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白川郷や飛騨高山が有名な岐阜県
で・す・が、時期によっては、観光客でごった返している可能性も。
「せっかくの旅行、喧騒から離れてゆっくりしたい!」というあなたにおすすめなのが、今回ご紹介する岐阜市周辺を巡るコースです。織田信長のルーツを辿ったり、可愛いリスと触れ合ったり、絶景を眺めながら飛騨牛ランチをいただいたり。
この記事を見つけたあなただけの特別な旅に出かけましょう。
▼旅の概要はコチラ!(2025年7月時点)
出発地 : 東京都 渋谷区(バスタ新宿)
目的地 : 岐阜県 岐阜市(近鉄岐阜駅)
高速バス代: 片道6,700円
時間に余裕があれば、長良川鉄道で美濃市へ足を延ばすのもおすすめ!【後編】記事はこちら↓
岐阜といえば白川郷や飛騨高山が有名ですが、戦国の英雄・織田信長が天下統一の拠点とした「岐阜市」も忘れてはいけません!
金華山の山頂にそびえる岐阜城は、まさに街のシンボル。織田信長が「天下布武」を掲げたこの場所から見下ろす濃尾平野のパノラマは圧巻です。
ロープウェーで気軽に山頂まで行けるのも嬉しいポイント。
さあ、いつまでも「”岐阜”の漢字が書けない」なんて言っている場合ではありません!
今回の旅を機に岐阜市の魅力に気づき、岐阜の漢字を書けるようになりましょう!!
今回は、小田急ハイウェイバスが運行する夜行バス「新宿↔︎岐阜パピヨン号」に乗り「名鉄岐阜」まで向かいます。
深夜23:25、バスタ新宿C8のりばにバスが到着。
私は窓側・トイレ前の席を予約しました。(小声)この席はリクライニングをフル倒ししても迷惑がかからないのでおすすめです。
ところでこのシート、大きいしふっかふかで気持ちいいい!!
自称183cm、実際150cmの私は、身体を横に向けて寝ることもできました。
乗客の途中休憩はないので夜中に物音で起きることもなく、朝6:30に名鉄岐阜に到着。
夜行バスで寝れないタイプの人間ですが、今回はかなり質の高い睡眠ができました。
運転手さん、安全運転ありがとうございました!
新宿⇔岐阜パピヨン号の
↓パピヨン号の解説記事もチェックしてね↓
夜行バスで一番気になるのが”身支度どうする”問題。
それを解決してくれるのが、パピヨン号降車地から徒歩約5分(名鉄岐阜駅から徒歩約1分、JR岐阜駅からは徒歩約5分)の好立地にある、コミック&インターネットカフェ「Loop」です。
ビルの5階にあり、受付で身分証を提示・会員登録してから入場します。
店内は木目調のおしゃれな雰囲気。ネットカフェ特有の薄暗さがないので、女性でも安心して利用することができます。(あと店員さんが優しい。)
リクライニングタイプとフラットタイプの席がありますが、迷わずフラットタイプを選びゴロリ。しばし身体の疲れを解き放ちます。
3時間以上利用する場合はお得なパックがあるほか、シャワールームも有料レンタルできるので、朝の身支度を整えるのにもうってつけ!
シャワーを借りなくても広いお手洗いで洗顔等ができるので、面倒くさがりな私にはとても助かりました♩
◎コミック&インターネットカフェ「Loop」の基本情報
営業時間 | 24時間 |
定休日 | なし |
Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/h5476bfmPWXbd8Jx7 |
電話 | 058-265-0210 |
公式サイト | https://loop.team-company.jp/ |
身支度を済ませたら、岐阜城へ参りましょう!
ネットカフェ「Loop」を出てすぐの場所に『岐阜公園・岐阜城』行きの4番バスのりばがあるので、そこで待ちます。
この辺りはかなり多くのバスが走っているので「どれに乗ればいいか」とドキドキしますが、「N32〜N85」と書いてあるバスならそれでも岐阜城に行けるそう。(すごい!)
