【奈良・女子旅】女友達と行くと楽しい「ならまち」のお店4つをご紹介
目次
▼「ならまち」とは
「ならまち」とは、奈良県奈良市の伝統的街並みを今も残す地域のこと。江戸時代から昭和初期に建てられた町家が並び、古都ならではの雰囲気を存分に楽しむことができるエリアです。現在ではその町家の趣を活かしてリノベーションされた食事処やカフェ、雑貨屋さんなどが軒を連ねています。
そうめんのイメージが180度変わる!「そうめん処 スルスル」
「そうめん処 スルスル」は、ならまちの町家をリノベーションした風情あるお店です。
看板メニューの「鯛だしそうめん」を注文しました。つゆには鯛のうまみがぎゅっと濃縮され、濃厚さもあるのに上品ですっきりとしています。レンコンや輪切りのレモンがアクセントになっており、一瞬たりとも飽きません。
そうめんの素朴な味わいを活かすために、つゆは濃すぎないようにしているのだそうです。試作を重ねた結果、化学調味料を一切使わず、鯛とお野菜で作りだしたシンプルなレシピにたどり着いたのだとか。
店内もおしゃれなのにどこか落ち着ける空間です。お座敷にはちゃぶ台と座布団が並びます。
店主の竹田さんは、奈良県外のご出身だそうですが、奈良に来て三輪そうめんのおいしさに感動、当時奈良市内にそうめん専門店がなかったこともあり開店を決意されたのだとか。
ほかのそうめんもおいしそう!そうめんといえば”麺つゆ”のイメージがありますが、その概念を覆してくれるお店です。土日祝は予約制なので、あらかじめ下記サイトからの予約をしていきましょう。
◎そうめん処スルスルの基本情報
営業時間 | 平日 11:30〜15:30(LO.14:30) 土日祝 11:00〜15:30(LO.14:30 |
定休日 | 基本的に月火(※公式Instagramで確認) |
住所 | 奈良県奈良市元興寺町19 |
公式サイト (予約フォーム) |
そうめん処スルスルの予約はこちら |
公式Instagram | そうめん処スルスルのInstagramはこちら |
靴下の街でつくられる上質な靴下「奈良の靴下 糸季(しき)」
「奈良の靴下 糸季(しき)」は、天然素材やオーガニックコットンを使用した靴下のお店です。靴下の町として知られる奈良県の広陵町にある工場の直営店なのだそうです。実は、奈良県は靴下の生産量が日本一なのです。
店頭には人間の靴下だけでなくペットボトルやアイスコーヒーのための靴下まで。冷たい飲み物をおいてもテーブルのうえがべたべたにならずに済みますね。愛くるしい鹿の柄だと奈良らしさもあり、目に入るとなごむので、お土産にも喜ばれそうです。
素人目にも丁寧に作られていることが伝わってきます。靴下といえば”消耗品”というイメージもありますが、こちらの靴下は使い込むほどいい風合いを増していくのだとか。
◎「奈良の靴下 糸季」の基本情報
営業時間 | 10:00〜17:30 (12月〜3月は17:00まで) |
定休日 | 公式Instagramで確認 |
住所 | 奈良県奈良市高御門町18 |
公式サイト | 奈良の靴下 糸季の詳細はこちら |
公式Instagram | 奈良の靴下 糸季のInstagramはこちら |
日々の暮らしに長く愛せる器を。「器のお店 カウリ」
「器のお店 カウリ」は、シンプルな暮らしの道具を中心に揃えている雑貨屋さんです。「長く使えるものを」と集められた雑貨たちは、迎えた日から手になじみそうな味わい深いものばかり。
旅先で出会った器を暮らしのなかで使うと、楽しかった旅の思い出が生活に彩りをくれるんですよね。
作家さんの作られる器の扱いが多く、ときどき個展も開かれているのだそう。器好きの方は、Instagramをチェックしておくといいかもしれませんね。
◎カウリの基本情報
営業時間 | 11:00〜18:00 |
