仙台ー秋田を結ぶ高速バス「仙秋号」で週末旅へ!秋田駅周辺の観光スポットをご紹介
目次
高速バスで秋田へ
仙台から秋田へは高速バスで約3時間30分。日帰りは体力的に厳しいかもしれませんが、週末旅ならほどよい距離ですね。ここからは高速バスでの移動や秋田での旅の様子を時系列でお届けします!
17:00 高速バス乗り場のある「広瀬通40番」へ
秋田へ向かう高速バス乗り場は仙台駅西口から歩いて約5分のところにあります。はじめて仙台から高速バスに乗る方に向けて、乗り場までの道順をご紹介します!
西口を出たら「LEBEN」の看板がある建物を正面にまっすぐ進み、突き当りを右に曲がります。
次は「PARCO」を右手にしばらく直進。1分ほど歩くと地上に降りる階段があるので降りたら、再びまっすぐ進みます。
道なりに2分ほど歩いたところの突き当りを左に曲がると、上の写真の太い柱があります。この柱を通り過ぎ、20秒ほど歩を進めるとバス乗り場に到着です。
「40」と書かれた赤い看板が「広瀬通40番」乗り場の目印です。駅から乗り場までは少し歩きますが、すぐそばに休憩できるバスセンターがあります。バスが来るまで休憩しましょう〜。
17:05 「宮交仙台高速バスセンター」で休憩
こちらが乗り場のすぐ後ろにある「宮交仙台高速バスセンター」です。
入って右手にはきっぷうりばと券売機があります。時間によっては混みあうようですが、平日の17時過ぎ頃は空いていました。また、バスセンター内にはお手洗い、30〜40人ほど座れる椅子、自動販売機など、必要なものが揃っています。
待合室にはコインロッカーも設置されていました。バスが来るまで近くのカフェに行ったり、散歩したりしたい方はこちらを利用すれば身軽に移動できますね。
バスセンターの左隣りにはローソンもあります。
◎「ローソン 仙台高速バスセンター店」の基本情報
営業時間 | 24時間 |
住所 | 宮城県仙台市青葉区中央1‐6‐35 |
電話番号 | 022-224-8863 |
17:30 高速バス「仙秋号」 乗車
今回乗る秋田中央交通の「仙秋号」は仙台-秋田を結ぶ高速バス。往復する予定であれば、片道のきっぷを購入するよりも往復で購入したほうが大人は800円、小人は400円オトクなので、覚えておきましょう!
【仙秋号ー運賃表】
片道運賃 | 往復乗車券 | |
大人 | 4,500円 | 8,200円 |
小人 | 2,250円 | 4,100円 |
バスの入口には感染症対策のアルコールが設置されています。
座席は4列シート。クッション性のあるシートで長時間のバス旅でもゆっくりできそうです。
さらに、フットレストもあるので靴を脱いでくつろぐこともできます。
【バスの詳細】
・化粧室あり
・Wi-Fiあり
・コンセントあり
・洋服掛けあり
・車椅子・ベビーカーの持ち込み可能
20:50 秋田駅東口 到着
仙台駅から約3時間30分で秋田駅に到着。途中、「北上金ケ崎PA」で15分ほどの休憩があるので、しっかりリフレッシュできました。この日はすでに遅い時間だったのでホテルに直行し、明日の秋田駅周辺での観光に向けてゆっくり休むことにします。
秋田駅周辺には歩いて行ける観光地がたくさん!
秋田駅の周辺には歩いていける観光地がたくさんあるということで、今回は秋田駅から徒歩圏内で行ける場所を選びました!