と、その前に、大きい荷物がある方は、コインロッカーに預けておきましょう。4番のりばから道を挟んで向かい側にある「名鉄岐阜駅」に置いておくのが便利です。
『岐阜公園・岐阜城』で下車。横断歩道を渡るとまず見えてくるのが「岐阜城楽市」です。岐阜らしさにこだわったギフトショップやグルメショップが11店舗並んでいます。
「現代版・楽市楽座」をイメージしているとのことで、戦国時代にタイムスリップした気持ちが味わえてニンマリ。ここを武士たちが歩いていたのですね。
説明しよう!「楽市楽座」とは?
戦国時代から安土桃山時代にかけて、戦国大名が領地の経済を活性化させるために行った商業政策。「楽市」は関所の撤廃や税を免除して商売の自由を広げることで市場の活性化を、「楽座」はそれまで商人が結成していた組合である「座」による独占を廃止し、誰もが自由に商売できるようにした。
織田信長が安土城下で行った楽市楽座が有名で、これにより経済が活発化し、城下町の繁栄につながったと言われている。
◎「岐阜城楽市」の基本情報
営業時間 | ショップにより異なります。 詳しくはこちら |
定休日 | ショップにより異なります。 詳しくはこちら |
Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/pnhRoeS2d6dYNnsF9 |
電話 | ショップにより異なります。 詳しくはこちら |
公式サイト | https://meitetsu-pm.co.jp/gifujo-rakuichi/ |
ところでみなさん、先ほどの写真に岐阜城が映っていたのをお気づきでしょうか?
ココーーーーーーーー!
織田信長が天下統一の拠点とした岐阜城は、なんと標高329mの金華山山頂にそびえ立っているのです。
「山頂のお城なんて大変そう……」と思うかもしれませんが、ご安心を。ふもとの岐阜公園から金華山ロープウェーに乗れば、約4分で山頂駅に到着。
窓の外に広がる景色を楽しみながら、あっという間に天空の城へとアクセスできます。
◎「金華山ロープウェー」の基本情報
営業時間 | 期間より異なります。 詳しくはこちら |
定休日 | なし ※不定期でメンテナンス期間あり |
Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/qkbXayZjwfDqhMEW6 |
電話 | 058-262-6784 |
公式サイト | https://www.kinkazan.co.jp/ |
山頂駅に降り立ちしばらく歩くと、岐阜城への入り口が見えてきます。
道は歩きやすいように整備されていますが、階段が多いので、歩きやすい靴と服装で来てくださいね。
さあ、岐阜城が見えてきました!なんと凛とした佇まい……!!圧巻です。
大人たったの200円で城内に入ることができます。3階までが資料館、最上階の4階が展望台になっています。
資料館では、信長の天下取りストーリーをパネルやジオラマで見ることができるほか、武具や書状が展示されています。教科書で学んだ歴史上の人物が、一人の人間としてリアルに感じられる。この感覚こそ、資料館を訪れる醍醐味ですよね。
ちなみに、誰もが知る”あの肖像画”も展示されていますよ。撮影禁止なので肉眼でしっかり見てきましたが、自分でもびっくりするほど鳥肌が立ちました……!!!
階段を上り、最上階の景色がこちら。
眼下に広がる濃尾平野を眺めながら、天下を夢見た信長の野心とスケールの大きさを肌で感じることができます。
形は違えど、当時と同じ景色を、同じ場所から見ていると思うと、しびれますねえええ〜〜〜!!!
◎「岐阜城」の基本情報
開館時間 | 3月16日~10月16日 9:30~17:30※ 10月17日~3月15日 9:30~16:30※ ※元旦のみ開館6:30〜 ※閉館15分前までに入城してください ※ロープウェー山頂駅から岐阜城天守閣まで徒歩約8分ほど時間がかかります。ご注意ください。 |
定休日 | なし |
Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/VsFoTgZwmEoJS6MD7 |
電話 | 058-263-4853 |
公式サイト | https://www.city.gifu.lg.jp/kankoubunka/kankou/1013051/1005097/1005098.html |
岐阜城を出て山頂駅近くまで戻ってきました。朝から活動してお腹が空いたので、レストラン「ル・ポン・ドゥ・シェル」でランチタイムです♩
岐阜市のB級グルメや美濃ヘルシーポークを使用した味噌カツ定食、飛騨高山ラーメンなど、ご当地料理がたくさん!どれにしようか迷ってしまいます。
筆者がおすすめするのはやっぱり「飛騨牛」!!
