行く前に知っておきたい!【熊本城】の魅力ポイント7つ

熊本城
日本三名城の一つである「熊本城」。興味はあるけど、実際に行っても、どのように楽しめばいいか分からない方も多いのではないでしょうか?今回は、知っておいたら当日もっと楽しめる「熊本城の魅力ポイント」を7つお伝えします。ぜひ参考にしてくださいね。

「熊本城」周辺の巡りかた

熊本駅

本題に入る前に、「熊本城周辺の巡りかた」について解説します。
結論、【移動手段は市電・市バスが便利】です!以下で2つの巡りかたをご紹介します。

  1. 『わくわく1dayパス』
    熊本市内の適用範囲内であれば、路線バス・市電・電鉄電車が1日乗り放題になるお得なバスです。「区間指定1」だと700円、「区間指定2」は900円。「熊本県内版(2000円)」もあります。1日で多くの場所を周る予定の方や、熊本城以外の観光も検討している方におすすめです!詳しくはHPをご覧ください。→わくわく1dayパスの詳細はこちら
  2. 熊本城周遊バス『しろめぐりん』
    熊本駅をスタートとして、熊本城周辺の観光地を結ぶ周遊バスです。20分から30分間隔で運行しており、運賃は1回160円とお手頃。どこで乗っても、どこで降りても同じ値段です。「観光施設の割引付き1日乗車券(400円)」もあります。熊本城観光に集中したい方にはコチラがおすすめです!詳しくはHPをご覧ください。→熊本城周遊バス『しろめぐりん』

熊本城の魅力ポイントをご紹介!

お待たせしました。それではさっそく熊本城の魅力ポイントを7つご紹介していきます。よーく読んで、当日はいい時間を過ごしてくださいね。

熊本城の魅力① 今しか見られない姿

熊本城

平成28年(2016年)、最大震度7の熊本地震により、熊本城は、瓦の落下や石垣の崩壊などの被害を受けました。復旧工事を経て、令和3年(2021年)春に天守閣の復旧が完了しましたが、一部石垣は今も損傷した状態にあり、地震被害の大きさが伺えます。

しかし、そんな至難を乗り越えつつある熊本城の「今の姿」を見ることができるのも魅力の一つです。西南戦争においては、西郷隆盛率いる薩摩軍の猛攻にも耐え「難攻不落の堅城」としても語り継がれている熊本城は、きっとこの先も、我々に勇気を与えてくれるでしょう。

◎熊本城の基本情報

営業時間 9:00~17:00
住所 熊本県熊本市中央区本丸3 
電話番号 096‐223‐5011
料金  高校生以上 800円 

小中学生 300円

公式サイト 熊本城の詳細はこちら

熊本城の魅力② 美しい石垣にご注目!

熊本城

加藤清正によって築城された熊本城。その大きな見どころは、「武者返し」と呼ばれる反りのある高い石垣です。この巧みな築城技術から、熊本城は日本三名城の一つとされているんですよ。

熊本城の魅力③ 内部が見られる

天守閣内部では、加藤時代から現代までの熊本城の歴史を辿ることができる展示がされています。盛りだくさんの内容ため、時間を忘れてのめりこんでしまいます。最上階の6階は、展望フロアになっており、熊本の市街地を一望することができます!

熊本城※6階からの風景

階数ごとにどんな展示があるのかお伝えします。

  • 1階 加藤時代
    1階フロアでは、「加藤清正」が肥後北半国の領主として熊本城に入ったところから、忠広時代までを紹介しています。天守閣の構造やデザインを模型や展示から知ることが出来ます。
  • 2階 細川時代
    1632年、加藤家が改易され、細川忠利が熊本藩主となりました。ここから細川時代が始まります。細川家が入城してからの、城の修繕や城下の拡張、維持管理について模型や映像で解説されています。また、細川氏は藩校「時習館」を二の丸に開校したことでも有名です。※ちなみに「改易」って?
    改易の意味は時代によって異なりますが、江戸時代における改易とは、大名の領地や身分を幕府が取り上げ、家を断絶させることを意味します。加藤家は幕府から警戒されたため、改易を命ぜられ肥後熊本藩を失いました。
  • 3階 近代
    3階から近代に入ります。軍の施設となっていく熊本城。その背景や歴史が解説されています。西南戦争で焼失した天守の様子や、修理の様子なども紹介しています。
  • 4階 現代
    4階では、熊本城の今を紹介しています。天守閣被災状況再現模型の展示や、復興城主デジタ芳名板などがあります。5階は、6階へと続く通路になっており、6階は展望フロアです。