10:00 秋田市立赤れんが郷土館
朝ごはんをホテルで済ませ、はじめに向かったのは、国の重要文化財にも指定されている「秋田市立赤れんが郷土館」。ここは明治42年(1912年)に旧秋田銀行本店本館として建てられた洋風建築の建物です。場所は秋田駅から15分ほど歩いたところにあります。外壁の1階部分はタイル、2階部分はレンガでできていて、太陽の光が赤と白のコントラストを照らし、とてもきれいです。
さっそく中に入り、上を見上げると、不思議で素敵なデザインの照明が目に入ってきました。その他、天井のデザインなどさまざまな部分で欧州の文化が取り入れられています。
館内には建物が建てられた当時の様子がわかる写真や資料が飾られていて、とても興味深く観覧しました。
「赤れんが郷土館」の建つこの地は地盤が柔らかかったことから、入念な基礎工事がされていてこれまでの大地震にもびくともしなかったそうです。また、2階には人間国宝の認定を受けている関谷四郎さんの、金属を接合させる「接合せ(はぎあわせ)」の技法が取り入れられた作品が飾られたスペースもありました。
◎秋田市立赤れんが郷土館基本情報
観覧時間 | 9:30〜16:30 |
休館日 | 年末年始(12月29日〜1月3日)、展示替期間等 |
観覧料 | 大人210円、高校生以下無料 |
住所 | 〒010-0921 秋田県秋田市大町3丁目3−21 |
電話番号 | 018-864-6851 |
公式サイト | https://www.city.akita.lg.jp/kanko/kanrenshisetsu/1003617/index.html |
11:00 秋田県立美術館
続いて向かったのは世界的建築家・安藤忠雄さんが設計した建物としても知られている「秋田県立美術館」。「赤れんが郷土館」から歩いて約7分のところにあります。コンクリートの外壁がとてもシックな雰囲気です。「秋田県立美術館」では秋田市の資産家である平野政吉が収集した美術品のコレクションを常設展示し、その他さまざまな特別展が年間を通して開催されています。
館内に入るとすぐ目の前には螺旋階段があったり、天井には三角に縁取られた作品があったり。至る所にデザインが施されていて見ているだけでワクワクしました。
2階はラウンジになっていて、カフェが併設されています。
窓ガラス越しにきれいな水面と「千秋公園」の木々を見ながら、ドリンクとスイーツをいただけば間違いなく最高の時間ですね。
ラウンジ内にはお土産にピッタリな秋田の伝統工芸品が販売されているスペースもありました。
◎秋田県立美術館の基本情報
開館時間 | 10:00〜18:00 |
休館日 | 不定休 |
観覧料 | (特別展が開催されていないときの観覧料)
大人 310円 /大学生 280円/ 高校生以下 無料 ※特別展が開催されている場合は観覧料が異なる場合があります。 |
住所 | 〒010-0001 秋田県秋田市中通一丁目4-2 |
電話番号 | 018-853-8686 |
公式サイト | https://www.akita-museum-of-art.jp/index.htm |
12:00 千秋公園
続いてやって来たのは「秋田県立美術館」のラウンジから見えていた「千秋公園」です。美術館からは歩いて約5分ほどかかりました。「千秋公園」は1603年に初代秋田藩主・佐竹義宣が築城した「久保田城跡」が整備され、公園になったんだとか。
写真左手は秋田県グッズやソフトクリームなどを販売する売店、右手にあるのは秋田犬を見られたり記念写真を撮れたりする「秋田犬ふれあい処in千秋公園」です。この日は公園に小学生が遠足に来ていて、芝生の上にシートを引きお弁当を食べている姿がなんとも微笑ましかったです。
園内には資料館や文献資料や発掘調査の成果をもとに再建された門などがあり、歴史が好きな人はきっと楽しめると思います!
園内を歩き、どこかで休憩をしようと思っていたら「ふわりずむ千秋〜松下茶寮〜」というカフェを発見。気になったので入ってみることにしました。
ピザトーストやかき氷など幅広いメニューの中から選んだのはチリソースがのったホットドックとアイスコーヒー。ピリッと辛いソースがジューシーなソーセージと合わさってとても美味しかったです!
