でした。
バスは「道の駅おとふけ」からすぐ先にある音更帯広インターチェンジから道東自動車道に入って、一気に札幌へと向かいます。
車窓からは十勝の広々とした大地が広がります。高速道路を走行するので揺れも少なく、たいへん気持ちの良い時間を過ごします。
1時間ほど走ったところで休憩ポイント「占冠(しむかっぷ)パーキングエリア」で10分ほど休憩があります。
トイレと自販機だけの簡易的なパーキングエリアですが春から夏にかけては出店もされていて、軽食を楽しむこともできます。
バスは日高山脈を貫く長いトンネルをいくつも抜けます。見える車窓は深い山々と変え、次第に石狩平野の町並みが見えてきます。千歳恵庭ジャンクションから道央自動車道に入る頃には、新千歳空港に降り立とうとする飛行機が見えてきました。
札幌北出口を降りた「ポテトライナー」は札幌の中心地へと入っていきます。快調に走ることができたため「札幌駅前(ホクレンビル前)」には予定時刻より30分早い、17:30に到着。半分ほどのお客さんはこちらで降りました。
帯広〜札幌間、203キロメートルを走りきった「ポテトライナー」は定刻より25分ほど早い17:38に終点の「中央バス札幌ターミナル」に到着しました。日暮れも遅くなり、まだ明るさの残る到着です。
帯広に到着後のおすすめグルメ・観光スポット3選
ここでは札幌から帯広駅に向けて旅をされる方に、着いたあとのおすすめグルメ・観光スポット3つをご紹介!ぜひ参考にしてみてください♩
◻︎「満寿屋(ますや)商店」
1950年創業の老舗ベーカリー「満寿屋商店」は、帯広市民に長く愛される“ソウルフード”的存在。市内近郊に7店舗を展開し、十勝産小麦100%を使ったパン作りにこだわる地産地消の名店です。
各店舗ごとにオリジナル商品があり、素材の味を活かしたやさしい美味しさが魅力。
・JR帯広駅構内の「エスタ帯広」西館1階に「トラントランますや」店
・「柏林台南町2丁目」バス停のすぐ近くには「ボヌールますや」店
・後述する「道の駅おとふけ」内に「みちます」店
があります。バス車内の軽食用にも、降りたあとにも。十勝の味をぜひ楽しんでください!
◎JR帯広駅構内「トラントランますや」の基本情報
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | エスタ帯広店に準じる |
Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/1bjCviudSpPN4Hc99 |
電話 | (0155)26-3296 |
公式サイト | https://www.masuyapan.com/ |
◻︎「カレーショップ インデアン」
1968年に第1号店が開店した歴史のある「カレーショップ インデアン」は、『“帯広で2番目においしい店”。1番は「家庭の味」』という想いがコンセプトにあります。地元の食卓に寄り添うカレーを提供し続けて、鍋を持ってルーを買いに来る地元の常連も珍しくありません。懐かしさと温もりが詰まった、まさに“十勝の味”です。
・「帯広駅バスターミナル」徒歩5分の「まちなか」店
・JR帯広駅構内の「エスタ帯広」西館1階にカウンター席だけの「エスタ帯広店」
・後述する「道の駅おとふけ」内に「なつぞら店」
があり、ここも外せません!
◎「カレーショップ インデアン まちなか店」の基本情報
営業時間 | 11:00~21:00(L.O 20:45) |
定休日 | 12月31日・1月1日 |
Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/1tHGbVs8yd4b3tEV7 |
電話 | (0155)20-1818 |
公式サイト | http://www.fujimori-kk.co.jp/indian/ |
◻︎「とかちむら」
帯広競馬場に隣接する「とかちむら」は、十勝の食と文化を満喫できる、観光交流の複合施設。地元食材を使ったレストランや特産品が並ぶ直売所、スイーツ店などが集まり、観光客にも地元民にも人気のスポットです。レースのある日は、ばんえい競馬観戦とあわせて楽しめます。
なかでも直売所「産直市場」は十勝の生産者が持ち寄る新鮮な野菜や畜産品、乳製品、加工食品やばんえい競馬グッズなどが豊富に揃う活気ある市場です。
◎「とかちむら」の基本情報
営業時間 | 産直市場は10:00~17:00(店舗により異なる) |
定休日 | 毎週水曜日(店舗独自の定休日あり) |
Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/8kTMnVvBHtvmVzpF7 |
電話 | (0155)66-6830 |
公式サイト | https://www.tokachi-mura.com/ |
北海道・道の駅人気No.1「道の駅おとふけ」へのアクセスもラクラク♩
2025年「北海道じゃらん 道の駅ランキング」で第1位に選ばれた「道の駅おとふけ なつぞらのふる里」。十勝の恵みを味わえるグルメや話題のスイーツ、地元産品が並ぶ注目スポットです。
先に紹介した「ますやパン」や「インデアンカレー」もテナントとして入っていて、さらに「ポテトライナー」の直行便と音更経由便は、道の駅に直行!まさに一挙両得!乗り換えなしでアクセスできる、旅にうれしい立ち寄りポイントです。
もちろん「ポテトライナー」で到着するだけではなく、この乗車レポにもあるように「道の駅おとふけ」から乗車することも可能です。
※「道の駅おとふけ」から帯広駅バスターミナルの往復は、拓殖バスの運行する「帯広空港連絡バス」でアクセスすることができます。(片道500円)時間は夏季・冬季によって変わりますので、拓殖バスホームページからご確認ください。
※空港連絡バスは、「とかち帯広空港」へ到着する飛行機に合わせて運行されるため、飛行機が遅れた際はバスも遅延します。ご注意ください。
◎「道の駅おとふけ なつぞらのふる里」の基本情報
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 年末年始 |
Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/Vtf2XBGeR8X1qAcP6 |
電話 | (0155)65-0822 |
公式サイト | https://michinoeki-otofuke.jp/
※農畜産物等販売所 なつぞら市場 |
高速バス「ポテトライナー」は観光にもビジネスにもちょうどいい!
札幌と帯広を約3時間半でスムーズに結び、人気の観光スポットや主要な地域から乗り降りできるなど、便利かつリーズナブルさが魅力のポテトライナー。
移動も旅の楽しみに変えてくれる、十勝旅の頼れる味方です。
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※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。