A5ランクの赤身肉を使用しているにも関わらず、2,000円台というお安さ!だからと言ってケチった量ではなく笑、食べきれないほどたくさんのお肉が並んでいます。
窓の外に広がる景色を見ながら頬張る焼肉弁当、最高。
この日は真夏日だったので「抹茶ビール 信長のおもてなし」も追加。
信長の人生を味わうような、ほろ苦くもスッキリとした味わい。歴史ロマンに浸りながら、美味しくいただきました。
◎「展望レストラン ル・ポン・ドゥ・シェル」の基本情報
開館時間 | 10:00~17:00/8:00~21:30 (お食事11:00~16:00/18:00~20:30) |
定休日 | なし |
Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/uiySgZTxLgwq9H298 |
電話 | 058-262-6784 (金華山ロープウェー) |
公式サイト | https://www.kinkazan.co.jp/pages/restaurant |
魅力いっぱいの金華山で最後にやってきたのは「ぎふ金華山リス村」。こちらも山頂駅のすぐそばにあります。
※ロープウェーの往復きっぷを見せると100円割引になるので、忘れずにご提示くださいね!
はい、かわいい。
なんかもうありがとうございます、秒で癒されました。
金華山リス村の魅力は、なんといってもこの距離の近さ!扉を開けて中に入るとそこは、タイワンリスたちが自由に暮らす楽園でございます。
4歳以上の人間はエサやり体験を無料で行うことができます。スタッフさんがエサを乗せてくれた途端、リスたちが腕に飛び乗ってきたので、思わず「うぉっほっほっほ」と声が漏れました。幸せです。
時間を忘れて愛くるしい姿に夢中になってしまいました。
◎「ぎふ金華山リス村」の基本情報
開館時間 | 9:30~16:30 (最終入村16:15) |
定休日 | なし |
Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/mhfZ8NiU4SvF6ybv5 |
電話 | 058-262-6784 (金華山ロープウェー) |
公式サイト | https://www.kinkazan.co.jp/pages/squirrel_village |
さて、ロープウェーで金華山のふもとまで戻ってきました。
岐阜駅へ戻る前にぜひ、ぜひ、ぜひ見ていってほしいのが売店です。
こちらを笑わせにかかっているようなお土産が多く、一人でニヤニヤしてしまいました。ここでしか手に入らないグッズもたくさんあるそうなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
◎「金華山ロープウェー 売店」の基本情報
開館時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | なし(ロープウェー整備運休日は休業) |
Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/VoeV7sSow7mrzFrw6 |
電話 | 058-262-6784 (金華山ロープウェー) |
公式サイト | https://www.kinkazan.co.jp/pages/store |
今回は新宿からパピヨン号に乗って、岐阜市を旅する様子をお届けしました。
戦国の英雄・織田信長が天下統一の拠点とした岐阜市は、歴史ロマンと自然が融合する、魅力あふれる観光地です。ご紹介しきれませんでしたが、長良川の鵜飼やレトロな街並みの川原町も岐阜市にあります。
夜行バスならよりお得に観光を楽しめるので、ぜひ一度乗車してみてはいかがでしょうか?
\ 新宿⇔岐阜パピヨン号の /
時間に余裕があれば、絶景ローカル線”長良川鉄道”で美濃市へ足を延ばすのもおすすめ!【後編】記事はこちらから↓
酒と自然をこよなく愛するトラベルライター。(※育児中のため禁酒を強いられている。)バスレポでは「非日常体験」をテーマに執筆中。取材先で優しくされると涙が出てしまう性格。もっともっと高速バスの魅力を届けたい!