◎「千秋公園」の基本情報
開園時間 | 終日開放 |
休業日 | なし |
住所 | 〒010-0876 秋田県秋田市千秋公園1-1 |
電話番号 | 018-888-5602 |
入場料金 | 大人 570円 高校生 410円 小・中学生 210円 |
公式サイト | https://www.city.akita.lg.jp/kurashi/doro-koen/1003685/1007159/index.html |
◎「ふわりずむ千秋〜松下茶寮〜」の基本情報
営業時間 | 11:00〜18:00 |
定休日 | 不定期(SNSでご確認ください) |
住所 | 〒010-0876 秋田県秋田市千秋公園1-3 |
SNS | https://www.instagram.com/fuwarizumu.akita/?hl=ja |
13:30 秋田市民市場
旅行では観光地に行くのもいいですが、その土地に住まわれている人たちの日常を感じられる場所にいくのもいいですよね。ということで、調べてみると「秋田市民市場」というところがあるらしいので行ってみることに。
こちらの市場は秋田駅から徒歩6分ほどのところにあります。市場の中には新鮮な魚介類のほか野菜や果物が売られていて、多くの人でにぎわっていました。お店の方の「いらっしゃいませ〜!」の元気な声がとても印象的で、市場の雰囲気を味わうことができ楽しかったです。
市場の中で販売されている魚介類はお店の方にお願いすれば、切ったり、焼いたりしてくれて、その場で食べられます。これぞ市場の醍醐味ですね!
「千秋公園」でかなり歩いたからか、ホットドックを食べたのにまだお腹が空いています。お寿司屋さんを見つけたので入ることにしました。メニューを見るとお寿司とエビが入った味噌汁のランチセットがなんと700円。迷わずそのランチセットを注文しました。
日本海でとれた新鮮な魚介と味噌汁が疲れた体に染み渡り、次の目的地へ向かう力をチャージすることができました。ローカルな空気を感じることができる「秋田市民市場」、ぜひ行ってみてください!
◎秋田市民市場の基本情報
開館時間 | 5:00〜18:00 |
定休日 | 日曜日 |
住所 | 〒010-0001 秋田県秋田市中通四丁目7番35号 |
電話番号 | 018-833-1855 |
公式サイト | http://www.akitashiminichiba.com/ |
◎市場 いちばん寿司の基本情報
営業時間 | 11:00~21:00 |
定休日 | なし |
住所 | 〒010-0001 秋田県秋田市中通四丁目7番35号 |
電話番号 | 018-884-1844 |
14:30 ナガハマコーヒー
観光する予定だった場所を回り終わり、秋田駅に戻ってきました。帰りの新幹線まではもう少し時間があります。どうしようかと考えた結果、近くのカフェでゆっくりすることにしました。やって来たのは秋田駅西口を出てすぐのところにある「ナガハマコーヒー」。秋田県に9店舗、岩手県に1店舗を展開するカフェです。
店内にはコーヒーメーカーや自社で焙煎したこだわりのコーヒー豆などが置いてあり、コーヒーが大好きな筆者はとてもワクワクしました!
コンセントのある席もあったり、喫煙ルームもあったり。とても設備が充実しているので、バスの待ち時間に利用するのにもピッタリですね。
スイーツがとても充実していてどれにしようかすごく迷います…。
悩んだ結果、注文したのはチーズケーキ。添えてあるクリームもケーキも程よい甘さでとても美味しかったです。秋田駅に来る際はぜひ「ナガハマコーヒー」へ行ってみてはいかがでしょうか?
◎ナガハマコーヒー 秋田駅前店の基本情報
開館時間 | 平日 10:00~19:00(ラストオーダー閉店30分前)
土日 8:00〜19:00(ラストオーダー閉店30分前) |
定休日 | なし |
住所 | 〒010-0874 秋田市千秋久保田町4-2 秋田オーパ1F |
電話番号 | 018-825-7051 |
終わりに
以上、秋田での週末旅のレポートをお届けしました。いかがだったでしょうか?お仕事をされている方はなかなか長期の休みをとるのが難しいので、秋田のように駅の周辺に観光地がある場所は旅行に最適ですよね。今回は駅周辺の観光地を訪れましたが、時間に余裕のある方は「男鹿のナマハゲ」で有名な男鹿市や日本一深い湖があることで知られる仙北市まで足を伸ばしてみてもいいかもしれません!
「仙秋号」のご予約はこちら
今回の記事で紹介した高速バス「仙秋号」は、発車オーライネットから予約が可能です。どうぞご活用ください。
※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。※バス車両撮影時には、十分に配慮して撮影を行っております