このように、天守閣内部は盛沢山な展示や解説があります!1日で全フロアじっくり見て回ると何時間でも過ぎてしまうので、何度も訪れたくなりますよ♩

熊本城の魅力④ 特別見学通路で工事の様子を見る

熊本城※特別見学通路から見た熊本城

「特別見学通路」は2020年春にできた見学通路で、きれいに舗装されており歩きやすいです。この通路からは、熊本城の被災状況や工事の様子を間近で見る事ができます。

熊本城の魅力⑤ 本丸御殿大広間(闇り通路)で地下見学

熊本城

ここは熊本城地下にある通路です。昼間でも暗いため、「闇(くらが)り通路」と呼ばれています。地下通路を見ることが出来るのは全国的にも珍しいため、熊本城の名所の一つとなっています。

熊本城の魅力⑥ 熊本城ミュージアムわくわく座でワクワク体験♩

熊本城

熊本城にまつわる歴史や文化を映像や展示物から楽しく学ぶことができる施設です。偉人クイズや記念撮影のスポットも用意されており、子どもから大人までワクワクできます!

例えばこんなことができます!

  • 熊本城被災・復旧プロジェクションマッピング
    熊本地震における熊本城の被災状況と復旧イメージを模型に放映し、熊本城の今を音と映像で発信しています。当時のリアルな崩壊の様子等を知ることができます。
  • 熊本城VR
    熊本城の歴史や被災前の姿をVRを活用しながら、寸劇も行っています。大スクリーンの圧倒的な迫力のVRは子どもだけでなく大人も楽しめます。
  • なりきり体験
    忍者や町娘、旅人、侍など様々な衣装を着て記念撮影をすることができます。衣装を着たまま、館外を散策することもできます。

◎熊本城ミュージアムわくわく座の基本情報

営業時間 9:00~17:30 (入館は17:00まで)
住所 熊本県熊本市中央区二の丸1-1-1
電話番号 096‐288‐5600
料金  大人 300円(熊本城とセットだと850円)

子ども100円(熊本城とセットだと400円)

公式サイト 熊本城ミュージアムわくわく座の詳細はこちら

熊本城の魅力⑦ 「桜の馬場 城彩苑」でお土産&お食事タイム

熊本城

「桜の馬場 城彩苑」は、城下町の家屋を再現した飲食店やおみやげ処が立ち並ぶ複合施設。入るとすぐに、可愛いくまモンが出迎えてくれます。バッチリ記念撮影をしたら、お買い物を楽しんでください。熊本城グッズや熊本の銘酒、お茶、蒲鉾など、熊本の名物が手に入ります。熊本名物「いきなり団子」や「肥後鍔(ひごつば)」を食べながら休憩するのも忘れずに。

※ちなみに先ほど紹介した「熊本城ミュージアム わくわく座」は、このなかに位置しています

◎桜の馬場 城彩苑の基本情報

営業時間 お土産処  9:00~19:00(12月~2月は18:00まで)

お食事処 11:00~19:00※土日祝前日は20:00まで。

住所 熊本県熊本市中央区二の丸1番1-2号
電話番号 096-288-5577
料金など 店によって異なります
公式サイト 桜の馬場 城彩苑の詳細はこちら

熊本城には知っておきたい魅力が盛りだくさん!

熊本城

熊本城には、知っておきたい魅力がたくさんあります。現地で知るのもいいですが、言われないと気付かないような魅力もありますから、今回お伝えしたポイントを参考に、楽しんでください。

関西圏から熊本へのアクセスは高速バスでも可能。下記路線も参考にしてみてくださいね。

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※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。
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※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております。

ライター

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ずんちゃん

喫茶店と猫と自然をこよなく愛するトラベルライター。バスレポ取材時の必須アイテムは「酔い止め」と「いも恋」。優しい運転手さんに出会えるとやる気がみなぎる。もっともっとバスの魅力を届けたい!

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