定休日 | Instagramにて確認 |
住所 | 奈良県奈良市鳴川町1番地 |
公式サイト | カウリの詳細はこちら |
公式Instagram | カウリのInstagramはこちら |
想いを大切に選ばれた品々「ならの実」
「ならまち」には雑貨屋さんが多数点在し、それぞれに個性的な品揃えなので、そぞろ歩きも楽しいです。地元の方に「特におすすめの雑貨屋さん」をお尋ねしたところ、最も名前があがる回数が多かったのが「ならの実」さんでした。期待を込めて向かうと…
たしかにこれは素敵なお店の予感です。
並べられた商品は、地場産業や手工業などで手をかけてつくられたものがメイン。作り手の方の想いが伝わってくるような、ストーリーがあるお品を扱っておられるのだそう。そのせいか、店内の雰囲気も洗練されたなかに温かみを感じます。
「作り手である生産者さまと、使い手であるお客さまをつなぐ場でありたい」と、オーナー。想いの詰まったお店でした。
一角には奈良らしいお品も。蚊帳の生地でつくられるふきんは、奈良の特産品です。とても丈夫で吸水性がよく、使い勝手に優れるのだそう。わたしはこちらを友人へのお土産に決めました。
◎ならの実の基本情報
営業時間 | 11:00〜18:00 |
定休日 | なし |
住所 | 奈良県奈良市鶴福院町13 |
公式サイト | ならの実の詳細はこちら |
公式Instagram | ならの実のInstagramはこちら |
▼ならまちの場所・アクセス
今回ご紹介したお店は、ならまちにあるたくさんの魅力的なお店のごく一部。「ならまち」と呼ばれるエリアは実はこんなに広いんです。
ならまちに電車でアクセスする場合の最寄り駅は「近鉄奈良駅」もしくは「JR奈良駅」です。「近鉄奈良駅」のほうが近いので、どちらもアクセスできる場合は「近鉄奈良駅」がおすすめです。近鉄奈良駅を出たら「ひがしむき商店街」を抜けて南に進むと「ならまち」のエリアにアクセスできます。
名古屋近郊にお住まいの皆さんに朗報!
ご存知でしたか?実は、「名古屋⇔近鉄奈良」はバスで一本なんです。新幹線を利用した場合の約半額、在来線を利用するより1時間短縮できます。以下、新幹線・電車(在来線)・高速バスを利用した場合の時間と費用を掲載しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
新幹線
名古屋=(JR新幹線)=京都=(近鉄線)=近鉄奈良
所要時間:1時間30分 5,940円(片道)
電車(在来線)
名古屋=(JR)=京都=(近鉄線)=近鉄奈良
所要時間:3時間30分 2,280円(片道)
高速バス
名鉄バスセンター(※)=近鉄奈良
所要時間:約2時間30分 2,700円(片道)
<行き>
7:40名鉄バスセンター発 → 10:10近鉄奈良駅着
<帰り>
15:10名鉄奈良駅発 →17:45名鉄バスセンター着
もしくは
19:25名鉄奈良駅発 →21:55名鉄バスセンター着
手元がおみやげでいっぱいになっても、バスなら名古屋まで乗り換えなし!寝ていれば名古屋に着くなんて最高ですよね。
※名鉄バスセンターは、名古屋駅すぐの名鉄百貨店(メンズ館)3・4階にあります。名鉄バスセンターについてはこちら
※2022年3月現在、週末を中心に特定日のみの運行です。事前に「発車オーライネット」で確認をおすすめします!発車オーライネットで名古屋⇔奈良の高速バスを調べる
▼やさしい時間が流れる奈良で女子旅を。
高速バス予約なら「発車オ~ライネット」へ
※本記事に掲載されている情報は、記事作成時点の情報となります。
最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、営業時間の変更や休業の可能性があります。
おでかけの際には公式サイト・公式SNS等でご確認ください。